文庫書き下ろし時代小説の雄、佐伯泰英氏の作品が初の電子書籍化...

文庫書き下ろし時代小説の雄、佐伯泰英氏の作品が 初の電子書籍化。しかも期間限定・無料配信!

 株式会社文藝春秋(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:松井清人)は8月5日(金)より1週間、佐伯泰英氏の時代小説『御鑓拝借(おやりはいしゃく) 酔いどれ小籐次(一)決定版』の電子書籍版を、無料配信します。

『御鑓拝借』書影
『御鑓拝借』書影

 佐伯氏は「文庫書き下ろし時代小説」のパイオニアにして第一人者。1999年に始まった「密命」シリーズを皮切りに数々のシリーズを展開。作品数は18年間で220冊超、累計発行部数は5,700万部に達する、まさに国民的人気作家です。

 これまで佐伯作品の電子書籍版は販売されていませんでしたが、文藝春秋では初の電子書籍化、しかも期間限定で無料配信キャンペーンという異例の試みをおこないます。

 無料配信される『御鑓拝借』は、現在、文春文庫より「決定版」が刊行中の「酔いどれ小籐次」シリーズ第1巻。齢四十九の剣豪・赤目小籐次の爽快な活躍を人情味たっぷりに描き、竹中直人さん主演でテレビドラマ化もされた、大人気シリーズの幕開けを飾る作品です。全19巻のうち5巻が決定版刊行済であり、また、後継シリーズの「新・酔いどれ小籐次」も書き下ろし新作として刊行中です。

 今回は『御鑓拝借』のみの電子書籍化です。つまり、無料配信によって小籐次シリーズの面白さを知った読者に、決定版第2作『意地に候』以降の文庫版を手に取っていただくこと――紙書籍と電子書籍の相乗効果をはかることが、キャンペーンの狙いです。


【佐伯泰英さんのコメント】
「これまで時代小説に馴染みのなかった方がその面白さを感じ、書店で次の新たな一冊と出会ってくださる――。もし、今回の試みがそのきっかけとなるならば、作家として、これにまさる喜びはありません」


 文藝春秋では、今後も紙書籍、電子書籍双方の分野において、新たな挑戦を続けていきます。


■佐伯泰英プロフィール
さえき・やすひで 1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした小説を発表。99年、時代小説に進出。「密命」シリーズを皮切りに次々と作品を発表して高い評価を受け、〈文庫書き下ろし時代小説〉という新たなジャンルを確立する。著書に、「居眠り磐音 江戸双紙」「鎌倉河岸捕物控」「交代寄合伊那衆異聞」「夏目影二郎始末旅」「古着屋総兵衛影始末」「新・古着屋総兵衛」「密命」「酔いどれ小籐次」「新・酔いどれ小籐次」「吉原裏同心」各シリーズなど多数。


■書誌情報
著者:佐伯泰英
書名:『御鑓拝借 酔いどれ小籐次(一)決定版』の電子書籍版
配信期間:2016年8月5日(金)~8月11日(木) ※期間終了後は配信停止となります。
価格:無料
実施電子書店:Kindleストア、楽天kobo、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto、GALAPAGOS STORE他、電子書籍を販売している主要書店


*本リリースの添付画像はご自由にお使い下さい。

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