対照的な次世代霊柩車2車種を同時発表

株式会社アドバンスト・カー・エンジニアリングは、同社霊柩車ブランドの「LEQUIOS(レキオス)」よりメルセデス・ベンツSクラスをベースに車両をストレッチしたセダン型霊柩車の発表と新型プリウスを用いた第三世代霊柩車「HYBRID」の受注を開始したことを下記の通りお知らせいたします。

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-------------最高級車とエコカーをベースにした2台の霊柩車--------------

■開発の背景

葬祭業界は、必要な許認可などが特にないため、新規参入しやすい業界として知られ、葬儀ビジネスは、今や2兆円の巨大産業となっている。その状況下、葬祭業界関連各社は差別化を図るべく試行錯誤を続けている状況にある。
また、大手葬儀業者をはじめとして、植樹をしたり紙製の棺を使うなど、環境問題に取り組む葬儀業者も増えている。

レキオスは、価格競争だけではなく、葬儀業者の個性を引き出すアイテムの一つとして、今までに無い個性的な霊柩車を常に提案している。
近年、人々の葬儀に対する意識の変化により、「縁起が悪い」などの理由から派手な霊柩車を敬遠する傾向があり、霊柩車と一目で解る宮型霊柩車の乗り入れが禁じられている地域が増えている時代背景がある。レキオスは、第三世代霊柩車というコンセプトをもとに、ベース車にセルシオを用い、霊柩車には見えないセダン型のストレッチ・リムジン型霊柩車を販売し新たなニーズを創りだした。


■葬儀業者の広告効果を狙ったアイテム

今回は時代背景を鑑み、対照的とも思われる2種類の霊柩車を発表する。
最高級車メルセデス・ベンツSクラスを用いた霊柩車に見えないセダン型霊柩車は、ご遺族に対しては、大切な故人を最高級車で華やかに送り出したいというご要望に応えることができ、葬儀業者は、比類無い葬儀の演出で差別化を図り、高級感を出すアイテムの一つとして使用できる。

最新型プリウスをベースカーに用いたハイブリッド駆動の霊柩車は、環境にも配慮したいというご遺族のご要望に応えられ、葬儀業者は価格もさることながら地域、環境に配慮した葬儀業者であることをアピールすることによって差別化を図る事ができるエコロジカルな霊柩車。

対照的な2車種の霊柩車は、葬儀業者が市場で競合することなくそれぞれの企業イメージを消費者にアピールすることができる。


■環境性能を重視した開発

最高級車メルセデス・ベンツSクラスを用いたセダン型霊柩車の概要

弊社はメルセデス・ベンツS400ブルーハイブリッドをベース車両に用いて環境性能を向上させる取り組みを行う方針である。その前段階として、現行のメルセデス・ベンツのSクラスを使用した霊柩車を今回発表した。1,300ミリメートルのセンター・ストレッチを施した全長は6.3メートルのセダン型の霊柩車。レキオス標準の電動式棺台を標準装備。棺室内は、直線的なデザインをベースに、内装品はウッドパネルや質感の高いレザー調で仕上げ、6箇所に配置された照明により、棺室は幻想的な空間を提供。価格は19,215,000円~販売。ロングモデルの7.5メートルの5名乗車可能なモデルも受注を開始。
メルセデス・ベンツS400ブルーハイブリッドベースの霊柩車は、2011年発表予定。


最新型プリウスをベースカーに用いたハイブリッド霊柩車の概要

全長を約1,930ミリメートルのセンターストレッチを施し、全長が6.4メートルと操舵しやすいサイズで5名乗車が可能な霊柩車。価格も7,875,000円とリムジン型の霊柩車としては手頃なコストパフォーマンス。ハイブリッドという低燃費性能で維持費用も抑えることができる。
20.9Km/L(*)の低燃費を実現した霊柩車 (*)当社走行テストデータから推計
計測条件(一般道を使用し通常走行で計測)
高速道路50km【平均時速100km/h】一般道50km【平均時速28.8km/h】
CO2排出量を大幅削減
トヨタの新型プリウスをベース車としたレキオスの第三世代霊柩車「HYBRID」の、1Km走行時のCO2排出量は111g/Km。年間5,000Km走行した場合、燃費が5Km/Lの霊柩車(約450g/Km)と比較すると339g/KmのCO2削減が可能となり、これを杉の木が吸収するCO2量に換算すると、その量はおおよそ杉の木121本(**)相当となる。

(**)杉の木は50年で高さが約20~30mとなり、当たり1年間に平均して約14kgの二酸化炭素を吸収するとされています。


■2009フューネラルビジネスフェアにおいて、最高級車メルセデス・ベンツSクラスを用いたセダン型霊柩の展示発表と、新型プリウスをベースカーに用いたハイブリッド霊柩車の予約説明会を開催

フューネラルビジネスフェアについては、↓
http://www.sogo-unicom.co.jp/pbs/fair/fbf/2009/index.html


■株式会社アドバンスト・カー・エンジニアリングとは
デザイン・設計・製作を一貫して行う沖縄県うるま市に本社を置くリムジン専門メーカーです。安全・快適かつハイクオリティーなストレッチ・リムジンの受注生産を行っております。同社の霊柩車は、「レキオス」というブランドで販売されています。

会社名    : 株式会社アドバンスト・カー・エンジニアリング
本社     : 〒904-2234 沖縄県うるま市字州崎12-80
設立年月日  : 2005年6月
資本金    : 36,600万円
電話番号   : 098-982-1116
FAX番号    : 098-982-1117
会社URL    : http://www.limousine-hearse.com/
主たる事業内容: リムジン車両製作・販売 ならびに特殊車両の製作・販売

*詳しくは、関連資料を参照してください。


■関連資料
・【2007年11月14日】“Newsweek日本版”の「世界が注目する日本の中小企業100社」に選ばれました。
・【2007年度】経済産業省の「元気なモノ作り中小企業300社 2007」に選ばれました。
・【2006年】リムジン製造へ高い評価をいただき5,000万円の出資を受けました。
・【2008年2月11日】フジテレビFNNスピークで「沖縄県うるま市・リムジン製造工場」が取り上げられました。
・【2008年12月6日】琉球新報「地場産業力 ものづくりの邦」の取材に掲載されました。
・【2009年2月4日】日本経済新聞「個性派企業ファイル」に掲載されました。
・【2009年3月10日】日経産業新聞online「ものづくり進化論」に掲載されました。

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