驚天動地のトラベルエッセイ     『東京するめクラブ 地球...

驚天動地のトラベルエッセイ      『東京するめクラブ 地球のはぐれ方』 電子書籍版を11月1日発売

株式会社文藝春秋・電子書籍編集部では、村上春樹さん、吉本由美さん、都築響一さん共著の『東京するめクラブ 地球のはぐれ方』の電子書籍版を11月1日(水)に発売します。


作家の村上春樹さんが「たいしたもんじゃないですけど、くちゃくちゃ噛んでいるうちに、なんかそれなりの味が出てくるのでは……」というコンセプトのもと、自らが隊長となり、長年の友人であるエッセイストの吉本由美さん、編集者で写真家でもある都築響一さんと組んだユニットが「東京するめクラブ」です。するめクラブの目的は、面白いものを探すこと、というわけで3人はさまざまな場所へと出かけます。旅先で見つけた、「ちょっと変なもの」について、3人が手分けして書いた紀行文と座談会で構成されたのが『東京するめクラブ 地球のはぐれ方』です。

するめクラブの3人は、名古屋で独特の食文化やホテル事情に注目し、江の島では由緒ある旅館で「お泊り」を体験、さらに日本を飛び出し、ハワイ、サハリンでも変なものを探しに足を運んでいます。すごく変ではないけれど、ちょっと変なものが満載の驚天動地のトラベルエッセイです。


著者プロフィール

村上春樹(むらかみ・はるき)

1979年『風の歌を聴け』で群像新人文学賞を受賞。82年に『羊をめぐる冒険』で野間文芸新人賞、85年『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』で谷崎潤一郎賞、96年『ねじまき鳥クロニクル』で読売文学賞、99年『約束された場所で underground 2』で桑原武夫学芸賞。2006年にフランツ・カフカ賞、フランク・オコナー国際短編賞、07年に朝日賞、坪内逍遥大賞、09年エルサレム賞、『1Q84』で毎日出版文化賞など多数の文学賞を受賞。『ノルウェイの森』『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』『ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集』『女のいない男たち』『騎士団長殺し』など多くの著作、翻訳がある。


吉本由美(よしもと・ゆみ)

熊本生まれ。スタイリストとして『オリーブ』『アンアン』といった女性誌で活躍、執筆活動に入る。無類の猫好きで、スワローズの熱狂的ファンでもある。『じぶんのスタイル』『ナチュラルノート』『だから猫はやめられない』『道草散歩』『一人でとるディナー』『今わたしの居るところ』『するめ映画館』『かっこよく年をとりたい』『みちくさの名前。雑草図鑑』など著書も多い。


都築響一(つづき・きょういち)

1976年から86年まで『POPEYE』『BRUTUS』で現代美術や建築、デザインなどの記事を担当。89年から92年にかけて現代美術全集『アートランダム』全102巻を刊行。自らカメラを手に若者の部屋を撮影した『TOKYO STYLE』や日本各地の奇妙な名所を切り取った『ROADSIDE JAPAN』を発表。98年、木村伊兵衛写真賞を受賞。97年から2001年にかけてアマチュアの優れたデザインを集めた写真集『ストリート・デザイン・ファイル』全20巻を刊行。その後も秘宝館やスナック、インディーズ演歌歌手など「業界」が見向きもしない、名も無き人々の生き様や創作活動に光を当て、日本および世界のロードサイドを巡る取材を続行中。メールマガジン「ROADSIDERS’weekly」 http://roadsiders.com/



村上春樹氏の作品は、2015年8月に『走ることについて語るときに僕の語ること』が初めて電子書籍化され、以降、続々と電子版が発売されており、ベストセラーとして多くの人々に読まれ続けています。


URL http://books.bunshun.jp/ud/book/num/1675020800000000000V



書誌

書名:『東京するめクラブ 地球のはぐれ方』

著者:村上春樹、吉本由美、都築響一

販売価格:1200円


※価格は電子書店によって異なる場合があります。

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