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    サイレックス・テクノロジー株式会社

    サイレックス・テクノロジー、 メッシュ対応ワイヤレスLAN技術を第6回 IoT/M2M展にて発表

    ~IEEE 802.11sに準拠した高速・簡単・セキュアな広カバレッジ無線LAN~

    サイレックス・テクノロジー株式会社(本社:京都府精華町、代表取締役社長:河野 剛士、以下 サイレックス)は、高速・簡単・セキュアな広カバレッジ無線LANとしてIEEE 802.11sに準拠したメッシュ対応ワイヤレスLAN技術(以下 メッシュ)を開発しました。本技術は第6回 IoT/M2M展(会場:東京ビッグサイト、会期:2017年5月10日~12日)に出展されます。サイレックスブースでは、本技術を含め、「マルチレイヤー・エンベデッド」をテーマに、ノードエッジからクラウドまでトータルにサポートする製品群が展示される予定です。

    メッシュの想定利用イメージ


    IoTを活用した取り組みにおいて、配線を伴うネットワーク工事には大変な手間がかかり、また、イニシャルコストを抑制したいというニーズも根強くあります。サイレックスのメッシュは対応通信機器を監視対象に付加するだけで、簡単にネットワーク構築することができます。また、広大な領域をカバーすることができるため、モバイル端末と可視化ツールを使った省人員での稼働状態の管理などにも有効です。

    サイレックスのメッシュは機器の稼働データを収集する通信インフラ用途を想定しています。本ネットワークはメッシュポイント(MP)とメッシュアクセスポイント(MAP)で構成され、近接するMP/MAPは相互に経路の冗長性を持ちます。このため、何らかの原因で通信状態が変化した場合には通信経路を再構成することで最適な通信環境を維持することができます。


    サイレックスのメッシュは、以下のような特徴があります。
    (1) 高速通信
    無線LAN(2.4/5GHz帯)を利用し、35-130Mbps(サイレックスの検証実測に基づく)の高速通信が可能です。
    (2) 高速経路構成
    何らかの事象によってメッシュネットワークの一部に障害が起こった場合、経路再構成に数十秒から数分かかるのが一般的です。サイレックスのメッシュは経路構成を最適化することで数秒での再構成を実現しています。
    (3) 多段ホップ
    1つのメッシュセグメントで最大32台のMP/MAPを利用でき、利用環境により200m四方程度の同一建物内のエリアをカバーします。
    (4) セキュリティ性
    企業向けネットワーク環境での利用を想定し、SAE認証やAES暗号化に対応しています。


    ◆第6回 IoT/M2M展
    開催日時 : 2017年5月10日(水)~12日(金)
           10:00~18:00(最終日のみ 17:00終了)
    場所   : 東京ビッグサイト 西展示棟2階 西3・4ホール
    ブース番号: 西13-73
    URL    : http://www.silex.jp/event/iotm2m_2017.html?pr=170426


    ◆出展予定内容
    <出展製品・テーマ:概要>
    AMCメッシュネットワーク:
    IEEE 802.11sベースのメッシュネットワーク。10台以上で構成されたメッシュネットワーク接続状況の図化、および、各ポイントに併設のIPカメラ映像のモニタリングを実演。Wi-Fiのウイークポイントであった、カバレッジや工事・サイトサーベイ等の技術コストと無線チャンネル消費を抑制。

    MA-USB(Media Agnostic USB):
    2014年3月にUSB-IFが仕様を発表、以来その技術の標準採用が期待されている高速無線USB接続機能「MA-USB」のデモです。

    Linux Box IoTゲートウェイBox:
    開発期間・開発コストを抑制する、量産投入可能タイプのLinuxベースの開発キット。デモでは、Bluetoothセンサ情報を「LB-100AN」で収集。内蔵されたKii Gateway Agentを通じ、IoTデバイス・Cloud連携フレームワークを実演します。

    CANブリッジ:
    車両通信で利用されているCAN通信インタフェースを無線化するBridge製品。収集したECU稼働情報を無線LAN伝送、IP通信化されたCANデータをiPadでモニタリング可能にします。

    ディスプレイ組込み対応 Network Display Adapter:
    OPSスロット活用してワイヤレスディスプレイを実現する組込みボード。PCの置き換えによるディスプレイシステムのコストダウンとメンテナンス性の向上を期待されます。

    DFS回避技術搭載 11acアクセスポイント:
    パートナー企業(IDL社)の高性能なDFS回避技術を採用し、運用中のAPが外部よりレーダー波を受けても瞬時のチャンネル切替えを行います。W53~W56の約15チャンネルの業務利用を可能とし、屋内・屋外を意識しない無線LANの構築・運用を実現。


    【サイレックス・テクノロジーについて】
    http://www.silex.jp/index.html?pr=170426
    サイレックス・テクノロジー株式会社(本社:京都府精華町)は、機器をネットワークやワイヤレスにつなげるハードウェア・ソフトウェアの技術を核とした研究開発型企業です。
    プリンタやMFPといったOA機器やワイヤレスルータなどのPC周辺機器をはじめ、医療機器・産業機器など確実な接続性が求められる機器にもネットワークやワイヤレスのノウハウを活かした製品を提案し、ビジネスの幅を広げています。品質基準を厳格に保つため、設計・開発・生産・品質保証といった一連のプロセスを「けいはんな本社」に集約しています。海外パートナーとの連携や新市場開拓、新技術の情報収集・開発などグローバルなビジネス展開のため、北米・欧州・中国・インドに拠点を設けています。


    ・記載された社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。

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