「SDS試験」の実績が累計20万棟を突破

地盤事故ゼロを目指し開発した地盤調査方法

戸建住宅の地盤調査・建物検査を手掛けるジャパンホームシールド株式会社(所在地:東京都墨田区、代表取締役社長:斉藤 武司)は、2010年10月より提供を開始した次世代の地盤調査方法「スクリュードライバーサウンディング試験(以下、SDS試験)」の実績が2016年9月に累計20万棟を突破しました。

SDS試験調査機械
SDS試験調査機械

 SDS試験は地盤事故ゼロを目指して開発した当社独自の地盤調査方法です。現在主流のスウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)では、地盤がどんな土で構成されているか、音や感触を頼りに判別しています。これに対してSDS試験では、回転トルク値などのデータを総合的に分析することで、より正確な土質判断が可能になります。
 昨今の自然災害などの影響から、地盤に関する意識が高まっており、高精度な地盤調査が可能なSDS試験のニーズはさらに増えていくと予想されます。

 また、20万棟を超える実績と高精度な地盤調査により、SDS試験に関する論文が国内のみならず海外でも多く発表され、国内外で認知度が高くなっています。さらに、2016年6月から宇宙航空研究開発機構(JAXA)などとSDSの理論を活かして、月面でも利用可能な地盤調査技術の確立に向けた共同研究も行っています。
ジャパンホームシールドは今後も、SDS試験をはじめとする優れた技術とサービスを通じて、世界中の人々の豊かで快適な住生活の未来に貢献していきます。

<参考資料:SDS試験について>
従来の測定データに加え、回転トルク値などのデータなどを総合して分析することで、より正確な土質判断ができる次世代の地盤調査方法です。小型の調査機を用いるため、大がかりな試験機を必要とするボーリング調査に匹敵する高精度ながら、コストを抑えられるのも特長です。
2010年の提供開始以来、国内外で認知度が高まっており、SDS試験に関する論文が国内で53本発表されているほか、海外でも計8本が採択されています。また、優良な住宅部品の認定を行う一般財団法人ベターリビングより「先端建設技術・技術審査証明」を取得するなど、公的機関にも有用性が認められました。

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サービス
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建設 住宅・不動産
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