なぜあなたは恋愛で悩むのか、問題発見と解決へのプロセス/見知らぬミシル(@misiru)

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    2022年3月22日 18:00
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    「フォローすると自己肯定感が上がる」とツイッターで話題のミシルさんが、問題発見と解決のためのアプローチ法を伝授。多くの恋愛相談に乗ることで得られたメソッドは、「いつも恋愛がうまくいかない」と悩むあなたの考え方を根本から変えてくれます。

    恋愛で悩む人の最大の問題は「問いの立て方」にある

    恋愛で悩み続けてしまう人の最大の問題は、「問いの立て方」にあると僕は思っています。考えることの出発点は、問いを立てることにあります。

    悩み続けてしまう人の問いの立て方は、
    ・なぜ連絡がこないのか
    ・彼は脈ありなのかどうか
    ・彼は何を考えているのか
    ・どうすれば愛されるのか
    ・彼と復縁はできるのか
    ・彼は変わってくれるのか
    ・彼のことを信じてもいいのか
    ・彼はプロポーズしてくれるのか

    こういう質問をされると困りませんか? 「彼は何を考えているのか」と考えたところで、結局はわかりません。直接聞けないというところに問題があって、さらにいうと、聞いたところで解決はできないのです。
    つまり、この問いの立て方には、「答えがないと行動できない」という、他者依存的な考え方に問題があるのです。

    一方、悩み続けない人の問いの立て方は、
    ・なぜ私は連絡がこないだけで不安になってしまうのか
    ・私は彼に対してどう思っているのか
    ・なぜ私はそこまで愛されることにこだわっているのか
    ・どうすれば私は自分の魅力を高めることができるか
    ・なぜ私は彼に直接聞くことができないのか
    ・なぜ私は振り向いてくれない人に執着しているのか
    ・どうすれば私は彼に気持ちを伝えることができるか
    ・なぜ私は彼を信じることができないのか
    ・どうやって彼に結婚の意思を伝えればいいか

    こちらの問いは、「自分が行動する」ことに焦点が当たっています。主語が「私」なんですね。一時的に悩むかもしれないけど、悩み続けるということはありません。一方、悩み続けてしまう人の問いの主語は「彼」。
    主語の設定を変えるだけで、問いがいい方向へ行きます。恋愛においては、相手ではなく自分を主語にして問題認識することが大切です。

    発生型、潜在型、設定型 3種類の問題

    問題は3種類あります。
    発生型は、「ケンカした」「フラれた」のように、見えている部分、発生していること。潜在型は、「自己肯定感が低い」「自立ができていない」「感情コントロールができない」のように、見えていないこと、水面下の問題。設定型は、「魅力を高めるにはどうすればよいか」「彼と良好な関係を築くにはどうすればよいか」のように、自分で設定する問題です。

    多くの人は、発生型の問題にアプローチします。これだと、叩いても叩いても次の問題が出てきて、いつまでも問題は解決しません。もぐら叩き状態です。もぐらがいることに問題があるのではなく、土地を変えないと解決しません。つまり、潜在型の悩みに焦点を当てて解決していくことが必要なのです。
    問題解決のためのピラミッドがあります。
    「恋愛がうまくいかない」という悩み(What)があったとしたら、それはなぜなのか=「自己肯定感が低いから」(Why)、解決するために「自己肯定感を高めるために自分のよさを見つけていこう」(How)という流れになります。

    大切なのは、Whyを深めていくこと。「自己肯定感が低い」のはなぜなのかを、Whyで追及していきます。
    「他人と比べて落ち込むから」それはなぜ?
    →「優劣の基準で比較しているから」それはなぜ?
    →「優れていない自分には価値がないと思ってしまうから」それはなぜ?
    →……

    こうして深堀りをしていくと、問題の深層にいき着きます。このプロセスを、納得するまで行うことが大切です。

    悩みとは何か

    さて、悩みとは何でしょうか。悩みと問題は少し違います。悩みは主観的なもので、問題は客観的なもの。「彼氏ができない」ということで、悩んでいる人もいれば悩んでいない人もいますよね。
    悩みは3つあります。「選べない」「どっちにすればわからない」という選択不能、「どうすればいいかわからない」という問題の複雑化による混乱。そして理想と現実のギャップです。
    このなかで、「問題の複雑化による混乱」は、問題が複雑に絡み合って混乱している状態です。「お腹がすいたなあ。でもお金ないし、借りるのは恥ずかしいし迷惑がかかる……」という場合。これは、①お腹がすいた②お金がない③人に借りるのは恥ずかしい、という3つの問題に分解することができます。
    樹形図にするとわかりやすいでしょう。
    このように、複雑化した問題を分解すると、解決策が見えやすくなります。

    コントロール可能な問題に焦点を当てる

    不安というのも、問題の複雑化の一種なのではないかと思っています。「なんか不安だな」「なんかしんどいな」という経験は誰しもがお持ちでしょう。そんなときは不安を紙に書き出します。
    ・彼氏から連絡がこない
    ・インスタを見ていると他の子は彼氏とうまくいっている
    ・最近自分の本音を人に話せてないな
    ・なんか体調が悪い
    ・過去のことを思い出して辛くなる
    ・今日上司から怒られた。明日も怒られるかもしれない
    ・友達に嫌われているかもしれない

    こうして列挙した後に、悩みを「コントロール不能問題」「コントロール可能問題」に分けます。そして、「コントロール可能問題」に焦点を当てて解決策を考えていくのです。
    ポイントは、解決策が正しいかどうかではなく、「とりあえず」ということ。うまくいったら続ければいいし、いかなければ別の策を考えればいいのです。
    不安は「行動できていない」ということのサインです。本当に深刻なときは、不安を抱くことさえありません。ですから、不安を抱いたら「自分に対してのサインだ」と捉えるといいと思います。

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    https://sanctuarybooks.jp/webmag/20220317-8353.html

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