N.Y.在住の世界的なデザインディレクター Walker Mac William氏が日本のモノづくりを視察

MASTERWALの海外展開に向けたアドバイザーとして本社を訪問

家具製造・販売を行う「株式会社アカセ木工」(所在地:岡山県浅口郡、代表取締役社長:藤井 幸治)は、2016年5月よりN.Y.のセレクトショップ「Blue in Green」内にて、ウォールナット無垢材の家具 MASTERWALのアイテムを展示・販売し、自社ブランドとして初の海外展開を果たしました。2016年9月には、現在「Blue in Green」のデザインディレクターを務めるWalker Mac William氏が来日。「Blue in Green」内に専門店を構える「MADE IN JAPAN PROJECT」(※)のマーケティング事業と協働し、海外展開に向けたブランディングアドバイザーとして視察に訪れました。

視察の様子(1)
視察の様子(1)

N.Y.のSOHO地区に店舗を構える「Blue in Green」は、メンズファッションを中心としたセレクトショップ。2016年5月のリニューアルオープンを機に、MASTERWALの人気アイテムが店内にディスプレイされています。Walker氏は、「ダナキャラン」「ラルフローレン」「コーチ」等、数多くのファッションブランドのクリエイティブディレクターとしてキャリアを積み、世界的ブランドのデザインやコンセプトの監修と発展に長く携わった人物です。

まずは当社スタッフと共に、明治30年創業の老舗帽子メーカー石田製帽(岡山県笠岡市)を訪れ、縫製等の作業場を視察。海外でも注目されているという美しい縫製技術にWalker氏も強く関心を持たれていました。訪問後はアカセ木工本社に移動し、ウォールナット材の選定、加工から組み立て、仕上げまで一連の製造工程をご案内しました。工場見学を待望していたWalker氏からは、加工の道具や作り方について積極的に質問が飛び、終始和やかな雰囲気の中で見学が行われました。見学後はソファ等で使用する生地サンプルのチェック、ブランドのコンセプトや商品についてディスカッションしました。

Walker氏からは、ニューヨークで好まれるデザインや素材等の開発に関わるヒントから、海外販売時のサイズ表示といった細かい部分に至るまで、ブランディングを中心に具体的なアドバイスをいただきました。
今回の視察では、日本のモノづくりの技術とこだわりに触れていただくと同時に、N.Y.の市場やトレンドを熟知するディレクターの、生の声を聞ける絶好の機会となりました。


今後もこうした機会を積極的にもうけ、MASTERWALのさらなる海外展開を進めていきたいと考えています。


(※) 特定非営利活動法人メイド・イン・ジャパン・プロジェクト。日本製の商品を流通する仕組みを構築し、地域の活性化に貢献する活動を展開。モノづくりを通して「日本の価値」を伝えることを目的としたNPO法人。


■株式会社アカセ木工
代表者 : 代表取締役社長 藤井 幸治
所在地 : 〒719-0302 岡山県浅口郡里庄町新庄1550(岡山本社)
事業内容: 家具製造、家具・家庭用品・装飾雑貨等の販売
URL   : https://www.akase.co.jp/

取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら

プレスリリース配信企業に直接連絡できます。