明治大学出版会『ゲームする人類―新しいゲーム学の射程』『昭和...

明治大学出版会 『ゲームする人類―新しいゲーム学の射程』『昭和浅草映画地図』『美の日本―「もののあはれ」から「かわいい」まで』を刊行

明治大学出版会は最新刊として、中沢新一(明治大学研究・知財戦略機構特任教授)・遠藤雅伸(ゲームクリエイター、東京工芸大学芸術学部ゲーム学科教授)・中川大地(文筆家、編集者)著『ゲームする人類―新しいゲーム学の射程』を刊行します。全国の書店にて4月発売予定です。

また3月には、伊藤氏貴(明治大学文学部准教授)著『美の日本(にっぽん)―「もののあはれ」から「かわいい」まで』、中村実男(明治大学商学部教授)著『昭和浅草映画地図』を刊行し、全国の書店にて発売中です。  


『ゲームする人類―新しいゲーム学の射程』                  

文明の始まりにゲームがあった? 日本のゲームと世界のゲームはどう違う? 『アースダイバー』と『ポケモンGO』の共通点は? 人類史を見すえる思想家・中沢新一と、『ゼビウス』を生んだ天才ゲームクリエイター・遠藤雅伸、『現代ゲーム全史』を世に問うた気鋭のゲーム史家・中川大地が、ゲームデザインのもつ可能性と日本ゲームの独自性について語りつくします。


著者:中沢新一(明治大学研究・知財戦略機構特任教授)・遠藤雅伸(ゲームクリエイター、東京工芸大学芸術学部ゲーム学科教授)・中川大地(文筆家、編集者)

定価: 2,160円(税込) 発行: 明治大学出版会/発売: 丸善出版

(内容紹介):はじめに 中川大地/序章 ゲーム学の始まりに向けて 中沢新一/第1章  日本ゲームはいかに語られてきたか 中川大地/第2章 日本ゲームは何を表現してきたか  中川大地×遠藤雅伸+中沢新一/第3章  日本ゲームのオリジナリティ 遠藤雅伸×中川大地×中沢新一/第4章 ゲームの起源、ゲームの未来 中沢新一×中川大地  



『昭和浅草映画地図』

一年中観光客でごったがえす浅草の観音様や参道の仲見世。でも、ご存知でしたか。かつて浅草が東京一の盛り場で、尖端的な街だったことを……。本書では、「浅草という街」の変化する姿と知られざる歴史を、筆者が「風景の記憶装置」と考える「映画」を通して、丹念にたどってゆきます。映画鑑賞に新たな次元をもちこみ、大好評を博した『映画のなかのお茶の水』(小会既刊)の著者が放つ、失われた記憶と奇計に満ちた浅草映画攻略本!


著者: 中村 実男(明治大学 商学部教授)

定価: 2,700円(税込) 発行: 明治大学出版会/発売: 丸善出版

(内容紹介):序章 浅草という街/第1章  昭和戦前期の浅草映画/第2章 戦後復興期の浅草映画/第3章 高度成長期の浅草映画/第4章 昭和末期の浅草映画/第5章 浅草映画地図(1)浅草寺 とその周辺/第6章 浅草映画地図(2)六区と隅田川/むすび/浅草映画リスト/主要参考文献/索引  



『美の日本―「もののあはれ」から「かわいい」まで』

1862年のロンドン万博から昨今の「クールジャパン」に至るまで、日本は海外の国々に対して、「日本的なるもの」を売り物にしてきました。しかし、「日本的なるもの」の「美」とはいったい何なのでしょうか。その中に、時代を超える〈日本〉は見つかるのでしょうか。本書は、川端康成から大江健三郎に至る文学者たちが、岡倉天心が、本居宣長が〈日本〉から取り出した「美」を求め、「もののあはれ」から「かわいい」に至る概念を再検討します。


著者: 伊藤 氏貴(明治大学 文学部准教授)

定価: 2,484円(税込) 発行: 明治大学出版会/発売: 丸善出版

(内容紹介):はじめに――百五十年前のクールジャパン/序章 「日本美」の可能性/第1章 岡倉天心と「美の日本」――「日本美」の特徴と属性/第2章 「もののあはれ」――「日本美」の可能性と不可能性/第3章 本居宣長の「もののあはれ」と「やまとごころ」/第4章 幽玄・わび・さび――大西克礼と西洋的「日本美」/第5章 「いき」――九鬼周造と恋の美学/第6章 「かわいい」か「うつくしい」か――四方田犬彦と「日本美」の現在/終章 美しくあいまいな日本――川端康成と大江健三郎の〈日本〉  

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教育 書籍・雑誌 社会(国内)

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