共有IDの実操作者を特定・記録する本人確認ソリューション「I...

共有IDの実操作者を特定・記録する本人確認ソリューション 「ID Inspector」の最新バージョン1.6を発表

~2人体制による作業の際の本人確認に対応し、 重要システムに対する作業ミスや不正操作の防止を徹底~

システム運用のリスク管理ソリューションを提供するエンカレッジ・テクノロジ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長兼CEO:石井 進也、以下「当社」)は、共有IDの実操作者を特定・記録する本人確認ソリューション「ID Inspector」の最新版バージョン1.6を販売開始いたました。

操作画面イメージ
操作画面イメージ

「ID Inspector」は、システム管理業務において、特権IDをはじめとした共有IDを使用する場合に個人のID・パスワードやスマートカードを使用して共有IDの使用者を特定する「本人確認ソリューション」です。
2008年に販売を開始して以来、IT全般統制やシステムリスク管理態勢の強化を目的とする一般企業や金融機関を中心に採用されてきました。


■バージョン1.6の強化点
今回発表いたしました最新バージョン1.6では、以下の点を強化いたしました。
(1) 2人体制における本人確認をサポート
従来の「ID Inspector」では、共有IDを使用する作業者の本人確認のみを行っておりましたが、今回新たに2人体制での作業における本人確認を行うことができるようになりました。
具体的には、同一端末またはサーバー上で作業者及び確認者について、各々の個人のID・パスワードやスマートカードによって本人確認ができるまでデスクトップ画面がロックされ、作業を行うことができない仕組みを提供します。

操作画面イメージ
https://www.atpress.ne.jp/releases/120256/img_120256_1.png

重要システムの管理作業については、操作ミスや不正操作を防止する目的で、立会人を立てるなど必ず2人以上で作業を実施し、単独での作業を防止するルールを規定している場合が多くあります。しかしながら2人体制での作業を徹底したり、監査を行うためのシステム上の仕組みが、ほとんど存在していません。
「ID Inspector」の2人体制本人確認を利用することで、OSやアプリケーションのカスタマイズを行うことなく、作業時、必ず2名の本人確認を必要とする仕組みを実現し、ルールを徹底させるとともに、出力される監査用レポートを用いて、徹底状況を客観的に示すことが可能となります。

(2) Windows 10/Windows Server 2016に対応
「ID Inspector」の動作環境として、新たにMicrosoft Windows 10およびWindows Server 2016に対応しました。現時点ではWindows 10 LTSB 2015およびLTSB 2016、Windows Server 2016についてはバージョン1607までのバージョンにて動作を確認しており、今後のアップデートに対しても速やかに対応を予定しています。


■販売開始時期
2017年1月24日


■価格について
ライセンス標準価格一式で約120万円から(別途保守サービス費用が発生します)


■当社について
2002年に創業。金融、通信などの社会インフラの一端を担う大規模システム運用管理及び運用統制を実現するソフトウェアの開発・販売を手掛けています。システム証跡監査ツール7年連続市場シェア1位※1を確保している「ESS REC」をはじめ、当社ソフトウェアは、累計で約500社の企業で採用されています。

社名  : エンカレッジ・テクノロジ株式会社
      (東京証券取引所マザーズ 証券コード:3682)
代表者 : 代表取締役社長兼CEO 石井 進也
本社  : 東京都中央区日本橋浜町3-3-2 トルナーレ日本橋浜町7F
URL   : http://www.et-x.jp/
資本金 : 5億738万円(2016年9月末)
事業内容: コンピュータシステムソフトウェアの開発、保守ならびに販売
      コンピュータ運用管理に関するコンサルティング
      コンピュータ運用管理に関するBPOサービス


■「ID Inspector」について
「ID Inspector」は、システム管理業務等において、特権IDをはじめ共有IDを使用する場合でも、誰が使用したかの特定を可能にする本人確認ソリューションです。
システムにログオン後、設定された無操作時間経過後、あるいは特定の操作が発生した時点で個人IDやスマートカードによる本人確認ができるまで作業中のデスクトップをロックします。

【「ID Inspector」の主な特長】
●OSやアプリケーションの認証の仕組みに影響されることなく本人確認を実施。そのため、既存のアプリケーションなどに変更を加えることなく導入を実現。
●ESS RECと連携することで操作内容をより詳細に記録、システム管理業務の統合的な記録と点検・監査を実現。


※1 出典:情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望 2010、同2011、2012、2013、2014、2015、2016【内部漏えい防止ソリューション編】株式会社ミック経済研究所

【サービス内容に関するお問い合わせ窓口】
エンカレッジ・テクノロジ株式会社
ソリューション営業部
TEL : 03-3527-2624
FAX : 03-3660-5822
Email: etx-contact@et-x.jp


※文中に記載されている製品名及び会社名は、商標または商標登録です。

取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら

プレスリリース配信企業に直接連絡できます。

  • 会社情報