北海道初　ゼロ・エネルギー・ビル『ZEB』竣工・内覧会のご案内

～再生可能エネルギーを導入し、年間の一次エネルギー消費量収支0を実現～

2018.03.20 09:30

株式会社アリガプランニング(本社：札幌市中央区、代表取締役：有我充人)は、新社屋に地中熱や太陽光発電を導入し、北海道では初となるゼロ・エネルギー・ビル『ZEB』を完成しました。竣工にあたり内覧会を開催します。みなさまのご来場を心よりお待ちしています。

アリガプランニングビル内観1

【背景】

地球温暖化は取り返しのつかない段階に入りつつあると云われており、COP21では地球の気温上昇を「2℃以下の目標」が採択されました。英国では2019年までに新築建築物のZEBが法制化され、日本もエネルギー基本計画(2014年4月閣議決定)において、

1 2020年までに新築公共建築物等でZEBを実現

2 2030年までに新築建築物の平均でZEBを実現とする政策目標が示される等、CO2の削減と共に

ZEBは世界の潮流となっています。このような中にあって2017年4月以降、延床面積2,000平方メートル以上の新築非住宅建築物は省エネルギー基準の適合義務化が始まり、省エネルギー基準に適合した建築物よりさらに進んだ環境建築の一つとして『ZEB』が注目されています。株式会社アリガプランニングでは、北海道では初となるゼロ・エネルギー・ビル『ZEB』を完成させ、地球温暖化防止とゼロエネルギーに貢献して参ります。

【アリガプランニング　ゼロ・エネルギー・ビル『ZEB』概要】

＜コンセプト＞

エネルギー消費の多い北海道でZEBを実現するにあたり、外皮断熱やLow-E真空ガラスの導入によって外皮性能の向上を図るほか、高効率設備やBEMSの導入、冷暖房システムでは地中熱や井水熱の再生エネルギーを利用することで、建物のエネルギー消費で大半を占める空調エネルギー消費量を大幅に削減します。さらに、太陽光発電設備の導入により、年間の一次エネルギー消費量を正味ゼロとします。

BEMSによってエネルギーの使用状況を的確に把握・評価し、実際の運用に活用してくことで、その効果を広く普及し、今後のZEB化推進を図ります。

尚、新社屋では道内初となる正味で100％以上の省エネルギー『ZEB』(106％)を達成しております。

※ZEBは、50％以上の省エネルギー(ZEB Ready)、75％以上の省エネルギー(Nearly ZEB)、100％

以上の省エネルギー(『ZEB』)の3種類があり、株式会社アリガプランニングでは道内初となる100％

以上の省エネルギー『ZEB』を達成したビルを完成させました。

新社屋には株式会社有我工業所札幌本店(ZEBプランナー)も入居し株式会社アリガプランニング(ZEBリーディング・オーナー)のグループ会社一体となり、新社屋をZEB建物展示場としてZEBの普及を進めて参ります。(※ZEB登録＝政府がZEBの普及促進を図るため定めた登録制度)

(ZEBプランナー登録)株式会社有我工業所全国42番目の登録