株式会社日本ブランド戦略研究所、中国における車種別ブランド力...

株式会社日本ブランド戦略研究所、 中国における車種別ブランド力調査  ブランド力No.1はアウディA6L、日本車はマツダ「アテンザ」が10位に

日本ブランド戦略研究所(本社:東京都港区)は、株式会社サーチナ(本社:東京都中央区、リサーチ業務は上海現地法人・上海サーチナ=サーチナ総合研究所)と共同で、中国自動車市場における乗用車のブランド力を車種別に測定する「Car Brands 2010 in China」の結果を発表した。
(インターネット調査、調査対象車種数100、有効回答数5,000人、調査期間2010年1月18日~2月23日)

■日本車はマツダ、ホンダが上位に
各ブランドの「認知度」「広告接触度」「機能的価値評価」「情緒的価値評価(自分の価値観やセンスに合っているかどうか)」「購入意向」「プレミアム評価(他の車種とどれくらい価格差があれば購入するか)」「推奨意向」の総合的指標であるカーブランド指数は、「アウディA6L」(アウディ)が最も高く73.6Ptだった。次いで2位「アウディ・A8」、3位「アウディ・A4」、4位「アウディ・Q5」と1位から4位をアウディ車が占めている。また、5位に「BMW・X5」(BMW)、7位に「ベンツ・Sクラス」(ベンツ)が入っており、中国におけるドイツ車の評価の高さが伺える。
1位となった「アウディ・A6L」は、全体的に評価が高く、特に「購入意向」「推奨意向」「プレミアム評価」などの数値が高い。

日本車では、「アテンザ」(マツダ)の評価が最も高く64.2Ptで10位で、特に「購入意向」「広告接触度」などの数値が高い。マツダ車は「アテンザ」以外にも「Mazda6睿翼(新型アテンザ)」など4車種が20位以内にランクインしており、マツダブランドが中国消費者から一定の支持を得ていることが伺える結果となった。
その他の日本車ではホンダの「CR-V」が11位、「アコード」が16位、トヨタ自動車の「レクサス・ES」が20位にそれぞれランクインしている。

順位 車種名       企業名      母国名   カーブランド指数
                             (単位:Pt)
----------------------------------------------------------------------
1  アウディ・A6L     アウディ    ドイツ     73.6
2  アウディ・A8      アウディ    ドイツ     72.9
3  アウディ・A4      アウディ    ドイツ     72.5
4  アウディ・Q5      アウディ    ドイツ     70.4
5  BMW・X5        BMW       ドイツ     69.6
6  アウディ・Q7      アウディ    ドイツ     69.1
7  ベンツ・Sクラス    ベンツ      ドイツ    67.0
8  BMW・7シリーズ     BMW       ドイツ     66.6
9  BMW・3シリーズ     BMW       ドイツ     66.4
10 アテンザ        マツダ     日本      64.2
11 CR-V          ホンダ     日本      62.3
12 リーガル        GM       アメリカ    61.2
13 Mazda6睿翼(Ruiyi)   マツダ     日本      59.0
14 プジョー 307     プジョー    フランス    59.0
15 アクセラ        マツダ     日本      58.6
16 アコード        ホンダ     日本      57.9
17 プレマシー       マツダ     日本      57.2
18 プジョー 207     プジョー    フランス    57.1
19 シトロエン・C5     シトロエン   フランス    57.1
20 レクサス・ES      トヨタ自動車  日本      56.3


<回答者プロフィール>
中国(北京、上海、広州、湖南/湖北/河北、四川/重慶/陜西)に住む成人のカードライバーまたはその予備軍。
具体的には下記の条件1又は2に当てはまる人。
1.自家用車保有世帯で自動車免許を保有し、実際に運転をする人
2.1の条件に関わらず自動車の購入意欲がある人


<調査の詳細>
詳しくは下記URLからご覧ください。
http://japanbrand.jp/product/china-car/


<日本ブランド戦略研究所について>
ブランド戦略やWeb戦略に関するコンサルティング会社。企業に対するコンサルティングのほか、ブランドやWebサイトに関する定期的な調査を行い、発表している。
Webサイトに関する主な定期調査にはWebサイトの価値を総合的に評価する「Web Equity」、企業情報をユーザーが評価する「企業情報サイト調査」、BtoBサイトのビジネス貢献度を評価する「BtoBサイト調査」、サポートサイトに対する顧客満足度を評価する「サポートサイト調査」などがある。


<株式会社サーチナについて>
中国など新興国市場を中心とした投資情報の総合ポータルサイト「サーチナ」( http://searchina.ne.jp/ )を運営しており、証券会社など金融機関にASPサービスを提供している。2010年3月末現在、直近1カ月の「サーチナ」月間PVは9,300万PV、ユニークユーザ数は432万人(Google Analyticsより)。また、44万人の中国現地モニター(2010年4月末現在)を自社で保有・活用したリサーチサービスを提供している(リサーチ業務は上海現地法人・上海サーチナ=サーチナ総合研究所)。

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