3/11(水)学生約23,000人の安否確認メール実証実験 近畿大学東大阪キャンパス

    2015年3月6日 14:15

    近畿大学(大阪府東大阪市)は、平成27年(2015年)3月11日(水)東大阪キャンパスにて、大規模災害に備えた図上訓練として「災害対策本部訓練」を実施します。また、訓練の一環として、東大阪キャンパスに在籍する学生約23,000人に一斉メールを配信し、その返信によって安否を確認する実証実験を行います。

    【本件のポイント】

    ●教職員らによる災害対策本部訓練を行い、災害時の初動体制、指揮系統を再確認
    ●当日、学生約23,000人に対し、一斉メールの送受信による安否確認の実証実験を実施
    ●返信数から学内情報ネットワークの普及率と学生の意識を調査し、防災対策に生かす

    【安否確認メール実証実験】

    学生の安否確認は災害時において非常に重要ですが、本学のような大規模大学の場合、学生全員に電話をかけることはタイムラグの問題もあり現実的ではありません。そこで、学内情報ネットワーク「近大UNIPA(ユニパ)」を活用して学生全員に一斉メールを配信し、学生からの返信によって短期間に安否を確認するシステムを導入しました。今回の実証実験によって「近大UNIPA」の普及率を調査し、防災対策を強化するうえでの指標とします。

    ■メール発信 : 平成27年(2015年)3月11日(水)11:00
    ■ 対   象 : 近畿大学東大阪キャンパスに通う大学院生、学部生 約23,000人
            (大学院、法・経済・経営・理工・建築・薬・文芸・総合社会・短期大学部)
    ■ 集計方法 : 配信直後から近大UNIPA (ユニパ)上で安否状況をリアルタイムに自動集計
    ■ 目   的 : 学内情報ネットワークの普及率調査と安否確認システムの周知

    【災害対策本部訓練】

    平日授業中、大阪府中部を震源とする震度6強の地震発生を想定。災害対策本部において、初動対応として的確な行動、情報収集・整理、指示ができるか図上訓練による検証を行います。

    ■日   時 : 平成27年(2015年)3月11日(水)10:00~12:30
    ■場   所 : 近畿大学東大阪キャンパス(大阪府東大阪市小若江3-4-1)
    ■参 加 者 : 理事長を本部長とする災害対策本部の構成員(教職員) 約35人
    ■目   的 : 災害対策本部での実施業務と各構成員の役割の確認