万国のサポーターを通して、それぞれの国のいまと、社会のいまを見てみよう『聞き書き 世界のサッカー民』2022年11月14日に発売

    スタジアムに転がる愛と差別と移民のはなし

    サービス
    2022年11月2日 11:10

    株式会社カンゼンは、文筆家・イラストレーターの金井真紀最新刊『聞き書き 世界のサッカー民 スタジアムに転がる愛と差別と移民のはなし』を11月14日より発売いたします。

    世界中に、こうやって週末を過ごしている人がいるんだ。その人たちはみな試合が終わったらそれぞれの持ち場に戻り、がんばったりサボったりよろこんだりあきらめたりしながら日々の営みを続けていくんだ。と想像するとキュンとなる。
    (本書「はじめに」より)

    『聞き書き 世界のサッカー民』書影
    『聞き書き 世界のサッカー民』書影

    万国のサポーターを通して、それぞれの国のいまと、社会のいまを見てみよう

    世界に散らばるサッカー民のはなしをじっくりと聞けば、それぞれの国のいまと、社会のいまもじんわりと見えてくる。ザ・武闘派、日系ブラジル人、障害者、イスラム女性、パブの荒くれ者、クルド人、LGBTQ+など、スタジアムに転がる愛と差別と移民のはなしを、文筆家・イラストレーターの金井真紀が聞き書きする。

    サンプルページ

    銃弾が飛び交う国境の街で ――子どもを支援するサッカー教室
    銃弾が飛び交う国境の街で ――子どもを支援するサッカー教室
    私は自転車に乗るし、姪はスタジアムに行く ――女性が抑圧されている国で
    私は自転車に乗るし、姪はスタジアムに行く ――女性が抑圧されている国で
    クルドの「ナショナルチーム」が北欧に!? ――移民コミュニティの夢
    クルドの「ナショナルチーム」が北欧に!? ――移民コミュニティの夢

    もくじ

    『聞き書き 世界のサッカー民』もくじ
    『聞き書き 世界のサッカー民』もくじ

    はじめに

    敵に背を見せるな!
    ――団地の不良を率いる武闘派サポーター
    ●ティノさん イタリア/フィオレンティーナ

    おばあちゃまの煮しめとフェジョアーダ
    ――日系移民の応援人生
    ●クラウジオ遠藤さん ブラジル/パウメイラス

    かつて黒人リーグと白人リーグがあった頃
    ――アパルトヘイトの記憶
    ●サンディレ・ムティムクールさん 南アフリカ/カイザー・チーフス

    イスラム男子の礼儀正しい大騒ぎ
    ――女人禁制の応援団に潜入する
    ヌルル・ハク・アンダー・ラムリさん マレーシア/ジョホール・ダルル・タクジム

    番外編その一
    マレーシアサッカー界を支える芝の達人
    ●廣井功一さん 日本

    銃弾が飛び交う国境の街で
    ――子どもを支援するサッカー教室
    ロヘリオ・マレス・エスカレーラさん メキシコ/UANLティグレス

    私は自転車に乗るし、姪はスタジアムに行く
    ――女性が抑圧されている国で
    ●ゴルロフ・アスキャリさん イラン/ペルセポリス

    父ちゃんはピッチで、息子はパブで熱くなる
    ――ロンドン荒くれサッカー史
    ●ジョー・ブロードフットさん イングランド/アーセナル

    クルドの「ナショナルチーム」が北欧に!?
    ――移民コミュニティの夢
    ●ミラン・フィスリさん スウェーデン/ダルクルド

    番外編その二
    戦場のボールとノーベル平和賞と
    ●ムシャガ・バケンガさん ノルウェー・コンゴ民主共和国

    イワシ対ワセリン
    ――経済危機とギリシャ・ダービー
    ●コスタス・バラファスさん ギリシャ/パナシナイコス

    スタジアムでレインボーフラッグを振る日
    ――性的少数者の応援団
    ●アンパロ・ラマダさん スペイン/バレンシアとバレンシア・フェミニーノ

    車椅子席でモツ煮込み
    ――Jリーグと障害者の30年
    ●稲田康二さん 日本/鹿島アントラーズ

    毎日がスーペルクラシコ
    ――ブエノスアイレスの恋するふたり
    ●マリナ・ペニャスさんとゴンサロ・フィルゲイラ・ゴトゥッゾさん アルゼンチン/ボカ・ジュニアーズとリーベル・プレート

    おわりに

    プロフィール

    金井真紀(かない・まき)
    1974年生まれ。テレビ番組の構成作家、酒場のママ見習いなどを経て2015年より文筆家・イラストレーター。著書に『酒場學校の日々』(皓星社)、『パリのすてきなおじさん』(柏書房)、『サッカーことばランド』(熊崎敬との共著、ころから)、『虫ぎらいはなおるかな?』(理論社)、『マル農のひと』(左右社)、『世界のおすもうさん』(和田靜香との共著、岩波書店)、『戦争とバスタオル』(安田浩一との共著、亜紀書房)、『世界はフムフムで満ちている』(ちくま文庫)ほか。

    書誌情報

    書名:聞き書き 世界のサッカー民 スタジアムに転がる愛と差別と移民のはなし』
    ISBN:978-4-86255-668-4
    著者:金井真紀
    ページ数:224
    判型:四六判
    定価:1,870円(本体1,700円+税)
    出版社:カンゼン
    発売日:2022年11月14日

    11月、12月は金井真紀さんの新刊が続々刊行!

    『日本に住んでる世界のひと』(2022年11月19日に大和書房より発売)、『おばあちゃんは猫でテーブルを拭きながら言った ~世界ことわざ紀行~』(2022年12月13日に岩波書店より発売)

    【この件に関する問い合わせ先】

    株式会社カンゼン
    営業部
    担当:伊藤真
    TEL:03-5295-7723
    MAIL:ito@kanzen.jp

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    銃弾が飛び交う国境の街で ――子どもを支援するサッカー教室
    私は自転車に乗るし、姪はスタジアムに行く ――女性が抑圧されている国で
    クルドの「ナショナルチーム」が北欧に!? ――移民コミュニティの夢
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