しょうけい館(戦傷病者史料館)、入場料無料の講演会 「箱根療養所の想い出」を開催

    告知・募集
    2009年7月16日 12:00

    戦傷病者等が体験した労苦を後世に伝える資料を収集、保存、展示している しょうけい館(所在地:東京都千代田区、館長:徳田 保久)は、8月9日(日)に入場料無料の講演会「箱根療養所の想い出」を開催いたします。

    案内図

    戦傷病者の中でも、脊髄を損傷したために下半身麻痺となり、車椅子で生活した人々がいました。箱根療養所はそうした人々のための国立の施設として戦中に作られた療養所でした。戦後は一般の人々にも開かれた療養所になりましたが、古くは戦前の日露戦争の後に設置された癈兵院にさかのぼる歴史を持ち、1965(昭和40)年には戦傷病者のための病棟が作られるなど、戦傷病者を受け入れた国立の施設としては最も長い歴史を持っています。
    そこで本講演会では、現在のこの病院の院長に、箱根療養所と戦傷病者とのかかわりについてお話しいただきます。

    日時 :8月9日(日)13:30~14:30
    会場 :しょうけい館1階証言映像シアター
    講演者:独立行政法人国立病院機構箱根病院 院長 石原 傳幸氏
    入場料:無料

    *席に限りがございますので(約30名)、参加ご希望の方は当館まで一度ご連絡下さい。

    ★企画展「療養所の戦後~箱根療養所でくらした戦傷病者の労苦」(※)は7月23日(木)~9月27日(日)まで開催しています。ぜひご来館下さい。

    ※企画展「療養所の戦後~箱根療養所でくらした戦傷病者の労苦」
    箱根療養所(現在の独立行政法人国立病院機構箱根病院)の協力を得て、戦中・戦後の療養所の写真をはじめ、昔の木製の箱根型車椅子、その他、かつて西病棟に残されていた慰問の品々など約100点を展示し、所内で暮らした戦傷病者とその家族の戦後の労苦を紹介します。


    【しょうけい館 概要】
    所在地   : 〒102-0074 東京都千代田区九段南1-5-13 共同ビル九段2号館
    ホームページ: http://www.shokeikan.go.jp
    交通案内  : 地下鉄の場合
            東西線・半蔵門線・都営新宿線「九段下」駅6番出口から徒歩1分
            都営バスの場合
           「九段下」停留所から徒歩1分(高71 系統(九段下~高田馬場駅)
    その他   : 駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
            車椅子で来館される場合は館のA入口をご利用ください。

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