ものづくりの国「富山県」の工芸の原点・いま・未来をめぐる。東...

ものづくりの国「富山県」の工芸の原点・いま・未来をめぐる。 東京での展示・ワークショップと、富山でのツアープログラムを実施

東京/2017年9月18日(月・祝)~10月1日(日)@日本橋とやま館 富山/2017年11月17日(金)・18日(土)・19日(日)・22日(水)・23日(木・祝)

 有限会社エピファニーワークスが企画を手がける、富山県の工芸の原点・いま・未来をたどるイベントを、東京と富山で開催します。これらは、今秋に富山県で初開催となる「国際北陸工芸サミット」(主催:富山県)の企画として行うもので、東京では、「とやまKOGEIの原点・いま・未来」と題した展示・ワークショップ・トークイベントを2017年9月18日(月・祝)~10月1日(日)に実施し、富山では、「とやま工芸の原点・いま・未来をめぐる旅」と題したツアープログラムを2017年11月17日(金)・18日(土)・19日(日)・22日(水)・23日(木・祝)に実施します。


富山県の工芸イメージ


 富山県には、加賀藩の庇護を受け400年続いてきた高岡の金工・漆芸や、平安時代から須恵器の産地であった土地が生み出す越中瀬戸焼、奈良時代の「正倉院文書」にもその名が残る越中和紙など、多くの伝統工芸が今も受け継がれています。また、浄土真宗が根付く風土は、富山に戦時疎開した棟方志功の作風や、彼のもとを訪れた柳宗悦の民藝運動にも影響を与えました。


 当企画は、展示、ワークショップ、トークイベント、現地でのツアーなどを通して、まだまだ全国的には知られていない、富山のものづくりの魅力を、その原点や歴史・文化背景、それぞれの作品・作り手やその手わざを通じて、多くの方々に知っていいただくことを目指しています。



【東京開催「とやまKOGEIの原点・いま・未来」開催概要】

開催日時:2017年9月18日(月)~10月1日(日)10:30~19:30

会場  :日本橋とやま館(東京都中央区日本橋室町1-2-6 日本橋大栄ビル1F)

お問合せ:「とやまKOGEIの原点・いま・未来」運営事務局(株式会社PCO)

     TEL:076-428-9166/FAX:076-428-9156

詳細・イベントのお申込み:

日本橋とやま館ホームページ https://toyamakan.jp/


<展示>

◆工芸・民藝の原点としての富山

7名の鋳物師から400年続く高岡の金工、置き薬の袋として、富山の売薬さんとともに発展した越中和紙、神社仏閣を支えた井波彫刻、土徳の仏教思想から開花した民藝など、工芸・民藝の原点としての富山を紹介します。この地を選んで疎開した棟方志功と富山の人々との交流、染織工芸家の芹沢けい介(※)など、芸術家たちとの親交から生まれた作品の数々も展示します。


※正しくは金へんに圭


◆世界に通じる技と精神性が息づく「KOGEI」

富山の工芸の「いま」を感じていただけるよう、「U-50国際北陸工芸アワード」二次審査に進んだ作品を含む、富山で制作する気鋭の工芸作家たちの作品を展示。ご縁を感じた作品をお買い求めいただくこともできます。


<トークイベント>

工芸や民藝を育んだ富山の「土徳」とは。棟方志功や柳宗悦のコレクションでも知られる太田浩史 氏(真宗大谷派大福寺住職・日本民藝協会常任理事)と、ジャーナリストとして国内外のデザインに精通する川上典李子氏に、様々な視点から語っていただきます。有限会社エピファニーワークス代表・林口砂里がモデレーターを務めます。[2017年9月30日(土)19:30~21:00]


<ワークショップ>

◆越中和紙の刷り込み体験(桂樹舎)

型染めで知られる桂樹舎の刷り込み用の型を用い、はがきや一筆箋に、お好きな模様を刷り込んでいただきます。[2017年9月23日(土・祝)A 11:00~ B 14:00~(各90分程度)]


◆香道体験(日本橋千歳×高岡銅器)

香炉は、高岡銅器の代表的な作品の一つ。人々の癒しとなってきたこれらの道具を、今一度、現代の暮らしに取り込むために、香道体験はいかがですか。お香の日本橋千歳とのコラボレーション企画です。[9月24日(日)A 13:00~ B 15:00~(予定)(各60分程度)]


◆井波彫刻バターナイフづくり体験(トモル工房)

井波彫刻の代名詞「欄間」の完成までに使い分けるノミは、約200本。ノミのタッチが作品の表情となり、職人の個性となります。体験では、バターナイフの柄に井波彫刻ならではの模様を彫り上げます。[9月30日(土) A 11:00~ B 13:00~ C 14:00~ D 15:00~(各30分程度)]


◆すずがみづくり体験(シマタニ昇龍工房)

自在に形づくることができる素材「錫」の特性を活かしつつ、鍛金の技で日々の使用に耐える強さを実現した錫の皿「すずがみ」。職人が一定のリズムで叩く金槌の跡は、美しい文様となってあらわれます。体験してこそ身に染みる奥深さです。[10月1日(日)A 12:00~ B 13:00~ C 14:00~ D 15:00~ E 16:00~ F 17:00~(各10分程度)]



【富山開催「とやま工芸の原点・いま・未来をめぐる旅」開催概要】

開催日   :2017年11月17日(金)、11月18日(土)、11月19日(日)、11月22(水)、11月23日(木・祝)

訪問地   :富山県の職人・作家の工房・工場、資料館、寺社仏閣など

定員・参加費:各ツアー20名(最少催行人数10名)、2,000円~6,000円(富山県内駅発着)

旅行企画実施・お申込み  : 富山地鉄サービス株式会社 旅行部

               担当 : 竹原(総合旅行業務取扱管理者)

               E-mail: takehara@chitetsu-s.co.jp

企画・内容に関するお問合せ: 有限会社エピファニーワークス

               E-mail: info@epiphanyworks.net

特設ホームページ     : https://www.toyama-kogeitour.jp

               ※ホームページからもお申込みが可能



<趣旨>

富山県の伝統産業や工芸作家の工房・工場と、それを育んできた富山の自然風土・歴史・文化を体感していただく、日帰りのツアープログラムです。8つのテーマに分けたそれぞれのツアーでは、職人・作家との交流、実際の制作体験、その地域ならではの食など、深みのある体験もご用意し、お得な参加費で参加いただけます。


<ツアーテーマ>

・高岡の金工と、高岡鋳物発祥の地を訪ねる《11.22(水)》

・高岡の漆芸と、“動く美術館“御車山に出合う《11.17(金)》

・越中小京都・城端に根付く工芸と、民藝の深い哲学に触れる《11.17(金)》

・2つの木工芸(庄川挽物木地・井波彫刻)と棟方志功の住居を訪ねる《11.19(日)》

・売薬から発展した工芸と食を知り、北前船で栄えたまちなみを歩く《11.23(木・祝)》

・おわらの町・八尾、美しい型染め和紙を訪ね歩く《11.18(土)》

・神々が宿る山立山の麓で、越中瀬戸焼と和紙の作り手に出会う《11.22(水)》

・室町から続く魚津漆器ほか、魚津・黒部の職人・作家とその作品に触れる《11.19(日)》


※詳細はホームページを参照、あるいはパンフレットPDFをご覧ください。

https://www.atpress.ne.jp/releases/138244/att_138244_1.pdf

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