「動画」を使った広報活動について
企業の情報発信の手段としてプレスリリースを活用されている企業は多いかと思いますが、最近では動画を活用した情報発信をする企業も増えており、新たな手法として注目を集めています。 そこで本記事では、動画を使った広報活動に着目し、メリットやデメリットなどご紹介していきます。

近年は動画を使ったSNSでの情報発信が盛ん

SNSでの情報発信は必須

これまでSNSといえば文章や画像を中心とした投稿が中心でした。 しかし、2018年から日本でTikTokが流行りだすと、動画を使った投稿が多く見られるようになりました。 その後、Instagramでは「リール」、従来動画投稿が主だったYouTubeでもショート動画専用の「YouTube Shorts」などが開始され、いずれも閲覧数アップに貢献しています。

動画で情報を発信するメリット

この動画投稿の流れは企業アカウントでも同様で、うまく宣伝に使おうとする企業が増えています。 そのメリットは以下の通りです。

視覚的に分かりやすい

商品の説明をする場合、静止画や文章のみよりも動画のほうが視覚的にわかりやすく、情報も入ってきやすいです。 文字で伝えたい内容も、テロップにすることで視聴者に伝わりやすくなりますし、特に動画は視覚だけではなく聴覚にも訴えかけることができるため、多くの視聴者の印象に残りやすくなります。

SEOの評価が高くなる

Googleでは、検索上位にするサイトについて「ユーザーにとって価値のあるコンテンツ」であることを重視しています。 そして動画はユーザーに求められ、価値の高いコンテンツであると認識・評価しており、SEOで高い評価を受けやすいのが特徴です。 さらにGoogleはWeb全体の動画コンテンツをユーザーが見つけられるようにすると公表しており、キーワードによっては、Googleのアルゴリズムにより検索結果の上位に動画コンテンツが表示されることも多くなっています。 そのため、動画をWebサイトなどに設置することで、上位表示される可能性が高くなるでしょう。

コンバージョン率が高まる

動画活用は、サイトのコンバージョン率(アクセス数のうち成果につながった割合を示す数値)も増やしてくれます。 コンバージョン率のアップは、商品の売上やサービスの申し込みが増えたということを示しています。 商品やサービスを紹介する動画を設置することでイメージや理解が深まり、購入や申し込み、資料請求といった行動へとつなげることができるのです。

動画投稿はハードルが高い?

とはいえ、知識やノウハウがなくSNSに苦手意識のある企業にとって、動画投稿というのは特にハードルが高いでしょう。 文字情報だけだと文章の推敲のみで済みますが、動画となると撮影や編集というものがどうしても必要になってきます。 では、一般的なSNS動画はどのように作られているのでしょうか?

一般的なSNS動画はどうやって作られているのか?

では、それぞれのショート動画について、大まかな流れを解説していきましょう。

リール(Instagram)

まずInstagramのリールですが、大まかな工程は以下の通りです。
  1. Instagramでリール作成画面を開き、「カメラ」を選ぶ
  2. 音源・エフェクト・レイアウト・長さ(15秒・30秒・60秒・90秒)・撮影速度(3分の1倍から4倍まで)などをタップし、自分好みの条件を選ぶ
  3. 撮影を開始する
  4. 撮影後、カバー写真やキャプションなどを付け加える
  5. 投稿する
また、リールには「テンプレート」という機能もあります。これは他のユーザーのリールで参考にしたいものを選び、自分の画像や動画に置き換えてリールを作成するという機能です。 主な工程としては以下の通りです。
  1. Instagramでリール作成画面を開き、「テンプレート」を選ぶ
  2. 「おすすめ」や「トレンド」の中からテンプレートを選ぶ
  3. 「メディアを追加」をタップし、指定された枚数分だけ好きな写真・動画を選択する
  4. プレビューで確認し、投稿する
流行に乗ったおしゃれなリールが作りたい場合は、まずテンプレートを使って作るのもよいでしょう。

TikTok

TikTokについては、すでに撮影した動画を使いたい場合と、その場で撮影したい場合でやり方が異なります。 すでに撮影した動画を使いたい場合は、
  1. TikTokアプリ中央下の「+」をタップ
  2. 画面下右側の「アップロード」をタップ
  3. カメラロールから投稿したい動画や写真を選択
  4. 動画のBGMを選び、動画の長さを調整
  5. 動画に編集を加える
  6. キャプションやハッシュタグを追加して投稿
その場で撮影をする場合は、
  1. TikTokアプリ中央下の「+」をタップ
  2. 画面下中央の赤い丸ボタンをタップ(テキスト・写真・15秒・60秒・10分から選択)
  3. 動画の撮影が完了したら、画面下右横にあるチェックマークをタップ(動画内で何回かに分けたい場合は中央の赤い丸ボタンをタップして一時停止にする)
  4. 撮影した動画に編集を加える
  5. キャプションやハッシュタグを追加して、投稿
という手順となります。

YouTube Shorts

YouTube ShortsもTikTok同様、すでに撮影した動画を使いたい場合と、その場で撮影したい場合でやり方が異なります。 すでに撮影した動画を使いたい場合は、
  1. YouTube アプリ画面下部にある「+」をタップし、「動画をアップロード」をタップ
  2. アップロードしたい動画を選択
  3. 「ショート動画として編集」をタップし、動画の中から切り抜きたい場合は当該部分を切り抜いたり、サウンドやテキストをつける(すでに編集している動画を上げる場合は不要
  4. キャプションやハッシュタグを追加して、投稿
その場で撮影をしたい場合は
  1. YouTube アプリ画面下部にある「+」をタップし、「ショート動画を作成」をタップ
  2. カメラ画面になったら、撮影時間を15秒か60秒で選択し、赤い丸ボタンをタップ
  3. 動画の撮影が完了したら、画面下右横にあるチェックマークをタップ(動画内で何回かに分けたい場合は中央の赤い丸ボタンをタップして一時停止にする)
  4. 撮影した動画に編集を加える
  5. キャプションやハッシュタグを追加して、投稿
となります。 リールの90秒、TikTokの10分と比べ、60秒と短いので、動画の長さには注意しましょう。 またパソコンからも投稿できますが、その場合はタイトルか概要欄に「#shorts」というタグを入れないと、ショート動画ではなく通常動画と認識されてしまいます。

    @Press/NEWSCASTの動画生成機能とは

    引用:SNSへの拡散もできる ニュースリリース・プレス 現代ではかなり重要な意味を持つSNS動画ですが、上記で説明した通り、やはりどの動画でも音楽や編集は不可欠なので、素材の準備や編集作業が面倒だという企業の担当者の方もいらっしゃるでしょう。 そこでこの度@Press/NEWSCASTにおいて、配信されるすべてのプレスリリースに標準機能として動画生成される機能がリリースされました。 これはプレスリリース配信と同時に、タイトルと添付画像を使用し、自動で動画生成してくれる機能です。 お申込時および承認依頼時に動画生成希望された会員様に、生成動画を30秒程度の短尺動画として会員ページに納品いたします。 さらに、納品した動画はmp4としてダウンロード可能ですので二次利用も可能です。 対象は@Pressの全利用会員およびNEWSCASTのすべてのプランの方で、追加料金は必要ありません。 ※添付画像が1枚の場合は動画生成不可、画像サイズが極端に小さい場合なども動画生成できない可能性があるのでご了承ください。 引用:プレスリリース動画|@Press @Pressにおいて実際にリリースされた動画はこちらのページに掲載されています。 編集などの知識がなくても大丈夫なので、気になる方は是非チェックしてみてください!

    さいごに

    本記事では、SNS動画を使った広報事例をご紹介しました。 動画は現代における広報活動の中でも非常に重要な位置を占めるようになってきましたが、全ての企業がコンスタントに動画を作成できるわけではありません。 動画を作る人員を割けない、ノウハウがないといったことでお悩みの方は、@Press/NEWSCASTで生成された動画を二次利用されてみてはいかがでしょうか? 関連記事
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