Software AG、日本におけるデジタルの最大活用を拡大

独立系では世界最大手の企業向けソフトウェア プロバイダーであるSoftware AG(フランクフルト TecDAX:SOW)は本日、「IoT(モノのインターネット)」と「インダストリー 4.0」による日本での需要拡大を受け、世界トップレベルのデジタル化ソリューションの提供に引き続き注力することを発表しました。

デジタル化(Digitalization)は、企業の競争力を飛躍的に強化し、長期的な健全性を維持する技術であり、それがもたらす急激な変化によって従来のビジネス手法を一掃するほどのインパクトがあります。企業は組織をデジタル化することにより、既存のビジネスモデルを発展させて新しい革新的なモデルを設計できるほか、従来型のシステムを最適化し、新しい収益源を獲得するとともに、組織の俊敏性を向上させることができます。
またデジタル化によって、まったく新しい方法で顧客と繋がり、顧客に革新的なデジタル体験を提供できるため、独自の価値提案を訴求し、多様で刺激的な新しい方法によるマーケティングを展開することが可能になります。

ソフトウェア・エー・ジー株式会社 日本法人社長ブルース・ベドー(Bruce Beddoe)は次のように述べています。
「Software AGは、デジタル変革という現象を世界で初めて認識した企業の一つであり、その結果デジタル ビジネス プラットフォームを生み出しました。デジタル ビジネス プラットフォームとは、デジタル化を管理する強力なテクノロジー・機能・方法を統合するシステムで、企業がそれを利用することにより、データ主導型の業務運営、顧客との密接なつながり、驚異的な俊敏性を実現することができます。」

さらにSoftware AGは最近、複数の有力企業と戦略的パートナー契約を結び、日本企業向けにデジタル化のエコシステムを活用しようとしています。
先日は、ドイツ本社とRobert Bosch GmbH社(Bosch、本社:ドイツ)との間で、「Bosch IoT Cloud」とデジタル ビジネス プラットフォームの全機能の統合および販売に関するパートナー契約を締結したことを発表しました。
また先日、本社とパートナー契約を締結したCumulocity社(本社:ドイツ)も重要なパートナーの一つです。
同社は、数千のテナントに分散する、数百万のデバイスが接続されたネットワークに、容易かつセキュアに統合、リンク、および拡張できる強力なIoT基盤を企業に提供しています。

またSoftware AGには、顧客が同社のソリューションを利用できるようにサポートする強力なパートナーネットワークがあります。同社はパートナー各社と協力し、デジタル ビジネス プラットフォームを導入した世界中のデジタルエンタープライズを支援しています。このプラットフォームでの変革を促進するために設計されたデジタルマーケットプレイスでは、Software AGとパートナーの提供するソリューションや幅広い開発リソースをお客様が閲覧してダウンロードすることができます。

現在日本においては、産業分野のデジタル化需要が拡大しており、これらのパートナー契約の締結はまさに時宜を得たものです。このようなパートナー関係によって、進化を続けるIoT分野で各企業のテクノロジー利用によるビジネスプロセスの改善、効率性の向上、収益の拡大をサポートするSoftware AGの顧客サポート力がさらに強化されています。


マッキンゼーの最近のレポートが明らかにしたところによると(※)、あらゆる業種の日本企業が、ビジネスモデル変革におけるインダストリー 4.0の有用性を急速に認識しつつあるものの、適切な革新的技術が利用できないためにそれを十分に活用できずにいます。Software AGの狙いは、豊富なソリューションのポートフォリオによって日本企業の円滑なデジタル化を推進し、インダストリー 4.0とIoTがもたらす能力の実現をサポートすることにあります。

Software AGのオーストラリア・ニュージーランド地域担当バイスプレジデントでもあるベドーは次のように語っています。「Software AGは、日本におけるデジタル変革の促進に注力しています。複数のグローバルパートナーを持つ弊社は、日本のインダストリー 4.0とIoTを牽引できる存在です。これまで築き上げてきた実績と40年以上に及ぶ日本での経験があれば、今後もパートナー各社やお客様と協力して技術革新を継続し、デジタル化がもたらす可能性をあらゆる業種にご提供できると確信しています。」

Software AGはこれまで、Electrolux社(本社:スウェーデン)、Schwering & Hasse社(本社:ドイツ)、Pepperl+Fuchs社(本社:ドイツ)などの企業との協業を通じ、デジタルビジネス機能によって世界中の企業の発展に寄与してきました。ドイツ本社のカスタマー エンゲージメント エクセレンス担当バイスプレジデント兼グループ執行役員であるマイケル・オウィッシ(Michael Ouissi)は次のように結んでいます。
「Software AGは、日本市場に改めて取り組む方針を明らかにしたことで、日本企業の間にデジタル化を普及させ、日本をデジタルの最先端へと導くための大きな第一歩を踏み出しました。同時に我々は、Software AGのお客様がこれまで投資されてきたものを長期で守るということに責任を感じています。Adabas & Naturalユーザであるお客様には、Adabas & Naturalの製品およびサービスを2050年を超えてもサポートし続けるという、IT業界でこれまでに例のないコミットメントを弊社が決定したからです。」

(※)マッキンゼーによるインダストリー 4.0に関するレポート
(McKinsey Industry 4.0 Report)
https://www.mckinsey.de/files/mck_industry_40_report.pdf


【Software AGについて】
デジタル変革により企業のIT環境は、従来の柔軟性に欠けた、部門ごとに独立したアプリケーション群から、最新のソフトウェアプラットフォーム主導のITアーキテクチャへと変貌し、デジタルリアルタイムエンタープライズを実現するために欠かせないオープンアーキテクチャやスピード、アジリティをもたらします。Software AGは、世界初のエンド・トゥ・エンドのデジタル ビジネス プラットフォームを提供しており、コアとなる構成要素として、統合やプロセス管理、インメモリデータ、アジャイルアプリケーション開発、リアルタイム分析やエンタープライズアーキテクチャ管理を伴うオープンスタンダードに基づいています。当社のモジュラープラットフォームにより、ユーザは自身のデジタル化された未来実現のため、次世代のアプリケーションシステム開発が可能となります。
当社は40年以上にわたる顧客中心のイノベーションに根差し、多くの革新的なデジタルテクノロジー市場のカテゴリで「リーダー」と位置付けられています。現在、世界70ヶ国に約4,300人の従業員を有し、2015年度は8億7,300万ユーロの売上を達成しました。
詳しくは、 http://www.softwareag.com/jp をご覧ください。

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