改善!ダメージヘア。艶髪を手に入れるためには?

    キューティクルと言う言葉。誰でも聞いたことがあると思います。 髪にとって大切なものなのですが、どのような役割を果たしているのでしょう。

    2020年6月28日 10:00

    キューティクルって?

    キューティクルは毛表皮とも言い、その字の通り毛髪の表面を覆っている部分です。
    MEAと呼ばれる脂質でキューティクル自体も覆われており、根元から毛先に向かってウロコ状に重なり合っています。
    一枚の細胞はとても薄いもので、約6~8枚の細胞が密着して層を作り、髪内部のコルテックスやメディキュラといった部分を守り、髪に艶を与えています。
    つまり鎧のようなものですね。これがキューティクルの役割です。

    キューティクルは硬い反面、もろくて摩擦に弱いといった特徴があります。
    なので毎日のシャンプーや無理なブラッシング、スタイリング時の摩擦などで、めくれ上がったり、剥がれてしまう等、傷つきやすい性質があるのです。

    こうしてキューティクルの表面が傷つき滑らかでなくなると、ますます毛髪はツヤが低下、傷みやすくなっていきます。
    また髪の毛は毛先ほど傷みやすいです。枝毛はキューティクルがほとんど剥がれ落ちてしまっている証拠でもあるのです。

    髪のダメージは最小限に

    キューティクルが髪の内部を守っていることがおわかり頂けたと思います。
    このキューティクルは、ヘアカラーやブリーチ、パーマを繰り返し行ったりすると、もちろんダメージを受けます。また太陽光に長時間さらされたりしてもダメージを受けるのです。

    特にヘアカラー、ブリーチ、パーマといった薬品は髪の内側にもダメージを与えます。
    髪の内側の繊維と繊維を結びつけている化学的な結合を切断し、髪の機能を弱めてしまうのです。
    弱った髪は脂質やタンパク質といった髪に必要な成分を髪内部にキープすることが出来ず、シャンプー時にこれらが流れでてしまいます。

    ヘアカラーをした後に髪のゴワつきやパサつきを感じたことはありませんか。
    これは脂質やタンパク質が流出してしまったことを証明しており、髪の内部に空洞が出来てしまっているのです。
    こうして髪の内部に空洞が多くなると、ツヤが低下しはじめ、見た目もなんとなく白っぽいような褪せた感じになります。

    髪には自己修復機能がないため、一度傷めると自然に元通りとはいきません。
    ヘアダメージを受けてから改善するよりも、ヘアダメージを受けないようにお手入れをし、健康な髪を維持する事をこころがけましょう。

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