ボッテガ・ヴェネタ、「ICON」誌と共にラルフ・ギブソンのポ...

ボッテガ・ヴェネタ、「ICON」誌と共に ラルフ・ギブソンのポートレート展を開催

ボッテガ・ヴェネタは、ファインアートを手掛ける著名なフォトグラファーのラルフ・ギブソンが撮影したポートレートの特別展を開催いたしました。この展覧会は「ICON」誌とのコラボレーションにより実現したもので、2016年11月3日、ドイツ・ハンブルクにあるボッテガ・ヴェネタのブティックで開かれました。展示された白黒のポートレート作品には、デザイナーや建築家、パフォーマーや学芸員など、国外で暮らす13人のドイツ人が写し出されています。ボッテガ・ヴェネタのクリエイティブ・ディレクター、トーマス・マイヤーがアートと建築をこよなく愛し、またドイツで生まれた後、アメリカに渡ったように、13人の被写体もマイヤーと共通する経験と情熱を持っています。

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トーマス・マイヤーは「ラルフ・ギブソンは、控えめでありながらダイナミックなところがすばらしいと思います。彼と私は共通の言語を持っているように感じています。ギブソンの視覚的なスタイルは独特で、明らかに他の人とは違う、しかも影響力を持ったスタイルです」と語っています。生涯にわたる写真愛好家で、コレクターでもあるマイヤーは、写真という芸術の形態に目を留め、情熱を注ぐようになったきっかけはギブソンの作品だったと述べています。
マイヤーは2001年にボッテガ・ヴェネタに加わると、写真への情熱を自然に進化させた形で“アート・オブ・コラボレーション”をスタートさせました。現在も続くこのプロジェクトでは、世界的に有名なビジュアルアーティストを毎シーズンの広告キャンペーンに起用し、コラボレーションを行っています。ギブソンにとって、ファッションがテーマとなったことはそれまで1度もなかったものの、2013/2014年の秋冬キャンペーンでボッテガ・ヴェネタとコラボレートし、光と影、建築物とラインが生み出す構図に対する独自のセンスが光った作品を作り上げました。「ボッテガ・ヴェネタやトーマス・マイヤーと仕事をするのはいつも楽しいです。このブランドの明敏な美的センスとバランス感覚を探るクリエイティブな作業なのです。ボッテガ・ヴェネタとICON誌と一緒にこのプロジェクトに携わったことで、白黒のポートレートの世界をより深く探求することができました。このブランドの哲学とどこかで共鳴する人たちに、象徴的な魂を与えることができたと思っています」とギブソンは語っています。

今回、展示されるポートレート作品は、雑誌「ICON」の5月号に掲載されていたものです。同誌はドイツ日刊紙の日曜版で国際的な内容で知られる“ヴェルト・アム・ゾンターク”が制作しており、クリエイティブでいきいきとしたビジュアル表現で業界に影響を与えてきました。“Through his eyes(彼の眼を通して)”という絶妙なタイトルが付いた特集はトーマス・マイヤーがゲストエディターとして参加した特別なもので、自らの視点で編集のすべての内容を定義、提供し、“エディターからの手紙”のページにも署名を寄せています。「ICON」誌の編集主幹を務めるインガ・グリーゼは「マイヤー氏の平穏で焦点が定まった生のあり方に対する表現、そしてデザインに対する視点は、あらゆるものを取り込んでいると考え、それを尊重しました」と語っています。

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