ピツニーボウズと日立ソリューションズ、ピツニーボウズの顧客デ...

ピツニーボウズと日立ソリューションズ、 ピツニーボウズの顧客データ統合基盤「Spectrum」の 販売契約を締結

ピツニーボウズの顧客データ統合基盤に、 日立ソリューションズが持つインテグレーション力や最先端技術力で、 高度なマーケティングソリューションを展開

商取引を活性化させる革新的な製品とソリューションを提供するグローバル・テクノロジー・カンパニーのピツニーボウズジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:ベンハー・メスフィン、以下「ピツニーボウズ」といいます。)は、この度、株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:柴原 節男、以下「日立ソリューションズ」といいます。)と、ピツニーボウズが開発、多くのグローバル企業で採用されている顧客データ管理統合製品「Spectrum(TM)(スペクトラム)」の販売に関し、「VAR (Value Added Reseller)」契約を締結したことを本日発表します。日立ソリューションズでは、本ソリューションを日立ソリューションズの「GeoMation 位置情報活用マーケティングソリューション」として日本市場で販売を開始いたします。



【ビジネスの背景】

デジタルテクノロジーの進展により、一対一のオムニチャネルマーケティングは進化を続けています。その施策において、企業がひとりひとりの顧客とより密接な関係を構築することは不可欠です。また、より良好な顧客との関係構築には、より深く顧客を知ることが重要となります。

昨今、スマートデバイスが生活インフラの一部となりIoTが普及する中で、位置情報を活用して顧客を統合的に理解し、その場所から行動を把握できるようになりました。これにより適切で深いエンゲージメントをもたらすこととなり、より強化された関係をもたらすマーケティングが実現できます。


その一方で、企業が持つ顧客データは、業務ごとに分散し、統一のフォーマットで管理されておらず、またデータのメンテナンスも実施されないなどの理由から、更新されない古いデータとして存在していることが散見されます。加えて、データの量も飛躍的に肥大化しているのが現状です。


ピツニーボウズのSpectrumは、企業の多くの業務システムが個別で保有する顧客データを平準化、クレンジングすることで、より統合的な顧客データ基盤として管理・活用できるようになります。加えて、顧客情報・施設情報・取引記録など、企業が所有する位置に関する情報を測定・比較・分析し、その結果を地図へ表現することで位置情報に含まれる傾向をより明らかにすることが可能になります。このように企業が持つ位置情報と地図を統合的に活用し、ロケーションインテリジェンスを駆使することで、企業の意思決定やマーケティング活動に生かしていく機能も含むデータ統合ソリューションです。


◇株式会社日立ソリューションズ 執行役員 平野 仁一

「Facebookをはじめ、世界中の大企業の顧客情報管理基盤として採用されているSpectrumを「GeoMation 位置情報活用マーケティングソリューション」の基盤として活用し、日立ソリューションズが持つインテグレーション力やAI(人工知能)などの最先端技術との組み合わせにより、付加価値の高いソリューション/サービスをお客様にご提供できると確信しております。」


◇ピツニーボウズ株式会社 ソフトウェア事業部執行役員 加固 秀一

「われわれには90年以上培ってきた、住所データにかかわるプライバシーやセキュリティにかかわる知見があります。これを、日立ソリューションズの持つインテグレーション力と合わせて、さらに進化したエリアマーケティングソリューションとして多くの企業で活用いただけることを期待しております。」



【GeoMationについて】

空間情報ソリューション「GeoMation」は、幅広い分野で現場から経営・マーケティングにいたるあらゆる課題に対し、空間情報技術を核とした社会とビジネスのトレンドを先取りしたソリューションでお応えします。お客様との協創から生み出される革新的なアイデアで、空間情報を統合的に分析・可視化し、イノベーションを創出します。そして、これまで気づかなかった新たなエクスペリエンス(経験価値)を提供します。



【Spectrum(TM)(スペクトラム)について】

企業内の多岐にわたる業務システムから、形式が異なるデータを収集し、データ加工の作業を集約することは、日々データが増えていく中、マニュアル作業で対応できるものではありません。Spectrumは、一連の作業を自動化し、分析やマーケティング施策実施のために必要ではあるものの、煩雑な準備作業から解放します。より重要な業務に集中できるため、迅速に高品質な分析結果を得ることを可能とします。

企業の財産ともいえる顧客データを有効に活用し、精度の高いリスク分析を実施することで、タイムリーにビジネスチャンスを捉え、ビジネスパフォーマンスの強化をもたらします。データ品質を向上した上で情報資産を管理し、企業全体のビジネスプロセスの最適化を実現します。

Spectrumは、以下の機能を活用して企業内のさまざまなデータを統合する基盤です。


● ETL(データ抽出)機能

● マスターデータの分析を強化するMDM機能

● データの表記を統一するデータクレンジング機能

● 名前の照合や標準化を行うクレンジング機能

● 最新の住所などに正確に修正するクレンジング機能

● データの重複などを整理するデータマッチング機能

● 自社で保管しているデータに外部データを追加するエンリッチ機能

● 住所情報に、緯度経度を追加し、ロケーション分析を可能にするエンリッチ機能

● 地図へのマッピング機能、地理空間演算など、空間処理を可能にするロケーションインテリジェンス機能

● 企業のデータ品質を管理・モニタリングするデータガバナンス機能



【ピツニーボウズについて】

ピツニーボウズ(NYSE:PBI)は、インターネットでつながったボーダーレスな商取引の世界において、何十億にもおよぶ物理的な発送業務およびデジタル・トランザクションを支援しているグローバル・テクノロジー企業です。フォーチュン誌500社の9割の企業を含む世界のお客様に、顧客情報管理、位置情報活用(ロケーションインテリジェンス)、顧客コミュニケーション支援(顧客エンゲージメント)、発送と郵便、そしてグローバルeコマースの分野において製品やソリューション、サービス、データを提供しています。また、革新的な技術を備えた「ピツニーボウズ・コマースクラウド」では、商取引をけん引するピツニーボウズの幅広いソリューションやアナリティクス、APIの使用が可能となります。詳細は、日本語サイト( http://www.pitneybowes.com/jp )をご覧ください。



【日立ソリューションズについて】

日立ソリューションズは、お客様の業務ライフサイクル全般にわたり、豊富なソリューションを全体最適の視点で組み合わせ、ワンストップで提供する「ハイブリッド インテグレーション」を実現します。日本全国に拠点を構え、海外では中国・アジア、北米、欧州のグループ会社を核としてワールドワイドにお客様にとって価値の高い製品・サービスを提供しています。



<製品・サービス紹介Webサイト>

https://www.pitneybowes.com/jp/location-intelligence.html

https://www.pitneybowes.com/jp/customer-information-management.html



<製品・サービスに関するお問合せ先>

ピツニーボウズジャパン株式会社

ソフトウェア事業部

jpsales@pb.com

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