地元商店や飲食店が地図上で広告できるポータルサイト「クローバ!」がプレオープン

　株式会社エリアネット(所在地：神奈川県横浜市、代表取締役：東海林 正道)は、地域密着・参加型ポータルサイト、街の情報ステーション「クローバ!」( http://clova.jp/ )を2009年2月25日にオープンする。このサービスは、同社と複数の新聞販売店や協賛企業が参加している地域向け互助サービス「sin-haiさぽーと倶楽部」の一環として提供される。

街の情報ステーション

　古くから地域性を重視してきた新聞販売店を、その街の情報ステーション的な位置付けをし、各種サービスや情報提供などをインターネットを通じて発信していくもので、株式会社カルコム(所在地：神奈川県横浜市、代表取締役：荒木 重光)と有限会社アール・イー(所在地：神奈川県横浜市、代表取締役：大久保 和彦)の2社が協賛企業としてサイトの企画・運営を行っていく。

　「クローバ!」のサイト構成としては、トップページ、ミドルレンジ、エンドマップという3段階の構成となっており、言わば、「全国ページ」「都道府県市区町村ページ」「街、駅周辺マップページ」という形式でピラミッド型の構成を取り、オープンに向けては東京・神奈川の2都県で合計180ページ程度の地域ページを用意する。この地域ページには大小様々な情報を掲載可能で、動画や音声も地図上にマッピングして掲載する事ができる。

　180ページある駅や新聞販売店を中心としたこれらのページは「自分の街を見る」感覚で利用してもらう事が狙いで、その街の商店や飲食店、小売企業などは「地元の人に発信したい自店、自社の情報」を掲載する事ができる。また、これらの掲載は基本無料なので、商店や企業にとどまらず、地域のサークルや活け花教室などの広告・告知、一般の地域居住者は「ペットがいなくなった」「困ったことがある」「家庭教師募集」などの情報も掲載する事が可能となっている。さらに、これらの情報は同社に直接連絡(電話・WEB)するか、新聞販売店が協賛している地域では、販売店に問い合わせる事でも反映される。例に挙げると、スーパーマーケットなどは地図上で店舗位置をマッピングし、活気ある動画を撮影し地図上で再生されることで、よりターゲットを絞り込んだ戦略が組めるなど、メリットも大きい。

　「クローバ!」は事業戦略に「ブルー・オーシャン戦略」を取り入れる事で無駄を省き、安いサービス提供を念頭に置いている(基本掲載料は永久無料)。なお、例に挙げた動画の掲載や、より詳細がわかる枠になると有料のプラン選択が必要だが、それでも月額3,000円というコストで済む。上級プランは今後拡大過程で増設していくが、月額3,000円プランと永久無料プランにアクセス制限や格差は生じない。それは、地元の商店が有効活用でき、気軽に街の活性化に役立てて行ける様に配慮した部分と、街という細かなセクターに分ける事で、「無駄に広告を売らない」ポリシーがそこに存在する。

　街の情報ステーション「クローバ!」では2月25日のオープンに向け、プレオープン中も情報の掲載を商店、企業、一般から募集している。また、今後は有料掲載の店舗や企業に対し、「地域活性」や「街に人を呼ぶ」をコンセプトに、「新しいタイプの商工会」をイメージしたスタイルで、利得のある互助サービスも展開して行く予定である。オープン当初は東京・神奈川にウエイトを置いてサービスを開始するが、地図は全国対応なので、広告の申出などにより地域ページを全国各地に随時設置していく予定である。


【会社概要】
名称　　： 株式会社エリアネット
所在地　： 神奈川県横浜市中区扇町3-8-4 ビッグヴァン関内ビル4階
代表者　： 代表取締役 東海林 正道
資本金　： 1,600万円
従業員数： 20名
取扱業務： インターネットを利用した情報提供、人材紹介・派遣業、
　　　　　 通信販売業、コンサルティング業務、広告代理業 等
URL　　 ： http://www.area-net.info/
　　　　　 http://sin-hai.com/
　　　　　 http://clova.jp/