天体望遠鏡で望遠撮影を。 高性能補正レンズ「レデューサーHD」、「フラットナーHD」を7月14日発売
総合光学機器メーカー、株式会社ビクセン(本社:埼玉県所沢市、代表取締役:新妻和重)は、SDシリーズ鏡筒およびAX103S、VC200L鏡筒対応の補正レンズとして、レデューサーおよびフラットナーを2017年7月14日(金)に発売します。
新発売の補正レンズは、SDシリーズ、EDシリーズ(F7.7)※、AX103S、VC200Lの各鏡筒に適合するレデューサー・フラットナーレンズです。「SDレデューサーHDキット」は焦点距離を短くし、F値を明るくしつつ周辺像を改善する補正レンズ。より広い範囲を撮影でき、露出時間を短縮できるので散光星雲や散開星団など広がりのある天体の撮影に最適です。パーツの組み合わせを変えることで次の「SDフラットナーHDキット」としても使用できます。
「SDフラットナーHDキット」は、SDシリーズ鏡筒の焦点距離・F値はほぼそのままで周辺像を改善する補正レンズです。レデューサー使用時に比べ焦点距離が長いので、天体をより大きく迫力のある像で撮影することが可能です。
「レデューサーHD」はAX103S・VC200L鏡筒用のレデューサーレンズ。この2機種はフラットナーレンズがあらかじめ組み込まれているため、SDフラットナーHDの追加なく良好な周辺像が得られます。レデューサーHD単体でも写野全面にわたりシャープな星像が得られます。
「SDレデューサーHDシリーズ」のシステム全体はレデューサーHD、SDフラットナーHD、スペーサーリングSD81、EDチューブ66の4点のパーツから構成され、組み合わせを変えることで様々な鏡筒で使用することが可能になります。
各鏡筒との組み合わせでイメージサークルはΦ44mmを確保し、フルサイズカメラによる撮影にも対応しています(VC200Lの場合はΦ36mm)。またレンズ全面には最大透過率99.9%のASコーティングを採用。丁寧な内面反射防止処理やレンズのコバ塗りによって光量ロスや迷光を徹底して排除しました。
※ED103S、ED115S鏡筒を除く
【製品詳細】
◆SDレデューサーHDキット ¥56,000(税別)
(構成:レデューサーHD、SDフラットナーHD、スペーサーリングSD81、EXチューブ66)
組み合わせを変えることで様々な鏡筒でお使いいただける汎用性の高いレデューサーキットです。SD鏡筒用レデューサー(0.79倍)、SD鏡筒用フラットナー(1.02倍(SD81Sは1.03倍))、AX103S・VC200L鏡筒用レデューサー(0.77倍)として使用できます。SD用レデューサーとして使用した場合は焦点距離を短縮しつつ周辺像を改善。イメージサークルΦ44mmの写野全面にわたってシャープで均質な像を提供します。
◆レデューサーHD ¥35,000(税別)
(構成:レデューサーHD)
AX103S、VC200L鏡筒用レデューサーレンズです。焦点距離を短縮(0.77倍)し、良好な補正結果が得られます。イメージサークルはAX103Sに使用した場合はΦ44mm、VC200Lに使用した場合はΦ36mmとなります。
◆SDフラットナーHDキット ¥27,000(税別)
(構成:スペーサーリングSD81、SDフラットナーHD、EXチューブ66)
SDシリーズ鏡筒用フラットナーレンズと接続リングのセットです。焦点距離はほぼそのまま(1.02倍(SD81Sは1.03倍))に、周辺像を大幅に改善します。イメージサークルはフルサイズカメラの全面をカバーするΦ44mm。写野全面にわたってシャープで均質な像を実現します。
【発売日】
2017年7月14日(金)
【WEBサイト】
製品ページ
SDレデューサーHDキット
https://www.vixen.co.jp/product/at/acc/372454.html
SDフラットナーHDキット
https://www.vixen.co.jp/product/at/acc/372461.html
レデューサーHD
https://www.vixen.co.jp/product/at/acc/372478.html
【株式会社ビクセン 会社概要】
代表取締役 新妻和重
創業1949年 本社 埼玉県所沢市
天体望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、フィールドスコープ、ルーペなどの設計、製造を行う光学機器メーカー
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