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工学院大学の女子学生が“女性のため”の防災イベントを企画  “女性の必需品”を自分で作る『MY備蓄袋』11月10日~実施

~ 避難所などでの女性の困りごとに着目 ~

工学院大学(学長:佐藤 光史、所在地:東京都新宿区/八王子市)の建築学部で学ぶ女子学生が、被災地の事例研究を通して分かった課題への取り組みとして、“女性ならでは”の「MY備蓄袋」を作るなどのイベントを新宿キャンパスで開催します。

防災意識の向上を図り、これらの取り組みから課題抽出を行い、さらなる意識啓発を目的としています。


女性向け「MY備蓄袋」のイメージ(中身は汗ふきシート、ビタミン剤、髪ゴム、歯みがきシートなど)


【本件のポイント】

●防災・減災をテーマに建築学部で学ぶ女子学生が、“女性ならでは”の視点で「MY備蓄袋」作成などのイベントを企画実施。


●「MY備蓄袋」イベントでは、年々増加している女子学生(学内比率約20%)の防災意識向上を目標にすることで、卒業後に職場や地域で災害時にも積極的に活動できる人材育成を目指します。


●工学院大学のエリア防災の取り組みは文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」採択(2016年)を機に加速し、地域連携防災訓練や災害時の支援機器開発を行っている。



【本件の概要】

工学院大学の建築学部で地域の防災や減災について学ぶ女子学生が、過去の被災地での事例を調査し、災害時の対策における“女性ならでは”の課題に着目した研究を行っています。なかでも、避難所の運営などでの意思決定に女性がほとんど参画していないことや、女性専用の物干し場や授乳室が設置されていないこと、女性用の備蓄品が十分でないことなどのさまざまな課題があることが分かりました。これらの解決に向けた取り組みとして、防災意識の向上を図るイベント『手ぶらで来てつくるMY備蓄袋』を開催します。


「MY備蓄袋」は一般的な備蓄品には無い“女性ならでは”のアイテムをラインナップし、来場者が自由に選べる方法で自分だけの備蓄袋を作りあげていきます。3回目の11月28日は、実際の避難所での様子を再現する「一人あたりの滞在スペース体験ブース」や「簡易トイレブース」などを設置して、さまざまな体験を通してイベント参加者への防災意識向上を目指します。


工学院大学では、建築学部と情報学部を中心に、防災に関する研究に取り組んでいます。文部科学省の私立大学研究ブランディング事業に採択されている「巨大都市・複合災害に対する建築・情報学融合によるエリア防災活動支援技術の開発と社会実装」事業では、災害時の混乱を防ぎ、短時間でまちが機能復旧できることを目的に研究を進めています。



【防災イベント/「手ぶらで来てつくるMY備蓄袋」 概要】

日時 :11月10日(金)、11月15日(水)、11月28日(火)

    (11月10・15日は11:00-14:00、11月28日は時間未定)

会場 :工学院大学

    新宿キャンパス地下1階 B-ICHI(ビーイチ)エリア

    (11月28日のみ新宿キャンパス1階アトリウム)

対象 :工学院大学女子学生および女性教職員、

    その他学園関係者

参加費:無料、申込不要。ただし各回、数に限りがあります。


工学院大学ホームページ: http://www.kogakuin.ac.jp/

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