『超薄型』『超軽量』~3m×2mの次世代超大画面フィルム型デ...

『超薄型』『超軽量』~3m×2mの次世代超大画面フィルム型ディスプレイの製品公開と事業提携について

篠田プラズマ株式会社(代表取締役会長兼社長:篠田 傳、本社:兵庫県神戸市、以下 当社)は、2009年5月7日に最新の製品を公開し新たな事業提携に関する記者会見を開催いたしましたのでご報告申し上げます。

SHIPLA(3m×2m)
SHIPLA(3m×2m)

                 記

1.製品公開・技術説明
当社で開発、製品化を行っております大画面ディスプレイ「SHIPLA(R)(シプラ)」は、プラズマディスプレイと同様の発光構造を持つガラスチューブとフィルム電極を用いるPTA(Plasma Tube Array)技術を用いた、全く新しいコンセプトの大画面、フィルム型ディスプレイです。
昨年10月のFPD international 2008において3m×1m(125型)を初公開し、ご来場の皆様方には大変ご好評をいただきました。
このたび、更に大画面化を進め、等身大表示が可能な3m×2m(145型)の製品化に目処を付けましたので、これを公開いたしました。


2.事業提携
当社では、これまで製造および販売に関する事業提携を進めて参りましたが、このたび新たに事業会社2社から、事業推進にご協力をいただくこととなりましたのでお知らせいたします。

ワイエイシイ株式会社とは、製造ラインの自動化に関する製造面でのパートナーシップを、伊藤忠商事株式会社とは販売面でのパートナーシップを結ばせていただき、其々同時にご出資をいただきました。
すでに事業提携をいただいている4社とともに、これら優良企業との強力なパートナーシップにより、製品化、販売ともに大きく加速され、より良い事業展開ができるものと考えております。


<今回の提携会社>
○ワイエイシイ株式会社(代表取締役社長:百瀬 武文、本社:東京都昭島市)
 出資額:5,000万円

○伊藤忠商事株式会社(代表取締役社長:小林 栄三、本社:東京都港区)
 出資額:5,000万円


<技術概要>
SHIPLA(R)(シプラ)は以下のような特徴と大きな可能性をもったディスプレイです。
「超薄型」   :表示フィルムの薄さ1mm
「超軽量」   :従来FPDの10分の1の軽さ
「曲面表示」  :曲面や円筒形の壁面にも設置可能
「省エネルギー」:消費電力は従来の大型ディスプレイの半分以下
「拡張性」   :1m×1mのモジュールをつないで大画面に拡張可能

<製品概要>
画面サイズ     :3m×2m(R=3m曲面)
ディスプレイフィルム:1m×1m×6面、重量7.2kg
画素数       :960(H)×720(V) (720p HDTV対応)
画素ピッチ     :3.2mm(H)×2.75mm(V)
消費電力      :800ワット(平均) 1,200ワット(最大)


<提携会社概要>
○ワイエイシイ株式会社
代表者  : 代表取締役社長 百瀬 武文
本社所在地: 東京都昭島市
設立   : 1973年5月
事業内容 : FPD製造装置、半導体製造装置の開発、製造、販売
資本金  : 2,756百万円(2008年4月1日現在)
URL    : http://www.yac.co.jp/

○伊藤忠商事株式会社
代表者  : 代表取締役社長 小林 栄三
本社所在地: 東京都港区北青山2丁目5番1号
設立   : 1949年12月1日
事業内容 : 総合商社
資本金  : 202,241百万円(2009年4月1日現在)
URL    : http://www.itochu.co.jp/main/


<会社概要>
篠田プラズマ株式会社
代表者 : 代表取締役会長兼社長 篠田 傳
所在地 : 兵庫県神戸市中央区港島南町4丁目6-7
設立  : 2005年6月27日
資本金 : 144,292,123円(2009年4月1日現在)
従業員数: 57名(2009年4月1日現在)
URL   : http://www.shi-pla.com/

                                 以上

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