エヌマがグローバル・ラーニングXプライズの決勝に進出タンザニ...

エヌマがグローバル・ラーニングXプライズの決勝に進出 タンザニアの児童のための学習プログラムで優勝を争う

韓国人夫婦が率いるシリコンバレーの教育スタートアップ「Enuma(エヌマ)」(運営元:Enuma, Inc.所在地:米バークレー、代表:イ・スイン)が、世界の子どもたちのための識字率向上ソフトウエア開発コンテスト「グローバル・ラーニングXプライズ(Global Learning Xprize)」の決勝に進出するチームに選ばれました。


グローバル・ラーニングXプライズ受賞の様子1


URL: https://learning.xprize.org



Xプライズ財団は2017年9月17日、米ニューヨークで開かれたソーシャルグッド・サミット2017で、グローバル・ラーニングXプライズの決勝に進出する5チームを発表しました。2014年からコンテストに参加してきた198チームのうち、エヌマの他にイギリス、米国、インドのチームが決勝に進出し、各100万ドルの賞金を受け取り、タンザニアにて国際連合教育科学文化機関(UNESCO)と世界食糧計画(WFP)の管理下で15カ月にわたり優勝をかけた戦いを繰り広げます。エヌマのグローバル・ラーニングXプライズ決勝進出により、韓国人で構成されたチームとしては初(※)の成果となりました。

※ 当社調べ



■グローバル・ラーニングXプライズとは

世界最大の非営利ベンチャー財団であるXプライズ財団が、人類の重要課題の解決を主題に主催するコンテストです。エヌマが参加したグローバル・ラーニングXプライズは、賞金が1,500万ドルと大規模で、教師と学校が不足している地域の子どもたちが読み書き、計算を自習できるようにするソフトウエア開発を目標にしています。決勝に残った最終候補5チームのソフトウエアは、公益のためオープンソース化されます。



■出品作品「KitKitSchool(キットキット・スクール)」について

エヌマが今回のコンテストに出品したKitKitSchool(キットキット・スクール)は、幼児の知能発達段階から小学2年生までの教育過程が含まれています。エヌマの代表作品である「Todo Math(トドさんすう)」を基盤に、読み書きの活動が追加され、すべての内容に英語とスワヒリ語をサポートしています。


エヌマは、タンザニアの子どもたちに効果的な製品を開発するため、韓国国際協力団(KOICA)から革新的な技術を発掘するCTSプログラムの支援を受けました。グッドネーバーズ・タンザニアと協力し、タンザニア各地で2016年から3回にわたり効果性テストを行っています。



■Xプライズ財団について

Xプライズ財団は世界中の子どもたちの識字率向上と、均等な教育機会の提供を目標とした今回のコンテスト以外にも、民間ロケット製作を主題にした「Ansari X Prize」、人工知能を主題にIBMと共同企画した「IBMワトソンAI Xプライズ」、民間が主導する月着陸船製作を主題にGoogleと共同企画した「Google Lunar X Prize」などを主催してきました。



■Enuma(エヌマ)紹介

エヌマは、NCSOFT出身のゲーム開発者夫婦が、2012年シリコンバレーに設立した教育スタートアップです。エヌマがサービスしている「Todo Math(トドさんすう)」は、2014年6月に提供開始され、20カ国のApple App Storeで教育カテゴリ1位を記録し、日本でも子ども向けアプリのカテゴリランキングで1位を獲得し注目されました。2016年、米ソフトウエア情報産業協会(SIIA)は、「2016年最高のモバイルアプリと最高の幼児向けアプリ」の候補としてトドさんすうを上げました。エヌマは、2015年に韓国のソフトバンクベンチャーズコリア、中国のタル・エデュケーショングループ(TAL Education Group)、米国のK9 VenturesなどからシリーズAの投資を受け、現在までに約58億ウォンの投資を誘致しました。


<会社概要>

Enuma, Inc.

代表者  : Sooinn Lee

所在地  : 2600 9th St, Berkeley, CA 94710, United States

設立   : 2012年7月

事業内容 : 教育アプリ開発

URL   : http://enuma.com

Twitter : https://twitter.com/EnumaApps

取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら

プレスリリース配信企業に直接連絡できます。

  • 会社情報