パスロジ、中国でワンタイムパスワード特許を取得

~アジアでの事業展開が可能に~

パスロジ株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:小川 秀治、以下 パスロジ社)は、新たに中国特許を取得したことを発表いたします。中国では初の特許成立となります。

PassLogic(パスロジック)1
PassLogic(パスロジック)1

今回成立した特許は、トークンレスワンタイムパスワードに関してのものであり、すでに、日本・韓国・オーストラリアで特許を取得しています。今回の特許取得により、アジアにおきましても、ワンタイムパスワード事業の展開が可能となります。今後も各国での特許申請・特許取得に注力し、「パスロジ社製品は特許的に安心」「パスロジ社製品ならばワールドワイドでも安心」というユーザーメリットを、確実なものにしてまいります。

【パスロジ社の知的財産権について】
パスロジ社は、マトリクス型のワンタイムパスワード「PassLogic(パスロジック)」を最初に考案した会社であり、全世界を含めて、唯一、PassLogicの知財ライセンスを実施できる会社となっています。パスロジ株式会社の所有特許技術は各社に高く評価されており、NTTコミュニケーションズ株式会社「モバイルコネクト」など、大手各社サービスへのライセンス供与を実施しております。また、最近では株式会社ネットスプリングが販売する汎用シングルサインオンアプライアンス「SSOcube」への参画など、ハードウェア製品へのライセンス供与も開始しております。

【PassLogicの特徴】
「パスロジック方式」は、1997年に発明された技術で2000年に米国特許が成立しています。「パスロジック方式」では、ブラウザ上に表示される乱数表の中から、各ユーザごとに設定されている“位置”および“順番”(この部分が認証情報)で数字を抽出し、パスワードを生成します。認証サーバから乱数表を取得するたびに表内の数字が変わるため、認証毎にパスワードが変わる「ワンタイムパスワード」を実現できます。従来の固定パスワード方式に比べてセキュリティの向上が期待できます。また、「PassLogic」はWebブラウザを搭載した端末(例:携帯電話・PDA・ゲーム機)であれば使用可能であり、認証専用のハードやアプリケーションが不要という特徴があります。このため、特に、「大規模」「ユーザの入れ替わりが多い」「地理的な移動が多い」などの、大学・マスコミ・運輸・流通などの分野や、「強いセキュリティが必要」である金融機関での利用が進んでいます。

【PassLogicの関連特許】
・米国 2000年「乱数表から抜き出してパスワードを生成するシステム(パスロジック方式)」(US6141751)
・日本 2006年「パスロジック方式に2経路を追加してセキュリティを強化したシステム」(JP3809441)
・米国 2007年「パスロジック方式をシングルサインオンとして利用するシステム」(US7206850)
・韓国 2007年「パスロジック方式に2経路を追加してセキュリティを強化したシステム」(KR10-0716082)
・日本 2008年「パスロジック方式をUSB等のデバイスで利用するシステム」(JP4090251)
・日本 2009年「ユーザが抜き出し位置を登録するシステム」(JP4275080)
・日本 2009年「1回のログインで複数システムにアクセスするシステム」(JP4351349)
・日本 2009年「犯罪防止機能をつけた認証システム」(JP4445558)
・日本 2009年「簡便な抜き出し位置登録方法を用いた認証システム」(JP4455666)
・豪州 2009年「パスロジック方式に2経路を追加してセキュリティを強化したシステム」(AU2003211960)
・中国 2010年「パスロジック方式に2経路を追加してセキュリティを強化したシステム」

※「」内は、特許の内容を表現したもので、実際の特許名称ではありません。


『PassLogic』について詳細はこちらを参照ください。
http://www.passlogy.com/company/service_passlogicfa.html


【会社概要】
名称 : パスロジ株式会社
住所 : 東京都千代田区神田司町二丁目7番地 福禄ビル4F
設立 : 2000年2月24日
資本金: 1億円
代表者: 代表取締役社長 小川 秀治
URL  : http://www.passlogy.com/


※会社名、団体名、製品及びサービス名などは、各社または各団体の商標もしくは登録商標です。

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