ABB インドにて3,400万米ドルの電力案件を受注

ヒマラヤの水力発電を支援する変電所と電力網の強化

(ABBグループ、2009年7月1日発表) 電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーであるABBはこのほど、北アジア地域での送電網を強化し、水力のクリーンなエネルギーを供給するための3件の新規変電所をインド、ウッタラカンド州 送電公社(PTCUL: Power Transmission Corporation of Uttarakhand Ltd.)より3,400万米ドルで受注しました。

ABBは132kV(キロボルト)、220kV、400kVの変電所の設計、供給、設置、テストそして現地調整を担当します。また、変圧器や他の主要な電力機器も納入します。

当プロジェクトは2011年に完了の予定で、再生可能エネルギー源により、増大する電力需要に対応し、当地域での経済発展に資するものです。中でも、西ヒマラヤのスリナガー変電所は、当地域で最大規模となる見込みです。

パワーシステム事業部の責任者、ピーター・ロイプは、「インドでの電力網インフラの強化を支援し、再生可能エネルギー開発に供与でき、大変喜んでいます。ABBの電力技術により地域に安全で信頼性が高く、かつ効率的な送電を可能にします。」と述べています。

変電所は電圧階級の変換を容易に行い、電力を配電する送配電の鍵となる設備です。ABBは世界各国で、最大電圧800kVを含む、およそ1万もの変電所を納入しています。

PTCULは、変電所および送電線の運営・管理を担う、北インド、ウッタラカンド州の公益事業会社です。

ABB( http://www.abb.com/ )は世界のおよそ100カ国に120,000人の従業員を擁する電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーです。環境負荷を最低限に抑えながらお客さまの業務効率を最適化するソリューションの数々を、産業界と公益事業の皆さまに提供しています。ABBジャパンは日本国内では電力およびオートメーション事業を、製造、販売、サービス分野にわたって展開しており、約700名の従業員、3つの合弁事業、12都市にわたる販売/サービスネットワークを擁しています。ABBジャパンについての詳細は、 http://www.abb.co.jp/ をご覧ください。

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