ホエールウォッチングシーズン到来!小笠原にザトウクジラが帰ってきた!

    2019年11月27日に母島で、28日には父島で今年初のザトウクジラが観察されました!小笠原諸島では12月から5月のゴールデンウィーク頃まで、ホエールウォッチングが楽しめます。

    サービス
    2019年12月11日 10:00
    ザトウクジラのブリーチング
    ザトウクジラのブリーチング

    今年もホエールウォッチングのシーズンが到来!

    2019年11月27日に母島で、28日には父島で今年初のザトウクジラが観察されました。
    小笠原ではザトウクジラが出産、子育てのために北の海から、毎年この季節に戻ってきます。
    もう、何年も連続で観察されているクジラもいます。
    12月から5月初旬までがホエールウォッチングの季節となります。
    実は、小笠原は、1988年に日本で初めてホエールウォッチングツアーが行われた場所なんです。

    船からのホエールウォッチング
    船からのホエールウォッチング

    陸からもホエールウォッチングができる!?

    小笠原でのホエールウォッチングは、もちろん船からも行いますが、小高い丘の上からも観察できるほど、多くのクジラがやってきます。
    父島ではウェザーステーション展望台、母島では御幸之浜や鮫ケ崎展望台が有名です。
    ウェザーステーション展望台では、2月から4月のおがさわら丸入港後に、小笠原ホエールウォッチング協会の職員がクジラの陸上観察会を行っています。

    ウェザーステーション展望台 写真提供:小笠原ホエールウォッチング協会
    ウェザーステーション展望台 写真提供:小笠原ホエールウォッチング協会
    鮫ケ崎展望台 写真提供:梅野ひろみ
    鮫ケ崎展望台 写真提供:梅野ひろみ

    ホエールウォッチングツアー

    船での観察はより近くでクジラを観ることが出来ます。ブローと呼ばれる噴気を見つけ、船でそっとクジラに近づきます。小笠原では自主ルールが決められていて、クジラから100m以内には近づけません。しかし、クジラの方から船に興味をもって寄ってくる場合もあります。
    小笠原生まれのクジラは、子供のころからウォッチングのボートを見慣れているのかもしれません。
    運が良ければ船の下をくぐっていくクジラやブリーチング(ジャンプ)を近くで観られるかもしれません。

    船上からのホエールウォッチング
    船上からのホエールウォッチング
    ホエールウォッチング
    ホエールウォッチング

    2月~4月がベストシーズン

    12月初めから5月初めまでが、例年ホエールウォッチングのシーズンですが、ベストシーズンは2月から4月となります。この時期はクジラの数も多く、船のウォッチングツアーに参加すれば、何頭ものクジラを観ることが出来ます。(野生動物なので100%ではありません)親子クジラが泳ぐ姿を観るにはオススメの時期です。
    また、この時期はトレッキングにも適していて、固有植物が多く観られる森を歩きながら、小高い丘から「トレッキング&ホエールウォッチングツアー」を楽しみに、多くの観光客が訪れます。
    この冬の旅行先は、暖かい小笠原で大自然を感じる旅はいかがでしょうか?

    トレッキング
    トレッキング

    情報

    小笠原でのホエールウォッチング関連記事
    http://bit.ly/38nTfAr

    小笠原ホエールウォッチング協会
    http://www.owa1989.com/

    すべての画像

    ザトウクジラのブリーチング
    船からのホエールウォッチング
    ウェザーステーション展望台 写真提供:小笠原ホエールウォッチング協会
    鮫ケ崎展望台 写真提供:梅野ひろみ
    船上からのホエールウォッチング
    ホエールウォッチング
    トレッキング
    ホエールウォッチングシーズン到来!小笠原にザトウクジラが帰ってきた! | 小笠原村観光局