リーズンホワイ、専門医限定ネットワークでプラメドと業務提携

2016.12.16 11:00

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医療ITサービスを提供するリーズンホワイ株式会社(本社：東京都港区、代表取締役社長：塩飽哲生)は、2016年12月16日(金)にインテージグループ企業として、45,000人の会員医師を対象とした調査事業を行う株式会社プラメド(本社：東京都千代田区、代表取締役社長：久野弘恵)と業務提携することになりました。これによって、プラメドの提供する医師向けサービスに、リーズンホワイが開発した「Whytlink(ホワイトリンク)」が加わります。

Whytlink イメージ

▼Whytlinkの概要
Whytlink(*1)は、専門医限定の実名によるネットワーキングサービスです。専門医の能力やスキルを「見える化」する実績管理ツールとして、各専門医の可能性を最大化することを目指しています。また、専門医によるプロジェクトの進行をサポートするために、メンバー間のコミュニケーション、進捗状況の把握、情報の共有化などを支援する機能も備えています。さらに2017年1月中旬には、患者を他の病院に救急搬送する際に、受け入れ先確定までの時間短縮を可能にするWhytlinkアプリ(iOS)をリリースします。
2012年の調査(*2)によると、勤務医の4割が週60時間以上働いています。新たなWhytlinkアプリの活用によって、勤務医の過重労働という課題の解決が期待できます。

(*1)URL： https://www.whytlink.com
(*2)「勤務医の就労実態と意識に関する調査」独立行政法人労働政策研究・研修機構

▼業務提携の背景とメリット
提携の背景には、両社のビジョンの一致があります。リーズンホワイは、医療現場の課題解決のために「医療×IT」で患者と専門医をつなぐことを目指しています。一方、インテージグループのプラメドは、同グループのビジョン「知る、つなぐ、未来を拓く」の実現のため、医療現場の「現状・問題・解決策」を正確に把握し、それを医療現場や社会に迅速に伝える仕組みの提供を目指しています。「つなぐ」という役割を果たすことで、より良い医療を実現するという両社のビジョンが一致していたのです。
業務提携によってリーズンホワイは、すでにWhytlinkに参加している専門医に対して、より多くの医師との交流の機会を提供できます。また、プラメドを通して新たな問題や課題の把握が可能になるため、「医療×IT」による課題解決の領域を広げていくことができます。
一方プラメドは、新たにWhytlinkに参加する会員医師に対して、自身の能力や実績を棚卸すると同時に「見える化」することで専門性をさらに高める機会や、救急搬送の受け入れ先確定に時間がかかるという課題解決の手段を提供できます。また、会員医師のプロフィールを充実させることが可能となり、以前よりも個々の専門性によりマッチした調査を依頼できるようになります。ほかにも、Whytlinkという専門医のネットワークが、新たな「現状・問題・解決策」の把握の手段になることが期待できます。

▼2017年1月中旬にリリースされる「Whytlinkアプリ」の概要
救急患者が来院しても、対応できる専門医やオペ室が空いていない場合などには、早急に受け入れ先の病院を探す必要があります。しかし、その患者を専門とする医師を探し出すことは難しい上に、一病院ずつ電話をする必要があるため非常に時間がかかります。この課題を解決するために開発されたのが「Whytlinkアプリ」です。患者の搬送が必要になったときは、あらかじめお気に入り登録されている医師、もしくは、その患者を専門とする医師をリストアップできます。このリストから選択した医師あてにメッセージを作成、送信できます。メッセージには写真や動画も添付できるので、受け入れ先の医師も判断がしやすく、受け入れ先確定までの時間短縮が可能になります。

【会社概要】
会社名　：リーズンホワイ株式会社
所在地　：〒105-0001
　　　　　東京都港区虎ノ門5丁目11-1 オランダヒルズ森タワー
TEL　　： 03-5530-8297
代表者　：代表取締役社長　塩飽哲生
設　立　： 2011年7月7日
URL　　： http://www.reasonwhy.jp/
業務内容：医療ITサービス

会社名　：株式会社プラメド
所在地　：〒101-0062
　　　　　東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ13階
TEL　　： 03-5294-9060
代表者　：代表取締役社長　久野弘恵
設立　　： 2005年4月7日
URL　　： http://www.plamed.co.jp/
業務内容：調査事業、医師会員サービス事業