ハイパーバイザー不要、仮想デスクトップを低コストかつ容易に実現  「リモートPCアレイ」を10月31日に販売開始

    ~アセンテックとシンクライアントベンダーAtrustが共同開発~

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    2016年10月31日 13:00
    アセンテック株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:佐藤 直浩、以下 アセンテック)は、グローバル市場で急成長している台湾のシンクライアントベンダーAtrust社と共同開発した仮想デスクトップソリューション「リモートPCアレイ(RPA)」を、2016年10月31日に販売開始いたします。 RPAは、1Uの筐体に20台の物理PCを搭載。仮想デスクトップに必要な、CPU、メモリー、ストレージ(SSD)、ネットワークスイッチ、マネジメントソフトウェアをオールインワンにて提供する、ハイパーコンバージド・デスクトップ・ソリューションです。 昨今、仮想デスクトップは、強固なセキュリティ、災害時の事業継続性、BYODの導入などで、企業規模を問わずニーズが高まっています。しかし、従来型のオンプレミス型仮想デスクトップの導入には、高額な初期導入コストや長期にわたる設計構築期間、複雑な構成による予期せぬパフォーマンス障害など、さまざまな課題がありました。 RPAは、物理PCにリモート接続を前提にした設計で、ハイパーバイザーが不要です。それにより、インフラ部分のコストならびに、設計・構築期間も劇的に短縮できます。そして仮想デスクトップシステム全体のコストを大きく削減することが可能となり、従来の仮想デスクトップの課題の多くを解決します。また、システムの拡張も1U(20台の物理PC)単位で容易に行えます。 価格は1ユーザあたり、5万円台の市場提供価格を想定しており、これまでにない低コストでの導入が可能となっています。 RPAは、デスクトップ仮想化ソフトウェアとして「Citrix XenDesktop」を活用することで、HDXテクノロジー、ICAプロトコルが利用でき、高いパフォーマンスの提供や、より高度なシステム設計が可能となります。 ■シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社様からのコメント シトリックス・システムズ・ジャパンは、このたびアセンテック株式会社より提供が開始される「Citrix XenDesktop」をコアコンポーネントとした新しい仮想デスクトップソリューション「リモートPCアレイ」の発表を歓迎します。アセンテック様は、弊社の仮想デスクトップ製品の認定ディストリビュータとして多年に渡り、実績を築いてこられました。この豊富な実績と技術力を活かし、導入コストの低減や導入期間の短縮などのお客様のニーズに対応する仮想デスクトップ製品を提供されることは、今後の市場をさらに活性化していくものと期待しています。シトリックスは、デスクトップ仮想化ソリューション提案におけるアセンテック様とのさらなる連携によって、お客様のビジネスの発展を支援してまいります。 シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社 パートナー営業本部長 脇本 亜紀 ■リモートPCアレイで仮想デスクトップ構築時のさまざまな課題を解決 1. 初期導入コストを大幅削減 一般的なVDIの導入コストと比較して、ハイパーバイザーが不要であり、1ユーザあたりの導入コストを約50%削減(*) 2. 設計構築期間の短縮 ハイパーバイザーが不要であり、また、パフォーマンス サイジングも不要のため、一般的なVDIの設計構築期間と比較して約50%短縮(*) 3. パフォーマンス障害の低減 1ユーザにつき1PCカートリッジを物理アクセスで割り当てるため、他ユーザの負荷干渉はありません。 ハイパーバイザーの利用もないため、パフォーマンス障害の原因の多くを排除 4. 保守運用コストの削減 一般的なVDIと比較して圧倒的に稼働コンポーネントが少なく、また、ハイパーバイザーが不要なため、保守運用コストを低減 5. 容易な拡張 ダウンタイムなしで、ユーザ数に応じて、シャーシを追加するだけで容易に拡張可能(1シャーシ単位) *:アセンテック試算 ■仕様 ・PCカートリッジ CPU    :Intel Bay trail Celeron Processor N2807 2Core, 1.58GHz, 1MB キャッシュ Memory  :DDR3 4GB Storage  :M.2 SSD 64GB/128GB Network  :Dual port 1Gb Ethernet サポートOS:Windows 7/8.1/10 ・シャーシ 20台のPCカートリッジを1Uの筐体に集約 ネットワークスイッチ:1Gb layer2ネットワークスイッチ、VLAN/LACP対応、            KVMスイッチ内蔵 ホットスワップ可能 :電源ユニット(冗長)、FAN(冗長)、PCカートリッジ 電源ユニット    :350W冗長構成 消費電力      :通常220W、最大264W 発熱量       :900BTU/hr. ・専用管理ツールACM(Atrust Chassis Manager) 複数シャーシの一元管理をリモートおよびローカルで実現 RPA筐体情報確認:ファームウェア、ファン状態、電源状態、温度 温度確認    :各PCカートリッジ/スイッチ温度 ファームウェアアップデート 管理IP設定(DHCP/固定IP) 管理コンソールからリモートで各PCカートリッジの電源オフオンを実行可能 (端末ハング時も可、エンドユーザーからも電源オンオフ可) シャーシの障害通知 メール通知 SNMP Trap ユーザ管理 スイッチ機能(Intelligent layer2) ■提供開始 製品出荷:2016年12月12日 ■販売経路 アセンテック株式会社の販売パートナーより、お客様に提供 ■モデルと構成 モデル:構成 RPA100:1Uシャーシx1     カートリッジx20(4G メモリー, 64GB SSD)     1年間、先出しセンドバック保守 RPA100:1Uシャーシx1     カートリッジx20(4G メモリー, 128GB SSD)     1年間、先出しセンドバック保守 ※オープン価格 ※OSは含まれておりません ■RPAセミナー開催 RPAを国内初お披露目するセミナーを以下概要にて開催予定です。 『Hypervisor不要、仮想デスクトップを低コストかつ容易に実現! 次世代の仮想デスクトップソリューションを国内でいち早くお披露目! アセンテック「リモートPCアレイ」セミナー』 〈概要〉 日時 :2016年12月2日(金)15:00-16:30 (14:30受付開始) 場所 :アキバプラザ VDIイノベーションセンター     〒101-0022     東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフトビル アキバプラザ7F 定員 :30名 受講料:無料(事前登録制) 主催 :アセンテック株式会社、Atrust社 登録は以下より https://www.ascentech.co.jp/event/16/161202.html ■アセンテック株式会社について https://www.ascentech.co.jp/ アセンテック株式会社は、世界のVDI市場をリードするCitrix社および、米国を始め各国で高いシェアを誇るDell Wyse製品の1次代理店です。また、デル株式会社のプレミアパートナーとして、包括的に製品を取り扱っています。これらと同時に、USBキー1本で簡単シンクライアント化を実現するアセンテック自社開発ソリューション「Resalio Lynx」、VDI環境における印刷課題を解決する「ThinPrint」などを取り扱い、仮想化インフラの設計、構築も含め、「VDIトータルソリューション」カンパニーとしてお客様に付加価値の高いソリューションを提供しています。また、ストレージ領域においても、グローバルで高い支持を集める“アダプティブ・フラッシュ/オールフラッシュストレージソリューション「Nimble Storage」や、Microsoftの『クラウド統合ストレージ』ソリューション「StorSimple」を提供し拡大し続けるストレージ市場にも柔軟に対応しています。 *文中に記載している社名・商品名は各社の商標または登録商標です。

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