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    平成20年度「家づくりブログ(施主ブロガー)の意識及び 影響力等に関する調査」結果について(調査レポート:全32P)

     財団法人住宅都市工学研究所(所在地:東京都新宿区、代表:三澤 千代治)としあわせデザイン研究所(株式会社SDI、所在地:大阪府大阪市、代表:馬渕 裕嘉志)は、「平成20年度家づくりブログ(施主ブロガー)の意識及び影響力等に関する調査」を実施し、その結果を取りまとめましたので、お知らせします。  本調査は、施主による家づくりブログの傾向やそれが施主自身の家づくりの不安解消等に活用されている実態、ブログの読者数や建築事業者及び他のブロガーとのコミョニケーションの状況、更には住宅建築検討層への建築依頼先の選択や商談に与える影響度等について、人気ブログランキング上位のブロガーを中心とした約100名にアンケートを行い、家づくりにおけるブログの影響力全般の実態を調査することを目的に実施された、日本で初めての調査です。  長期にわたって、売り手側と買い手側の付き合いが続く家づくりの場合は、完成品に対する評価と合わせて、そのプロセスへの注目が集まります。その点で、ネットにおける口コミは、施主ブログの存在が大きいと言えるでしょう。そのような観点から、本調査は、住宅ビジネス関係者に、これからのマーケッティングや消費者とのコミョニケーションのあり方について、大きなヒントになると思われます。 【調査概要】 1.調査の対象と回答者数  建築家・工務店・ハウスメーカーで家を建てた(建築中)施主ブロガー 101名 2.調査の時期と実施方法  平成20年8月~9月 人気住宅ブログランキング上位の施主ブロガー等にメール等で依頼 3.調査項目  1 施主ブロガーのプロフィール(年齢・性別・在住地域分布・建築依頼先・現在の状況)  2 ブログを始めてからの期間  3 ブログの更新頻度  4 家づくりブログを始めたきっかけ  5 先輩施主ブログから受けた影響  6 ブログへのアクセス数  7 相互リンク数  8 ブログによる効果  9 ブログの影響力  10 アクセス数の多いブログの傾向   ・アクセス数別更新頻度/リンク数/建築依頼先の傾向とブログランキング/依頼先の種別   ・ブログランキング上位の傾向・人気ブログの具体的な事例・ブログコンテストの存在  11 施主ブロガーが参考にしているサイト  12 建築依頼先等からのアプローチの有無  13 施主ブロガーによるアドバイスサイト登録に関する参加意向  14 最近の建築法制度や税制等に対する関心度と理解度 4.調査結果概要(次頁) 「家づくりブログ(施主ブロガー)の意識及び影響力等に関する調査」結果(概要) (完成版(32P)は、末尾記載のホームページよりお申し込みください)  回答者のプロフィールに関して、男女比は、ほぼ半々。年代別では、30~34歳が最も多く35%で、施主ブロガーの中心的年齢層が明らかになった。地域別にみると、住宅着工数の分布との比較では、中部エリアが相対的に多かった。建築依頼先別では、ハウスメーカー47%・工務店43%・建築家10%の順で、建築依頼先の社名を公開しているのは、64%と過半数を超えていた。  施主ブロガーの状況では、現在、建築中なのか入居しているのか、その年数などを聞いたが、建築中の家づくり日記で終了している人より、入居済みのブロガーの方が多いと言う結果となった。  家づくりブログを始めたきっかけについて、94%のブロガーが「自分の家づくりの記録を残すため」と回答しており、さらに、半数を超える53%のブロガーが「他の施主の参考になるように」、28%の人が「他の家づくりブログに触発されて」と回答した。  一方、自分が先輩施主ブロガーから受けた影響に関しては、「特になし」との回答はわずか数%。約60%の人が、「建築専門知識の理解」と「家づくりにおけるモチベーションの維持や心の支え」と答えた。「プランの決定」や「事業者とのコミュニケーションの円滑化」、「建築依頼先の選定」も20~30%程度の回答を得た。  これを裏付けるように、ブログによる効果として感じているものは、「特になし」との回答は数%にとどまり、80%以上が「他の施主との交流」と回答し、続いて71%が「自分の家づくりの知識強化」と答えている。他に、「建築依頼先への牽制機能」、「建築依頼先とのコミュニケーション強化」、「建築依頼先事業主以外の建築従業者との交流」も20~30%であった。  相互リンク数は、1ブログの平均リンク数は、建築事業者関係より、施主関係のサイトが7倍以上の12サイトと圧倒的に多く、施主ブロガー同士で積極的にコミュニケーションを取ろうとしていると推測できる。  施主ブロガーが家づくりの参考にしたサイトは、mixiのようなSNSや、ベネッセウイメンズパークのような掲示板など、双方向で他の施主とのコミュニケーションがとれるサイトが活用される一方、住まいの水先案内人やAll aboutなどのプロから専門的な知識を得られるようなものも活用されている。  施主ブロガーによるアドバイスサイトへの登録意向に関して、参加の意向を示した施主ブロガーは7割以上に上った。また、その際の報酬内容や水準については、金銭的な制約がない中で、自身のペースで参加したいと考えるブロガーが多かった。  最近の建築法制度や税制に対する関心度に関しても、併せて調査したが、名前を知っているのは、「建築基準法の改正」79%、「200年住宅」54%、「長期優良住宅の普及に関する法律」35%、「特定住宅瑕疵担保責任履行確保法」23%と多いが、内要を理解しているかどうかを尋ねると、「理解しているものはない」という回答が増え、半数から三分の一程度の認識に落ちてしまい、これらの施策が家づくりの意識の高い施主ブロガーであっても、理解されていないことが浮き彫りになった。 【お申し込み方法】 完成版(全32P):21,000円(税込) 概要版    :無料 お申し込みは、下記株式会社SDIのホームページからお願いします。 http://sdijp.com/report/ 【しあわせデザイン研究所および株式会社SDIについて】 社名   : 株式会社SDI 設立年月日: 平成20年4月1日 本社所在地: 〒532-0006 大阪府大阪市淀川区西三国1丁目7-7 レジダンス牧主310 代表者  : 代表取締役社長兼CEO 馬渕 裕嘉志(しあわせデザイン研究所代表) 資本金  : 400万円 社名について【SDIとは Solution by Design & Informationの略。デザインと情報により、ソリューションを提供するの意味をもつ。】 またシンクタンクである代表馬渕のブランド【しあわせデザイン研究所】のローマ字の頭文字でもあります。
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