「伊達男のこだわり~きせる・たばこ盆・たばこ入れに見る職人の...

「伊達男のこだわり ~きせる・たばこ盆・たばこ入れに見る職人の技~」 たばこと塩の博物館(東京・墨田区)で 2016年11月19日(土)~2017年1月9日(月・祝)開催!

喫煙具にこめられた職人の技の数々を 江戸から昭和初期にかけての資料150点以上で紹介

たばこと塩の博物館(東京・墨田区)では、2016年11月19日(土)から2017年1月9日(月・祝)まで、「伊達男(だておとこ)のこだわり~きせる・たばこ盆・たばこ入れに見る職人の技~」を開催します。

菖蒲革腰差したばこ入れ
菖蒲革腰差したばこ入れ

16世紀末頃に日本に伝来したとされるたばこは、髪の毛ほどの細さに刻み、きせるで喫煙するという独自のスタイルで定着して、紙巻たばこへと主軸が移る昭和初期まで続きました。

きせるでの喫煙が広まるのにあわせて、たばこ盆やたばこ入れといった喫煙具も生み出され、持ち主のこだわりを反映するようになっていきました。人々はこぞって珍しい素材を用い、金工や漆芸をはじめとした装飾を施しました。そこには、様々な分野の職人たちの巧みな技を見ることができます。さらに、江戸から明治へと移りゆく時代の中で、廃刀令により日用品への転向を余儀なくされた刀装の職人たちの技術が喫煙具にも応用され、優品が生み出されていきます。

伊達政宗愛用のきせるから始まる本展では、喫煙具を制作した職人や、持ち物としての喫煙具にこだわった歌舞伎役者や噺家など「伊達男」たちのエピソードを交えながら、きせる、たばこ盆、たばこ入れを中心に、刀装具などもあわせて150点以上の資料を展示します。細部にまでこだわりを見せつつ、実用も兼ね備えた「用」と「美」の世界をご覧いただきます。


■展示品例
<菖蒲革腰差したばこ入れ>
https://www.atpress.ne.jp/releases/114529/img_114529_1.jpg
八代目桂文楽コレクションとして当館が所蔵するこのたばこ入れは、文楽以前には五代目清元延寿太夫が所蔵していた、清元の名人にも落語の名人にも愛された伊達な1点。


■開催概要
名称  :伊達男(だておとこ)のこだわり
     ~きせる・たばこ盆・たばこ入れに見る職人の技~
会期  :2016年11月19日(土)~2017年1月9日(月・祝)
会場  :たばこと塩の博物館 2階 特別展示室
所在地 :東京都墨田区横川1-16-3(とうきょうスカイツリー駅から徒歩8分)
入館料 :大人・大学生 100円(50円)
     満65才以上の方(要証明書)と小・中・高校生 50円(20円)
     *( )内は20名以上の団体料金
開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日 :月曜日、12月29日(木)~1月3日(火)

<たばこと塩の博物館ホームページ>
https://www.jti.co.jp/Culture/museum/

<展示の見どころと作品紹介>
https://www.atpress.ne.jp/releases/114529/att_114529_1.pdf


■展示関連イベント
<浮世絵のミニワークショップ>
日時:2016年11月23日(水・祝) 11:00~、14:00~(各回とも60分程度)
定員:各回40名 当日整理券制
   ※参加費無料(ただし、入館料は必要です)。
   ※当日開館時より、整理券を1名につき2枚まで配布します。
   (入館料は整理券配布時に枚数分お支払いいただだきます。)
会場:1階 ワークショップルーム
協力:公益財団法人アダチ伝統木版画技術保存財団

*彫師の彫りを見学し、版木を摺ってみる体験イベントです。
 摺りは1色のみ。摺った版画は記念にお持ち帰りいただけます。

<展示関連講演会>
定員:90名 当日整理券制
会場:3階 視聴覚ホール

「現代の伝統彫金」
日時:2016年11月27日(日) 14:00~
講師:桂盛仁(重要無形文化財<彫金>保持者・人間国宝)

「伊達政宗ってどんなひと?―その生涯と足跡」
日時:2017年1月7日(土) 14:00~
講師:佐々木徹(仙台市博物館学芸員)

<たばしお寄席>
「中村仲蔵」
日時:2016年12月11日(日) 14:00~
定員:90名 当日整理券制
会場:3階 視聴覚ホール
口演:五街道雲助(噺家)
解説:新藤茂(国際浮世絵学会常任理事)


※参加費無料(ただし、入館料は必要です)。
※いずれも当日開館時より、整理券を1名につき2枚まで配布します。
 (入館料は整理券配布時に枚数分お支払いいただだきます。)

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