拓殖大学名誉教授 井尻千男氏の遺稿著作集、啓文社書房から発売...

拓殖大学名誉教授 井尻千男氏の遺稿著作集、 啓文社書房から発売  - 歴史にとって美とはなにか~宿命に殉じた者たち -

株式会社啓文社書房(所在地:東京都千代田区、代表:漆原亮太)は、拓殖大学名誉教授であり「週刊新潮」「日本経済新聞」でコラムニストとして活躍した井尻千男著『歴史にとって美とは何か~宿命に殉じた者たち』(発売:有限会社啓文社)を、全国の書店、Amazon.co.jpを始めネット書店で発売しました。

表紙カバー・帯
表紙カバー・帯

詳細URL        : http://kei-bunsha.co.jp/archives/33
Amazon.co.jp販売ページ: http://www.amazon.co.jp/dp/4899920113/


■概要
「日本人が太古から試みてきた国づくりの精神史をいまこそ再点検せねばならない。それが国づくりにおける「宿命の戦略」というものだ。さいわいこの国には長い歴史がある。」(序章より)
2015年6月3日に世を去った井尻千男氏が亡くなる直前まで著していた未発表・単行本未収録の論文のうち、「歴史とその精神史」をテーマに編んだ遺稿評論集です。
メタフィジカル・ヒストリー(形而上の歴史)をひたすら希求し、歴史における「正統性」「美」を追究した井尻歴史学が詰まった1冊です。


■本作の内容
・序章「普遍と固有の相剋」

・第1部「醍醐帝とその時代」
 『古今和歌集』を編纂し、遣唐使廃止に関わった醍醐天皇をテーマに、「国語と時代精神」を描きます

・第2部「日米開戦やむなし~歴史の宿命について~」
 「日米開戦は歴史の宿命だった」という視点から、近代史を眺めます

・第3部「甦る正統性~美神を求めた中国革命家たち」
 なぜ蒋介石も汪兆銘も故宮博物館の宝物を求めたのか?「革命と正統性」の関係に迫ります


■本書概要
判型  :A5版上製
ページ数:320ページ
定価  :本体2,000円+税
ISBN  :978-4-89992-011-3
発行  :株式会社啓文社書房
発売  :有限会社啓文社
発売日 :2016年5月23日(全国の書店、ネット書店にて発売中)


■著者紹介
井尻千男(いじりかずお)
1938年山梨県生まれ。立教大学卒業後、日本経済新聞社入社。文化部に勤務し、読書コラム「とじ糸」「活字のうちそと」などコラムニストとして活躍。編集委員を経て拓殖大学日本文化研究所長に就任。「昭和精神史」と「都市社会学」を講ずる。2010年より同大学名誉教授。2015年6月、膵臓癌にて死去。著書に『自画像としての都市』(東洋経済新報社)『劇的なる精神 福田恒存』(日本教文社)『明智光秀』(海竜社)ほか多数。


■会社概要
商号  : 株式会社啓文社書房
代表者 : 漆原亮太
所在地 : 【編集部】東京都千代田区神田錦町3-7-2 東京堂錦町ビル904号
      【本社】東京都江戸川区南小岩6-10-5
設立  : 2007年
URL   : http://kei-bunsha.co.jp/

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