総合数理学部 宮下芳明教授 3Dプリンタの新たな造形方法を開発 ~滑らかな手触りを3Dプリント~
その他
2016年10月18日 16:00明治大学総合数理学部の宮下芳明教授、大学院理工学研究科博士後期2年の高橋治輝さんは、熱溶解積層方式3Dプリンタを用いて、滑らかで凹凸感のあるシートを作成する手法を開発しました。

一般的に、3Dプリンタで作られたものの表面には、プラスチック樹脂の積層による段差が目立ち、ざらついた手触りになります。安価な3Dプリンタではこの問題の解決が難しく、滑らかなものを作ることが困難でした。
今回提案された造形方法では、3Dプリンタの樹脂の押し出し方や樹脂量を制御することで、さまざまな太さの構造を一度の押し出しで作り出します。プラスチック樹脂の積層を行っていないため、押し出された樹脂は滑らかな表面になり、これを敷き詰めることで、均一な凹凸を持ったシートを作ることができます。透明樹脂や柔軟性のある樹脂との相性が良く、蛇革のような感触や高級感のある見た目を日用品に付加する、などの応用が可能です。
☆参考
■ 研究紹介動画( https://youtu.be/fL9W5oxfj3g )
■ 宮下芳明研究室( http://miyashita.com/ )
今回提案された造形方法では、3Dプリンタの樹脂の押し出し方や樹脂量を制御することで、さまざまな太さの構造を一度の押し出しで作り出します。プラスチック樹脂の積層を行っていないため、押し出された樹脂は滑らかな表面になり、これを敷き詰めることで、均一な凹凸を持ったシートを作ることができます。透明樹脂や柔軟性のある樹脂との相性が良く、蛇革のような感触や高級感のある見た目を日用品に付加する、などの応用が可能です。
☆参考
■ 研究紹介動画( https://youtu.be/fL9W5oxfj3g )
■ 宮下芳明研究室( http://miyashita.com/ )