サイレックス・テクノロジー、新製品「Wireless Bridge SX-2500CAG」を発表
～IEEE802.11a/b/g準拠で、利用環境の自由度向上と 更なる安定通信を提供可能に～
サイレックス・テクノロジー株式会社(本社：京都府精華町、代表執行役社長：デヴィッド スミス、以下 サイレックス)は、有線LAN対応機器に無線LAN機能を追加できる「Wireless Bridge SX-2500CAG」を2010年4月1日に販売開始致します。
新製品「Wireless Bridge SX-2500CAG」( http://www.silex.jp/products/converter/sx2500cag.html?pr100312_np )はIEEE802.11a/b/gの3規格に準拠した有線LAN⇔無線LAN変換コンバータです。現行モデルSX-2500CG(IEEE802.11b/g準拠)の上位モデルとなります。
昨今、ネットブックをはじめとする携帯端末から無線機能を利用してインターネットに接続可能な環境(ホットスポット等)が整ってきました。また、2.4GHz帯域(IEEE802.11b/g)という周波数は、電子レンジ、アマチュア無線、医療メス、Bluetoothなど様々な機器に使用されています。こういった環境において、2.4GHz帯域では、電波干渉が起こりやすくなり、理想的な通信速度が出ない場合があります。新製品SX-2500CAGでサポートする5GHz帯域(IEEE802.11a)を利用する事で問題解消の自由度をひろげられます。
本製品を利用する事で、システムのレイアウトを大幅に変更することなく、手軽に有線LAN機器を無線LAN環境へ統合することができます。また、本製品に採用されています無線モジュールSX-10WAGはさまざまな機器に組み込んでいただいた実績が数多くあります。
プリンタをはじめとするOA機器や産業・医療分野の機器メーカ様がお持ちの機器を無線LAN環境への統合を検討される場合、本製品に採用されている無線モジュールSX-10WAGを組込み用途にカスタマイズする要望へも柔軟に対応することが可能です。
サイレックスでは無線LANモジュール(SX-10WAG)、ソフトウェアやハードウェア(SX-2500CAG)だけではなく、各種OS対応無線ドライバの開発・国内外での無線認証取得代行に至るまでお客さまの問題をトータルに解決します。
【製品仕様】
・製品名 ：Wireless Bridge SX-2500CAG
・ネットワークインタフェース：10BASE-T,100BASE-TX (自動認識)
・無線LAN ：IEEE802.11a/b/g
・無線セキュリティ ：WEP(64/128),
SSID,
WPA-PSK(TKIP/AES),
WPA2-PSK(AES),
802.1X(EAP-TLS)
・設定方法 ：Webブラウザ
・外形寸法 ：W 36mm × D 114mm × H 138mm
(アンテナ及びスタンド除く)
・重量 ：170g (アンテナ及びスタンド除く)
・電源 ：ACアダプタ AC100-240V 50/60Hz
・最大消費電力 ：5W(DC5V 1A)
・適合規格 ：VCCI Class-B
・同梱物 ：本体、セットアップガイド、保証書、
ACアダプタ、ゴム足、筐体縦置きスタンド、
クロスケーブル(1.5m)
・JAN ：4944406004469
・標準価格 ：\16,800(税別)
■サイレックス・テクノロジーについて( http://www.silex.jp/index.html?pr=100312_np )
サイレックス・テクノロジー株式会社(本社：京都府)は、ネットワーキングテクノロジーを核としたソリューション事業を展開しております。世界シェアNo.1のLAN対応プリントサーバで培った技術を土台とし、様々な機器のネットワーク化に対応、得意とするワイヤレス・組込み技術をモジュール製品の開発に活かし、Embedded市場を開拓しています。日本、アメリカ、ドイツ、中国の4カ国にネットワーク事業(Connectivity ＆ Wireless Solution)、バイオメトリクス事業(Biometrics Authentication Solution)のマーケティング、開発の体制を整えています。グローバルな事業展開を進める一方で、品質基準を厳格に保つため、設計から製造まで一貫生産体制を築いています。当社はJASDAQ(6679)に上場しています。
・記載された社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
