限定商品「LACOSTE BY JEAN - PAUL GOUDE」が 11/16(水)に登場

LACOSTEから、自らを「グラフィック アーティスト」と称するジャン=ポール・グードとのコラボレーション「LACOSTE BY JEAN -PAUL GOUDE」を発売します。
2016年のHOLIDAY COLLECTORでは、LACOSTEは並外れた旅へといざないます。クリエイティブ・ディレクターであるフェリペ・オリヴェイラ・バティスタがジャン=ポール・グードと出会ったことから始まりました。フェリペは、彼に、ポロシャツ、ボンバージャケット、バッグやクラッチといったリミテッドエディションのアイテムのためのロゴだけではなく、クリスマスのスペシャルパッケージや広告ヴィジュアルのデザインを全面的に依頼したのです。

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ジャン=ポール・グードは自身にとってのミューズであるグレース ジョーンズとの作品やシャネル、ペリエ、ギャラリーラファイエットなど数々のブランドのTVコマーシャルを通じて80年代、90年代に色褪せることのない功績をのこしてきた人物です。そして今年、世界で知られる 「ワニ」と出会ったのです。

【THE COLLECTION】
ジャン=ポール・グード氏の目を通して見たLACOSTEのワニ。彼が幼少期に思い描いたアフリカ、ダンスへの熱い思い、そしてバウハウスへの心酔。

正装に身を固め、とても洗練された2匹のトカゲ類の動物のパレード。ジャン=ポール・グードの空想世界からそのまま飛びだしてきたままに、カプセルコレクションのアイテムに刺繍されています。メンズ、ウィメンズのポロシャツを筆頭に、バッグやクラッチ、そして限定のボンバージャケットが展開されます。

■THE POLO SHIRTS                      ※価格は税抜 
<半袖>
MEN/PH0833(5色)17,000円
WOMEN/PF0830(5色)16,000円
<長袖>
MEN/PH1038(5色)19,000円
WOMEN/PF1036(5色)19,000円
厚手のコットンピケ(鹿の子)素材のポロシャツは半袖と長袖がメンズとウィメンズ用にクラシックでありながら色あせない、ホワイト、ネイビー、杢グレー、グリーン、レッドの5色で展開されます。

■THE BAGS
<トートバッグ>
NF1854(1色)56,000円
<クラッチバック>
NF1855(1色)26,000円
この特別エディションを象徴する2つのグラフィックが、ピケ柄の型押しレザーの「シャンタコ」でできたネイビーのトートバックとクラッチバックに刺繍されています。

■THE LIMITED EDITION - THE BOMBER JACKET
MEN/PH0831(1色)50,000円(税抜)
WOMEN/PF0828(1色)47,000円(税抜)
メンズとウィメンズで展開される、厚みのあるコットンピケ(鹿の子)素材のジャケットは、ボンバージャケットとスカジャンの要素を併せ持ったデザインで、ポロシャツからインスパイアされた襟が特徴的です。背中部分には再編集されたワニのデザインがメンズ・ウィメンズのそれぞれにあわせて刺繍されています。こちらのボンバージャケットはネイビーで展開されます。

2016年11月16(水)よりLACOSTE(67店舗)およびLACOSTE e-shop、LACOSTE ZOZOTOWNにて一斉発売(アウトレットを除く)

商品に関するお問い合わせ:ラコステお客様センター 0120-37-0202
オフィシャルサイト:www.lacoste.jp

【THE INTERVIEW-今回のコラボレーションについて-】
■どのようにしてLACOSTE BY JEAN-PAUL GOUDE プロジェクトは始まりましたか?

フェリペ・オリヴェイラ・バティスタ(以下FOB):ジャン=ポールの作品が大好きです。そして彼がLACOSTEのことを高く評価してくれていること、そしてコミュニケーションという彼の活動の主要な分野で何らかの取り組みを実現したいと思っていることを知っていました。この『LACOSTE Collector』はデザイナーとアーティスト達に一任されたプロジェクトでその機会をついに手に入れることができました。
ジャン=ポール・グード(以下JPG):フェリペがある日私のもとを訪れました。それはこの上なく素晴らしい時間でもあり、出会えたことに感謝しています。「今日の午後テニスをするけど、君も参加しないか?」とでも言うように、とてもシンプルなオファーでした。

■アーティストへ一任してこのようなスペクタクルを創り出すことは稀ですか?

JPG:このプロジェクトは日に日に大きなものになっていきました。そして、ミニ パフォーマンスを行うこととなりました。このプロジェクトにおいて、まさに、フェリペはセルゲイ・ディアギレフ、LACOSTEはロシアバレー団、そして私はタマーラ・カルサヴィラのようなものです。
FOB:ジャン=ポールとの取り組みにおける最も素晴らしい点は、彼の手法が非常に独特なものであることです。彼はすでにLACOSTEと切っても切れない関係となり、このコラボレーションは、ジャン=ポールがまさに望んでいた広告キャンペーンで帰結することとなりました。
JPG:全ては自然発生的に進んでいきました。

■ジャン=ポール・グード氏へは詳細なインストラクションを出していたのですか?

FOB:今回のオファーは委託ではなく、招待です。つまり、全てを彼に任せたものです。
ジャン=ポール自身が、ビジョンを描き、決定を行い、LACOSTEに関して独自の解釈をしているのです。なので「ジャン=ポールらしくするために、ここはこうして、あそこはこうしてほしい」というような無粋なことは言いませんでした。全てがありのままです。私の仕事といえば、その作品に感銘を受け、そのビジョンを表現する手助けをすべき、私が敬愛するその人を選ぶことだけでした。私は個人的にこのプロジェクトに関わり、表現方法に関してサポートするぐらいでした。ブリーフといったようなものはありませんでした。この白紙委任状は、自由へと続く小さな窓のようなものと言えます。

■LACOSTEのロゴを再解釈するのは簡単でしたか?

JPG:何をしたらいいのか、まったく分かりませんでした…ワニはある種独特な存在です…ワニのように着飾ったらどうなるか?それが私の美学とマッチするベターな答えでした。とてもシンプルに、紙で作り上げました。エフォートレスに見えなくてはなりません。それが真のエレガンスだからです。シンプルなものがこれほどまでに難しいことだと考えたことがありませんでした。その過程が快いものであるようにと、ほかの作品を作るときと同じく、個人的なテーマというものを取り入れてみました。

■あなたにとって、ワニはジャングルの『無法者』で、LACOSTEの控えめなスポーツウェアのイメージとは異なりますか?

JPG:私が子供の頃、LACOSTEのワニのマークはすでにとても有名でした。彼は孤独ではありません。ミシュランマン、ラッフィング カウそして随分と後になって登場するKodakettesもそうです。
フェリペとの最初の打ち合わせの際に見せた最初のスケッチでは、「ワニは男性のベストフレンドだ」と書き足していました。共有する無意識の中で、ワニに対する一般的なイメージはこんな感じです(彼はワニの閉じられた口から丸呑みされている動物の足が飛び出しているスケッチを示した)。私の場合はこういったイメージではありませんし、LACOSTEというブランドも昔から同じだと思います。ここに、ルネ・ラコステ(Rene LACOSTE)がリビングルームでくつろぎながら、鎖につながれた獰猛なワニの剥製を抱いている写真があります。
FOB:ブランドはそのロゴとそれが意味するものを自由に変えていけるべきなのです。それこそ、地理的になかなか行くことのできないアフリカにワニを持って行き、そこでブランド活動を行うというような。
JPG:LACOSTEの愛好家たちがそっとロゴを身にまとっていますが、だからといってその控えめなスタンスと無関係なストーリーを語るべきではないということではありません。『ワニ』というニックネームは、30年代にアメリカ人ジャーナリストがルネ・ラコステのコートでの粘り強いプレーを見てつけたものです。彼は獲物に喰らいついたら話すことはありませんでした。

■ワニのバレーはどのようになっていくのでしょうか?

JPG:非常に洗練された2匹のトカゲ類の動物が踊る婚姻のダンス。それは、2014年に東京の21_21美術館で開催された展覧会で私が展示したものとちょっと似ているロボットたちのバレー。私はダンスが好きです。機会があるたび、私の中の舞踏家が目を覚まし、バレーを上演しようとするのです。200年祭のパレードは、まさにそれにほかなりません。そしてこれからも変わらず続けることでしょう。私は踊り、そして写真を描く。それが私にでき得ることの全てなのです。

■コスチュームに関してはいかがですか?

JPG:そうですね…女性向けには、折り紙や光ファイバー、そしてダンボールでできたこのウェディングドレスがあります。そして、男性向けには、同じものにプラスして、折り紙でできたペニスケースがあります。

■ドローイングから全てが始まったということでしょうか?

JPG:はい。なぜなら私はそもそも多くの人がそう呼ぶように、グラフィックアーティストだからです。『フォトグラフィックデザイナー』ではありますが、写真もグラフィックデザインのひとつの形だということです。

■動画に関してもということですか?

JPG:はい。一度ドローイングが完成すれば、どんな動画も可能です。無論、提供された素材を使いこなして、TVのコマーシャルや、SNSなどにも活用できます。

■あなたが描いたキャラクターが着ているマスクやとんがり帽が意味するものはなんですか?

JPG:私の作品の中には、繰り返し登場する要素があります。バウハウスは私が好んで参考にしているものですが、その中でも、オスカー・シュレンマー(Oscar Schlemmer)と彼の『triadic ballet』は特に私のお気に入りです。私自身のバレーは、ファッションショーのときのようにコスチュームを身にまとったキャラクターたちが回転しながら奏でる特大のオルゴールとより関連性があるのです。

■音楽に関してはいかがでしょうか?

JPG:とてもリズミカルです。ある種の呪文のようなものです。Palais de la Porte Doreeに住むゴーストたちを眠りから覚まし、一晩限りで蘇らせるような感じですね。それはこのプロジェクトの潜在的なアイデアでもあります。

■ヴァンセーヌ動物園あなたの創造力を掻き立てる最高の場所ということでしょうか?

JPG:そうですね。そして同じくPalais de la Porte Doreeは私をとても熱狂させてくれるということもあります。途方もない巨大なコンクリートの壁を隔て、ヴァンセーヌ動物園は私たちが家族と住むエリアから非常に近い場所に位置しています。夏の暑いときには、数マイル離れた厩舎からの臭いがすることもあります。夜になれば、童話のアフリカのごとく、満天の星明りの下、動物たちのうなり声が響いてくるのです。

■Palais de Porte Doreeでイベントを開催することはあなたの夢だったということですか?

JPG:しばしば内容は変わってきましたが、現在では国立移民美術館(Musee national de l’histoire de l’immigration)や国立アフリカ・オセアニア美術館(Musee national des Arts d’Afrique et d’Oceanie)、Musee de la France d’Outre-Mer、植民地博物館(Musee des colonies)のほか、ワニが居る亜熱帯水族館もあります。私にとってはそれこそがPalais de la Porte Doreeなのです。ここでイベントを開催することは子供の頃から夢見てきたことですし、私の人生のインスピレーションの源でもあります。

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