イチケン様、BIM作業環境を 「SSI Ultra VDI Cloud」でクラウド化  「生産性向上」と「働き方改革」に挑戦

 プライベートクラウド事業を運営する株式会社エスエスアイ・ラボ(所在地:東京都港区、代表取締役:新家 太郎)は、株式会社イチケン(所在地:東京都港区、代表取締役社長:長谷川 博之)様に提供しているクラウドVDIサービスの「SSI Ultra VDI Cloud」の導入事例を2017年8月8日に公開しました。

サービス概要イメージ



SSI Ultra VDI CloudはVDI(仮想デスクトップ環境)をクラウドサービスとして提供するプライベートクラウドサービスです。NVIDIA GRIDの仮想GPUにより、BIM作業用ワークステーションをクラウドで提供し、新たなワークスタイルを提案するBIM on CLOUDソリューションです。
BIMソフトウェア導入時に必要となる、ハードウェアのリプレースによるコスト増大や導入期間、資産運用・管理、人材不足への課題を解決します。


●背景
 株式会社イチケン様は、昨今の建設業界で急速に普及しているBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を、生産性の向上を目的として導入されました。当初は東京本社に4台のBIM作業用ワークステーションを導入し、研修を進められていましたが、遠隔地の大阪、福岡支店へどのように研修を実施するか課題をもっていました。また、施工BIMへの活用を考えた際に、現場毎に高価なワークステーションを導入することが、維持管理やデータ共有をする上でも現実的でないと考えていました。

 今回、当社の「SSI Ultra VDI Cloud」が(1)作業場所を問わずBIMを操作できること、(2)コスト・拡張性に優れたクラウドサービスであること、(3)BIMモデルの共同作業を可能にするBIMcloudを提供していたことが評価され、導入いただきました。


●システム導入における効果
1.BIMのためのVDIサービスをワンストップで提供
 VDI構築に必要なライセンスやハードウェア、設置環境、保守管理、メンテナンスなどをクラウドサービスとしてワンストップで提供します。さらに、BIMcloudやクラウドレンダリングサービスなど、BIMをより使いやすくするクラウドサービスも、同じデータセンター内で提供しており、快適なBIM作業プラットフォームとしてお使いいただけます。

2.働き方改革への第一歩
 「SSI Ultra VDI Cloud」はインターネットへ接続できる環境であれば、場所を問わずBIMの作業をすることが可能です。介護や育児のため、オフィスへの勤務が難しくなった技術者に在宅で作業できる環境を提供し、昨今、建設業界でも課題となっている「働き方改革」への取り組みを支援致します。

3.施工BIMへの展開
 リモートで接続する端末は、高性能な端末を準備する必要はなく、WindowやMac、iOSやAndroid端末に対応しています。タブレット端末を施工現場に導入することで、最新のBIMデータを共有しながら作業することができ、管理者の業務効率を高め、調整業務の負担を軽減することができます。


●関連リンク
導入事例インタビュー
http://ssilab.co.jp/case/ichiken

「SSI Ultra VDI Cloud」 製品ページ
http://ssilab.co.jp/hosting/ssi-ultra-vdi-cloud


【株式会社エスエスアイ・ラボについて】
株式会社エスエスアイ・ラボは国内外にサービスの拠点をもち、毎日新聞社など多くの企業にクラウドサービスを提供する、クラウドサービスプロバイダーです。
建築・建設業界向けには、グラフィソフトジャパン社と共同で開発したBIMcloud用のサーバーサービスを、2016年9月よりサービスをリリースしました。サービス提供開始後、1部上場ゼネコンへ提供をするなど、2017年6月の時点で国内のBIMcloud導入企業の約70%が利用しています。

商号   : 株式会社エスエスアイ・ラボ
創業   : 1979年5月
代表取締役: 新家 太郎
所在地  : 東京都港区赤坂1-3-3 T-FRONTビル2F
URL    : http://ssilab.co.jp


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