株式会社トータルヘルスコンサルティング

    介護現場の「口腔ケア」問題を解消へ! マウスピース型ウォータージェット「COMORAL(コモラル)」の老人ホーム向け販売強化および医療機器登録完了のお知らせ

    株式会社トータルヘルスコンサルティング(本社:東京都千代田区東神田、代表取締役社長:森重一雄)は、介護現場で長年問題視されてきた介護職員による「口腔ケア(歯磨き介助)」問題に対し、そのリスクを大幅に低減する口腔内洗浄製品「COMORAL(コモラル)」の老人ホーム向け販売を10月から強化します。

    介護職員による「口腔ケア(歯磨き介助)」問題
    介護職員による「口腔ケア(歯磨き介助)」問題

    「COMORAL(コモラル)」は、医療機器として9月に登録が完了した製品です。

    ※一般医療機器 コモラル 製造販売届出番号:15B3X10008100801
    ※一般医療機器 コモラルウォーターレット 製造販売届出番号:15B3X10008100802

    マウスピース型ウォータージェット「COMORAL(コモラル)」
    マウスピース型ウォータージェット「COMORAL(コモラル)」

    コモラルは、マウスピースを咥えるだけで60本の水流が1分間で口腔内を自動洗浄する製品であり、従来の「歯ブラシによる介助」とは異なり、介護職員が直接的な口腔内清掃を行う必要がないため、法的なグレーゾーン解消に貢献します。

    リハビリテーション施設で使用
    リハビリテーション施設で使用

    介護現場が抱える「口腔ケア」の法的な課題

    介護現場が抱える「口腔ケア」の法的な課題
    介護現場が抱える「口腔ケア」の法的な課題

    現在、日本の老人ホームや介護施設において、利用者の歯磨き介助は日常的な介護業務の一部として行われています。しかし、治療が必要な歯や口腔内の構造に触れるブラッシング行為は、法律上、歯科衛生士または歯科医師の免許を持つ者のみが行える「医療行為」と見なされる場合があります。
    このため、介護職員が利用者に対し、直接的な歯磨き介助を行うことは法的にグレーゾーン、あるいは違法行為となるリスクを抱えており、施設運営上の大きな課題となっています。現状では人手不足などから介護職員が対応せざるを得ない状況が続いています。

    「コモラル」が提供する新しい口腔ケアの形

    弊社が提供するマウスピース型ウォータージェット「COMORAL(コモラル)」は、この課題を解決するための新しいソリューションです。

    ■隅々までの歯磨きが難しい方に

    高齢者の方、お子様、障害のある方、脳卒中の患者様、外科手術前後の患者様、インプラントの定期的メンテナンスの患者様、ワイヤー矯正中の患者様、口腔粘膜に影響のある治療を受けている患者様

    ■歯周病、う蝕の管理が必要な方に

    歯肉の炎症、出血がみられる方、慢性歯周炎の患者様、う蝕になりやすい方、口腔乾燥がある方、ご妊娠中の方、高血圧や糖尿病など生活習慣病をお持ちの患者様

    【コモラルの主な特長】

    3年の歳月と2,000を超える試作を経て、最も効果的な最適構造へと到達
    3年の歳月と2,000を超える試作を経て、最も効果的な最適構造へと到達
    「構造そのものが機能」となる設計
    「構造そのものが機能」となる設計

    ・自動洗浄で介護職員の操作不要

    利用者がマウスピースを口に咥え、電源を入れるだけで、マウスピース型のウオーターレットから60本の水流が上下左右4方向から噴射され、上顎・下顎、歯の表面、歯周ポケット内部まで1分で洗浄。

    ・「介助」から「見守り・補助」へ

    介護職員は、利用者がコモラルを装着する際の「見守り」や「補助」に留めることが可能となり、直接的な口腔内への操作(ブラッシング)を回避できます。これにより、法的なリスクを大幅に低減しながら、利用者の口腔衛生を確保できます。

    ・短時間で高い洗浄力

    わずか1分間で効果的な洗浄が完了するため、口腔ケアにかかる介護職員の負担時間も軽減します。

    老人ホーム導入の意義

    コモラルの導入は、単なる口腔ケア機器の入れ替えにとどまらず、老人ホームや介護施設にとって以下のような大きなメリットをもたらします。

    老人ホームや介護施設にとっての大きなメリット
    老人ホームや介護施設にとっての大きなメリット

    ・誤嚥性肺炎の予防

    口腔環境が悪化すると、食べ物や唾液を飲み込む力である嚥下機能(えんげきのう)が低下し、誤って気管に入り込む誤嚥(ごえん)が起こりやすくなります。
    COMORAL を使うことで、口の中の乾燥や、舌の表面に付く汚れである舌苔(ぜったい)の付着を防ぐことができます。

    ・全身疾患を誘発する慢性炎症の予防

    歯周病原因菌は歯肉内に入り込み血流に乗って全身を巡ります。免疫反応で全身の慢性炎症を引き起こし、多くの全身疾患のリスクを高めることが近年の研究で指摘されています。
    COMORALで機能水をすみずみまで届けることで、口腔内に存在する細菌を除去します。

    ・コンプライアンスの強化

    介護職員による違法リスクを低減し、より安心・安全な施設運営を実現します。

    ・職員の業務負担軽減

    短時間で完了する洗浄と、口腔内操作の回避により、身体的・精神的な負担を軽減します。

    ・利用者QOL(生活の質)の向上

    毎日の口腔ケアを快適かつ確実にし、誤嚥性肺炎などのリスク低減にも貢献します。
    弊社はコモラルの普及を通じて、介護現場の法的リスクと業務負担の軽減、そして利用者の健やかな生活の維持に貢献してまいります。

    【製品概要】

    製品名:COMORAL(コモラル)
    種別:マウスピース型ウォータージェット
    特徴:60本の水流で28本の歯を360度1分間で洗浄
    販売:10月1日から販売開始
    価格:お問い合わせください。
    開発期間:3年の歳月と2,000を超える試作を経て完成
    ※一般医療機器 コモラル 製造販売届出番号:15B3X10008100801
    ※一般医療機器 コモラルウォーターレット 製造販売届出番号:15B3X10008100802

    ▼「COMORAL(コモラル)」に関するお問合せはこちら
    https://thcjapan.com/service/comoral/

    60本の水流で28本の歯を360度1分間で洗浄
    60本の水流で28本の歯を360度1分間で洗浄

    マウスピース型のウオーターレットから60本の水流が上下左右4方向から噴射され、上顎・下顎、歯の表面、歯周ポケット内部まで1分で洗浄。
    3年の歳月と2,000を超える試作を経て、最も効果的な最適構造へと到達しました。
    まさに「構造そのものが機能」となる設計です。
    口腔内を洗濯機のようにきれいに洗浄します。口腔内洗濯機と言っても過言ではありません。

    口腔洗浄に使用した機能水は直ちに排出します。

    浄水と口腔洗浄後の機能水は、ウォーターレットシステムの制御技術によって分離されます。
    洗浄後の機能水は同時に排出されるため、アルツハイマー型認知症や脳卒中の患者様をはじめ、座位を保てる方であれば、臨床現場で安全にコモラルを使用することができます。

    浄水と口腔洗浄後の機能水は、ウォーターレットシステムの制御技術によって分離
    浄水と口腔洗浄後の機能水は、ウォーターレットシステムの制御技術によって分離

    ソウル大学及びソウル大学歯科病院にて臨床試験を続けています。

    ソウル大学及びソウル大学歯科病院にて臨床試験実施中
    ソウル大学及びソウル大学歯科病院にて臨床試験実施中

    ■歯磨きを行わないコモラルだけの口内ケアが歯垢・歯肉炎症指数に及ぶ臨床結果

    健康な成人30名を対象としました。まず全員にスケーリングを行い口腔内の条件を揃えた後、参加者を無作為に以下の2つのグループに分けて試験を行いました。

    介入群:3日間、歯磨きは行わず、1日2回(朝・就寝前)コモラルを中程度の強度で3分間使用
    対照群:3日間、歯磨きは行わず、就寝前に水道水で3回軽くうがいのみ実施

    歯磨きを3日間中止した試験において、対照群ではプラーク指数、歯肉溝出血指数、プロービング時出血が統計的に有意に悪化しました。これに対し、介入群ではこれらの指数の悪化は認められず、特にBOPは有意に減少しました(p=0.028)。
    歯磨きができない状況においてコモラルを使用することは、何もしない場合に比べて口腔衛生状態の悪化を防ぎ、特に歯肉の炎症や出血を有意に制御する効果があると結論付けられます。

    歯磨きを行わないコモラルだけの口内ケアが歯垢・歯肉炎症指数に及ぼす臨床結果
    歯磨きを行わないコモラルだけの口内ケアが歯垢・歯肉炎症指数に及ぼす臨床結果

    ▼「COMORAL(コモラル)」に関する論文

    1. COMORALと歯磨き4週間併用使用後の口臭、歯肉炎、歯垢の減少効果
      Journal of Korean Academy of Oral Health 2022 June 46(2):92-98 (https://www.jkaoh.org/journal/view.html?doi=10.11149/jkaoh.2022.46.2.92)
    2. COMORALの歯垢形成および歯肉炎予防における効果:ランダム化比較試験
      Am J Dent. 2023 Oct;36(5):215-221. (https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37865807/)
    3. COMORALが歯周組織の健康と口腔内マイクロバイオームに及ぼす影響
      Scientific Reports volume 13, Article number: 12043 (2023)
      (https://www.nature.com/articles/s41598-023-38894-0)
      4.脳卒中後リハビリテーション患者の口腔衛生改善におけるCOMORALの介入効果
      Journal of Next-generation Convergence Technology Association Vol.8, No.3, pp. 730-741, 2024 (https://doi.org/10.33097/JNCTA.2024.08.3.730)
      5.COMORALによる認知症を併発する脳卒中患者の同時口腔清掃と口腔健康評価:症例報告
      Int J Clin Prev Dent 2024;20(1):33-37 (https://doi.org/10.15236/ijcpd.2024.20.1.33)

    ▼「COMORAL(コモラル)」に関するお問合せはこちら
    https://thcjapan.com/service/comoral/

    会社概要

    商号:株式会社トータルヘルスコンサルティング
    代表取締役:森重一雄
    所在地:〒101-0031 東京都千代田区東神田2-6-5 東神田ビル8階
    設立:平成14年5月2日
    事業内容:歯科医療事業、美容健康事業、食品輸入事業、サプリメント事業、スポーツ関連事業、WEB事業、出版事業、広告代理店事業
    URL : https://thcjapan.com/

    【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】
    株式会社トータルヘルスコンサルティング
    TEL:03-3526-3081

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