第一精工、Thunderbolt(TM) 3の内部接続に最適な 新たなコネクタが登場!EMI対策と高速伝送を同時に実現

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    2017年12月13日 11:30

    第一精工株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:小西 英樹、東証第一部 コード番号:6640)は、コネクタ関連の事業ブランド「I-PEX Connectors」より販売する細線同軸コネクタCABLINEシリーズにおいて、EMIシールド性をより強化し、Thunderbolt(TM) 3(20 Gbps/lane)の内部接続に対応した「CABLINE(R)-VS II」を開発いたしました。


    CABLINE(R)-VS II


    詳細: https://www.i-pex.com/1702



    ■新製品の名称

    「CABLINE(R)-VS II」基板対細線同軸用コネクタ



    ■新製品開発の経緯

    データ伝送スピードの高速化による更なる低ロス要求、IoTデバイス内部の各アンテナ周波数帯との干渉懸念から、機器内部に搭載される電子部品でのノイズ対策が必要とされています。

    当社は、これまで細線同軸コネクタ“CABLINE(R)シリーズ”の開発・販売を通じて情報通信機器の高性能化に貢献してまいりました。そうした中、この度、360度EMIシールドカバーによるノイズ対策を施したThunderbolt(TM) 3(20 Gbps/lane)対応 細線同軸コネクタ「CABLINE(R)-VS II」を開発するに至りました。



    ■新製品の概要

    (1)内容

    機器内部でのノイズ対策と高速伝送規格への対応を両立したソリューションとして、360度EMIシールドカバーを採用した細線同軸コネクタです。

    360度EMIシールドカバーを採用することによりEMIが軽減され、設計の自由度が向上します。また、ノイズ対策のためのシールドテープ貼付・別付シールドカバーなどの追加措置も不要となります。


    (2)特長

    ・Thunderbolt(TM) 3に最適な高速データ伝送対応コネクタ

    ・360度EMIシールドカバーによる高いEMIシールド性と嵌合高さ1.2 mm max.の低背性を両立

    ・VESA規格 16:9パネル標準コネクタであるCABLINE(R)-VS レセプタクルがCABLINE(R)-VS IIのPCBフットパターンに実装可能

    ・メカニカルロックによる完全嵌合の目視確認、高い嵌合保持力を確保



    ■「CABLINE(R)-VS II」製品規格

    製品名        :CABLINE(R)-VS II

    嵌合タイプ      :Horizontal mating type

    ピッチ        :0.5mm

    嵌合高さ       :1.2 mm max.

    幅          :21.85mm(30 pin)

    奥行         :6.70mm

    適合ケーブル     :細線同軸ケーブル:45Ω AWG #36以下、

                50Ω AWG #38以下のケーブルサイズ

    Twincoax ケーブル   :AWG #40

    ディスクリートケーブル:AWG #32以下のケーブルサイズ

    ロック時嵌合保持力  :10N 以上

    ケーブル保持力    :14.70 N min.



    ■会社概要

    商号  : 第一精工株式会社

    代表者 : 代表取締役社長 小西 英樹

    所在地 : 〒612-8024 京都市伏見区桃山町根来12番地4

    設立  : 1963年7月10日

    資本金 : 85億2千2百万円(2016年12月31日現在)

    事業内容: ・コネクタおよびエレクトロニクス機構部品事業

          ・自動車電装・関連部品事業

          ・半導体設備およびその他の事業

    URL   : http://www.daiichi-seiko.co.jp/