モンタビスタ、Eclipse Foundationの創立メンバとして戦略的な役割を果たすと発表

報道関係各位
プレスリリース                      2004年2月5日
               モンタビスタソフトウエアジャパン株式会社

    モンタビスタが新生Eclipse組織に戦略的メンバとして貢献
~EclipseCon 2004でEclipseベースの開発ツール“DevRocket(TM)”をデモ~

2004年2月2日(現地時間)米カリフォルニア州アナハイム発―
革新的な組込みソリューションを展開するMontaVista Software Inc.(以下、
モンタビスタ)は、本日、同社が、Eclipse Foundationの創立メンバとして、
戦略的な役割を果たすと発表しました。
Eclipse Foundationは、IBM社によるEclipseプラットフォームのオープン・ソー
ス化に伴い設立されたEclipse Consortiumが、先頃、独立系の非営利団体とし
て再編成され、設立されたものです。モンタビスタのCEOであるジム・レディ
は、理事会の一員として、Eclipseの経営組織に貢献します。

「Eclipseは、オープン・ソースで、ベンダの独自仕様に依存しない開発用の
業界標準プラットフォームを構築します。テスト前のツールを含む様々なソフ
トウェアの統合が可能です。」と、Eclipse Foundationのスポークスマンであ
るSkip McGaughey氏は述べています。「モンタビスタは、組込みLinuxアプリ
ケーション向けの開発プラットフォーム、ツール プロバイダーとして、オー
プン・ソースへの強力なコミットメントと卓越した専門技術を提供してきまし
た。こうした点から、モンタビスタは、引き続きEclipseコミュニティにおい
て重要な役割を果たすこととなります。」

Eclipseは、ソフトウェア ツール開発者やツール プロバイダーで構成される
著名なオープン・ソース コミュニティです。高品質なシェアード・ソフトウェ
アの構築、チューニング、普及に貢献するべく活動を行ってきました。モンタ
ビスタもまた、2002年からEclipseコンソーシアムに参画し、積極的な活動を
行っています。

「モンタビスタは、Eclipseを戦略的な開発フレームワークとして採用し、そ
のテクノロジに貢献してきたことで、Eclipseへのコミットメントを示してき
ました。」と、モンタビスタのCEO兼プレジデントのジム・レディは述べてい
ます。「モンタビスタは、オープン・ソースがもたらすメリットを強く信じ、
新たなEclipseの活動に協力し続けます。」

モンタビスタは、先ごろMontaVista DevRocket 1.0を発表しました。これは、
Eclipseテクノロジをベースとした、完全に統合されたグラフィカルな開発環
境(IDE)です。DevRocketは、Windows、Solaris、Linuxを含む複数の開発ホス
ト プラットフォームで、共通のルック・アンド・フィールを提供します。プ
ロジェクトで利用するホストに関係なく、開発者間で同じツールセットの共有
が可能になります。他に類を見ないMontaVista Linuxの統合とパワフルなツー
ル群の拡張が共に実現し、MontaVista DevRocketは、組込みソフトウェア開発
者の生産性を向上させ、さらに、製品化の時間を短縮します。モンタビスタは、
今週開催されるEclipseConの自社ブースで、新製品DevRocket IDEのデモを行
います。

モンタビスタは、EclipseConのシルバー スポンサーです。また、2/2(月)~
2/5(木)にカリフォルニア州アナハイムで開催される「EclipseCon第1回テクニ
カル カンファレンス」に参加します。さらに、2/5(木)2:00pmからのカンファ
レンスで、「組込みLinux向けEclipseベースの開発環境構築」と題したセッショ
ンでプレゼンを行います。

Eclipseについて
Eclipseは、ロイヤリティフリーのテクノロジによるベンダ非依存のオープン
エコシステム、ツール統合のためのユニバーサル プラットフォームを形成し
ました。Eclipseベースのツールは、多言語、マルチ プラットフォーム、マル
チベンダーがサポートされた環境により、開発者に選択の自由を提供します。
Eclipseは、時間短縮とコスト削減を実現するソフトウェア ツールの構築、統
合を容易にする、プラグ・イン ベースのフレームワークを提供します。
統合テクノロジのコアを共有することにより、ツール開発者は、専門技術の分
野や新しい開発技術の生成に専念することができます。Eclipseプラットフォー
ムは、Java(TM)言語で書かれており、広範囲なプラグ・インの構築ツールキッ
ト等を付属します。既に、Linux(R)、QNX(R)、OSx(R)、Windows(R)ベースのシ
ステムを含む、広範囲の開発ワークステーション上で展開されています。
Eclipseプラットフォームの設計について記載されたホワイトペーパーや
Eclipseコミュニティの詳細については、 http://www.eclipse.org/ より入手
可能です。

モンタビスタソフトウエアについて
MontaVista Software, Inc.(本社:米国カリフォルニア州サニーベール)は、
インテリジェントな接続機器や関連するインフラストラクチャ向けのシステム
ソフトウェア市場をリードするグローバル・サプライヤーです。モンタビスタ
はGNU/Linuxベースのオープン・ソース・ソフトウェア・ソリューションを提
供することで組込みソリューションの革新を推し進めます。リアルタイム オ
ペレーティング・システムの先駆者ジェームス・レディ(James Ready)により
1999年に設立されました。通信インフラからコンスーマ機器分野に至るアプリ
ケーションにおいて、開発者のニーズに対応するべく製品を提供しています。
MontaVista製品には、MontaVista Linuxの Professional Edition、 Consumer
Electronics Edition、Carrier Grade Editionがラインアップされています。
また、パワフルな統合開発環境であるMontaVista DevRocketが、これら
MontaVista Linuxの各Editionに対応する優れた開発ツールを提供します。
また、MontaVista Graphicsは、豊富なGUI開発ツール プラットフォームです。

モンタビスタソフトウエアジャパン株式会社は、MontaVista Software Inc.の
100%日本法人として2000年7月に設立され、日本市場に対して組込みLinux、
およびそれに関わるあらゆるサービスを提供しています。

米カリフォルニア州サニーベールに本社を置くMontaVista Softwareは、Alloy
Ventures、US Venture Partners、RRE Ventures、WR Hambrecht+Co.、IBM、
Intel Capital、Sony、Panasonic、Toshiba America、およびYamaha
Corporationなどの主要投資企業より出資を受けた株式非公開企業です。
MontaVista Softwareの詳細情報は、同社のWebサイト
( http://www.mvista.com/ (英語)、 http://www.montavista.co.jp/ (日本語))
をご覧ください。

LinuxはLinus Torvaldsの登録商標です。
MontaVistaはMontaVista Software, Inc.の登録商標です。
その他のすべての名称は、各社の商標、登録商標、またはサービスマークです。


【問い合わせ先】
モンタビスタソフトウエアジャパン株式会社
マーケティング部:安田 佳世子
TEL: 03-5469-8840 FAX: 03-5469-8801
Email: kayoko_yasuda@montavista.co.jp


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