株式会社Z-Worksとの資本・業務提携について

~ 介護業務の効率化を実現するIoTシステムを共同開発 ~

インフォコム株式会社(東京都渋谷区、以下インフォコム)は、介護業務の負担軽減や効率化を実現するIoTシステムの実用化を進める株式会社Z-Works(ジーワークス、東京都新宿区 代表取締役 共同経営者 小川 誠、代表取締役 共同経営者 高橋 達也、以下Z-Works)に出資し業務提携しました。


【資本・業務提携の背景と目的】

高齢化が急速に進む日本では要介護者が増加する一方で、介護業務に携わる方々の人材不足や負担増大等が深刻な問題になっています。介護の現場ではこの問題を解決するためIT化が検討されています。

このような状況下、インフォコムはヘルスケア事業を重点事業と位置付け、既存の医療機関向けITサービスに加え介護領域へのビジネス拡大を目指し「介護丸ごとIT!」を推進しています。

Z-Worksは、インフォコムが主催するヘルスケアIT領域での新事業創出を目指すプログラム「デジタルヘルスコネクト」のビジネスプランコンテストにおいて優勝した経験を持ち、クラウド型IoTプラットフォームの構築/運用や介護業務の効率化に有用なセンサーデバイスの開発・製造等を進めています。


今回の提携により、インフォコムは介護業務の効率化を実現するシステムの開発に着手し、Z-Worksの非接触型センサーを活用した介護業界向けの見守りサービスを2017年4月に提供開始します。同サービスは、要介護者の行動やバイタルデータに加え室内温度等もセンサーで検知し介護者に通知します。介護者が適時に業務対応することで、要介護者の離床や徘徊の防止、症状の重篤化防止に繋がるとともに、介護業務の効率化が可能となります。



【今後の展開】

両社は引き続き地域包括ケアの発展に資するネットワーク構築の推進と、IoTを活用した医療/介護現場をサポートする新たなソリューションの創出を目指すとともに、認知症ケアサービス等の地域包括ケア領域におけるIoTサービスを拡充するため、新たなセンサー等の共同開発を進めます。



インフォコムは、現中期経営計画に引き続き2017年2月7日に公表した新たな中期経営計画(2017年4月から2020年3月)においてもヘルスケア事業を重点事業と定め、医療機関や製薬企業向けに提供する製品/サービスの機能強化や品質向上、競争力強化に取り組むとともに、「介護丸ごとIT!」の取り組みを加速します。

以上




<株式会社Z-Worksについて>
会社名    株式会社Z-Works
設立年月   2015 年4月
資本金        187,400千円
代表者    代表取締役 共同経営者 小川  誠
       代表取締役 共同経営者 高橋 達也
本店所在地  東京都新宿区下落合4-21-19 目白LKビル7階
事業内容   ・国内外IoTデバイスの調達販売、独自IoTデバイスの企画・開発
       ・頑張らない介護(Live Connect)を実現するシステム開発
       ・サービスプロバイダ向けに、スマートホームサービスをOEM提供





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