男性の約9割が車内で化粧をしている女性を目撃!?車内での化粧...

男性の約9割が車内で化粧をしている女性を目撃!? 車内での化粧経験のある女性は3年で最大20%増加! 仕事に家事にと現代女性の多忙さも要因か

乗り換え案内サービス「駅すぱあと」を提供する株式会社ヴァル研究所(本社:東京都杉並区、代表取締役:太田 信夫)は、鉄道・バスの利用にまつわる様々な問題について調査する「ルウト研究所」で男女3,413人を対象に2016年9月2日(金)〜9月11日(日)まで実施した「公共交通機関を利用するときの意識調査」の1つ、「電車やバスでの移動中の化粧実態調査」の結果を発表します。

本調査結果のイメージ画像
本調査結果のイメージ画像

なお、「電車やバスでの移動中の化粧実態調査」はヴァル研究所が提供するID「val ID(ヴァル アイディー)」に登録している10代〜70代の男女3,413人を対象に行いました。

■調査結果のトピックス
(1)全体で8割超が電車やバス車内で化粧をする女性を「見たことがある」と回答
(2)女性の約3割が電車やバス車内での化粧経験あり
(3)「よくないとわかっているが、時間がなくて仕方なく…」という女性の声も

■調査結果の概要
<(1)全体で8割超が電車やバス車内で化粧をする女性を「見たことがある」と回答>
問1:電車やバスの中で女性が化粧をしているところをみたことがありますか?

全体の約8割が、電車やバス車内で化粧をする女性を「見たことがある」という回答でした。男女別で見ると、男性の場合は「見たことがある」が約9割、つまり10人に9人の割合です。一方、女性の場合は「見たことがある」が約8割、つまり5人に4人の割合となっています。

また、前回(2013年実施)の調査結果と比較すると、女性の「(電車やバス車内で化粧をする女性を)見たことがある」は12.5%の減少が見られます。「電車やバス車内でスマートフォンを閲覧する方が増えた」「女性は比較的小柄のため、人の壁で物理的に他の女性が見えない」「女性にとって化粧直しは見慣れているため注意が向かない」などの可能性から、女性は女性が化粧をしている姿が気にならない・気づかないのではと予想されます。

<(2)女性の約3割が電車やバス車内での化粧経験あり>
問2:電車やバスの中で化粧したことがありますか?(※女性のみの回答データ)

電車やバス車内で化粧をしたことがあるかの問いについて、女性の約3割が「はい(電車やバス内で化粧をしたことがある)」と回答しました。年代別で見ると、特に20代〜30代女性に「はい(電車やバス内で化粧をしたことがある)」と答えた方が多いようです。

前回(2013年実施)の調査結果と比較すると、20代〜60代女性の「はい(電車やバス内で化粧をしたことがある)」の割合が軒並み増加していました。最も増加していたのは50代女性で、2013年の調査結果では「はい(電車やバス内で化粧をしたことがある)」がたったの2%だったところ、2016年の調査結果では22.3%と、約20%増加していました。

化粧直しが簡単にできる化粧品も増えているため、「少しだけ直そう」と、電車やバスで化粧をする人が増えているのかもしれません。また、「男女共同参画白書 平成28年版」(※1)によると、15歳〜64歳の女性の就業者数が2013年以降増加していることから、働く現場で活躍する女性が増えた結果、仕事に家事にと忙しく「寝不足で朝が起きられない」「身支度の時間がとれない」といった女性も増えているのではと推測されます。

※1 出典:「男女共同参画白書 平成28年版」(内閣府)
  http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h28/zentai/index.html

<(3)「よくないとわかっているが、時間がなくて仕方なく…」という女性の声も>
問3:電車やバスの中で化粧をしている女性を目撃した時の体験談などがあれば教えてください

いただいた回答結果では、全体的に「公衆の場では控えたほうが良い」「不愉快」「においや汚れが気になる」などのマイナスイメージのコメントが多くありましたが、中には「時間がないのはわかるが」「仕事で忙しいとは思いますが」といった気遣うコメントも見られました。

【回答結果(※一部)】
「最近は見慣れたせいか違和感を感じる事が少なくなってしまいましたが、公衆の面前ですべきでないと思います」(50代男性)

「目の周りのお化粧を、している時など、目に入りそうで怖いなと思う。危ないなぁと思う。」(40代女性)

「朝電車に乗った時に、前に座っていた女性がフルメイクした事にびっくりしました。」(40代女性)

「公共交通機関はメイクをする場所ではないので不愉快。口紅を塗り直すくらいならいいと思うけど、マスカラやファンデーションからしているのを見るのは嫌な気分になる。」(30代女性)

「向い合わせの席に座った時には化粧はしませんが新幹線のように一人で座っているときには化粧はします。人が見るような状況では化粧はしてほしくありません。」(60代女性)

「すごく手早く慣れていて思わず感心したのと変身ぶりに感心してしまった」(60代女性)

「混雑時には避けてほしい」(40代男性)

「時間が無いのはわかりますが、ファンデーションなどを使った時の粉が周りに飛ぶ事もあり、不快な事がありました。」(50代男性)

「忙しくて時間がなかったんだな。とは思うが、電車でやるのはちょっと。と感じた。」(20代男性)

「特にイヤな印象はない」(40代女性)

「仕事で忙しいとは思いますが、多くの人の前でするのは、他の人も座りにくいと思います。」(30代女性)

「空いていれば特に問題ないが、混み合っているときは遠慮して欲しい。」(30代男性)

「公共の場でお化粧をするのはあまりよくないです。時間がないときに、仕方がなくしたことがあります。」(20代女性)

「人目を憚らないことに驚くとともに、揺れる中での作業に感心する。」(40代女性)

「周りに迷惑をかけないならいいと思う。化粧品を周りの人につけてしまったり、席を荷物で占領して化粧するのはNG」(30代男性)

「人前で化粧している時点で化粧の意味があるのかと思ってしまう」(40代男性)

■調査の実施概要
調査名  :電車やバスでの移動中の化粧実態調査
調査期間 :2016年9月2日(金)〜9月11日(日)
調査対象者:「val ID」に登録している10代〜70代の男女3,413人
      (男性:2,167人、女性:955人、その他:291人)
調査方法 :インターネットを利用したアンケート調査

なお、本調査結果は、ルウト研究所の下記ページにも掲載しています。
http://roote.ekispert.net/labo/result/2016/06

■参考・前回の調査結果
2013年に実施した本調査と同様の調査結果は、ルウト研究所の下記ページに掲載しています。

「調査No.06 電車やバスでの移動中の化粧実態調査 調査結果発表」
http://roote.ekispert.net/labo/result/2013/06

■「val ID(ヴァル アイディー)」について
ヴァル研究所が提供するアプリやサービスをより便利にご利用いただくためのIDの名称です。登録は無料です。登録時にはメールアドレスが必要です。なお、外部サービス(Twitter、Facebookなど)のアカウント認証によるご登録も可能です。

■株式会社ヴァル研究所について
1988年にMS-DOS版の経路検索システム「駅すぱあと」を発売して以降、全国の公共交通機関データと高い信頼性をベースに、様々な利用形態に合わせた製品・サービスを展開しています。近年では「駅すぱあと」の膨大なデータや機能をAPIとして提供し、幅広い分野の企業との共創・コラボレーションに取り組んでいます。

商号   : 株式会社ヴァル研究所
代表取締役: 太田 信夫
所在地  : 東京都杉並区高円寺北2-3-17
設立日  : 1976年7月26日
企業サイト: http://www.val.co.jp/


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