マクニカ、JICA実証事業に参画し、ASEAN地域で自社開発ソリューション「ANTERAS ASM」の有効性について高評価を獲得

    ~未把握の外部公開資産や脆弱性の発見、ゼロデイ脅威への迅速な対応支援を実現~

    その他
    2026年7月23日 10:00

     株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、以下マクニカ)は、独立行政法人国際協力機構(以下JICA)が推進する「全世界(広域)ASEAN・インド太平洋地域におけるサイバーセキュリティ分野官民連携強化に係る情報収集・確認調査」の一環として実施された実証事業に参加し、ASEAN地域において、自社開発ソリューション「ANTERAS ASM(旧:Macnica ASM)*」によるPoCを実施した結果、従来把握されていなかった外部公開資産や脆弱性を発見するなどの成果が確認され、組織のサイバーリスク低減に資するソリューションとして評価されたことを、本日発表いたします。

    ■背景 
     近年、ASEANをはじめとする開発途上国では、ランサムウェア攻撃や重要インフラを標的としたサイバー攻撃、個人情報漏洩などのサイバーリスクが深刻化しており、国家レベルでのサイバーセキュリティ能力の強化が重要な課題となっています。こうした状況を受け、日本政府及びJICAは、ASEAN・インド太平洋地域におけるサイバーセキュリティ能力の向上と国際連携の強化を推進しています。その一環として、JICAは、グローバル・アジェンダ「自由で安全なサイバー空間の実現」のもと、同地域におけるサイバーセキュリティ分野の調査・実証事業を展開しています。
     「ANTERAS ASM」は、マクニカセキュリティ研究センターの知見を活用した独自開発のAI駆動型ツールに加え、必要に応じてエキスパートによる調査も行うことで、正確かつ網羅的な調査を実現する、自社開発ソリューションです。お客様自身が把握できていないドメインや野良サーバなど、海外拠点を含む資産を洗い出し、攻撃者の動向を踏まえた独自のリスク指標を提示することが可能です。これまで海外拠点の対応をしてきた実績と知見が評価され、本実証事業にて「ANTERAS ASM」が採用されました。

    ■実証事業の概要・結果
     本実証事業では、ASEANの政府機関及び重要インフラ事業者を対象に、「ANTERAS ASM」を活用したPoCを実施しました。対象組織が保有する外部公開資産の発見・可視化及び高リスク資産の評価を行った結果、未把握の外部公開資産や潜在的なリスクの検出・可視化、管理の妥当性検証、ゼロデイ脅威への迅速な対応支援に有効であると評価されました。

    ・未把握の外部公開資産及びリスク可視化
     政府機関については、これまで把握していなかった外部公開資産の発見に加え、複数の重要度の高いリスクを検出し、攻撃対象領域の可視化と、優先的に対応すべきリスクの特定に有効であることが確認されました。

    ・ゼロデイ脅威への迅速な対応支援
     実証期間中に発生したゼロデイ脅威に対して、迅速なアラート通知と影響資産の特定を行いました。新たな脅威に関する情報提供を通じて、早期警戒やリスク低減における脅威インテリジェンスの価値と、インシデント発生前の早期対応の有用性が評価されました。

    ・現地のデータ保護規制への適合性
     OSINT(公開情報)を活用したアプローチにより、個人情報を取り扱うことなく調査を実施できるため、現地のデータ保護規制への適合性について高い評価を得ることができました。

     これらの結果から、「ANTERAS ASM」はASEAN地域をはじめとする海外環境においても、有効なソリューションであることが評価されました。

    ■今後の展望
     今回の実証事業を通じて、政府機関や重要インフラ事業者といった高度なセキュリティ要件が求められる環境においても、本ソリューションの有効性が評価されました。マクニカは、本実証事業で得られた知見と成果を活かし、ASEAN地域をはじめとする海外市場において、ASMを中核とした事業の展開を加速していきます。今後、日本国内のみならずグローバル市場においても、企業や組織のサイバーセキュリティ強化に貢献してまいります。

    *:ANTERAS ASMとは
     マクニカは、2021年6月、日本でいち早く自社開発のASMソリューションの提供を開始しました。ANTERAS ASMは、マクニカセキュリティ研究センターの知見を活用した独自開発のAI駆動型ツールに加え、必要に応じてエキスパートによる調査も行うことで、正確かつ網羅的な調査を実現しています。お客様自身が把握できていないドメインや野良サーバなど、海外拠点を含めた資産の洗い出しが可能となり、攻撃者の動向を考慮した独自のリスク指標に基づき、リスクの高い資産から効果的に対処をすることができます。
     なお、本ソリューションは2026年5月27日より「Macnica Attack Surface Management」から「ANTERAS ASM」へ名称変更しています。
    詳細はWebサイトをご覧ください。
    URL:https://www.macnica.co.jp/business/security/manufacturers/anteras/asm.html

    【製品に関するお問い合せ先はこちら】
    株式会社マクニカ ANTERAS担当
    TEL:045-476-2010
    E-mail:sec-service@macnica.co.jp

    ※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカ及び各社の商標または登録商標です。
    ※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご承知ください。

    株式会社マクニカについて

    マクニカは、半導体、サイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取り扱う、サービス・ソリューションカンパニーです。世界33か国/地域100拠点で事業を展開、50年以上の歴史の中で培った技術力とグローバルネットワークを活かし、AIやIoT、自動運転など最先端技術の発掘・提案・実装を手掛けています。
    マクニカについて:www.macnica.co.jp

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