ハイパーギア、デジタル複合機用低価格PDF/OCR変換サーバを発売

    サービス
    2008年12月18日 09:30

    ソフトウェア開発の株式会社ハイパーギア(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役:本田 克己)はデジタル複合機(コピー機)のスキャン機能を用いて、大量の紙文書を自動的に検索可能なテキスト付きPDFに変換したり、OCR変換するサーバソフトを開発し、発売します。高精度のテキスト変換を実現しながら、複合機からのスキャンデータに限定することにより、1サーバあたり、281,400円(税込)から102,900円(税込)と従来に比べて1/2以下の価格(当社比)で提供できるようになりました。
    これにより、オフィスの複合機のスキャン機能を活用して、大量の紙文書の電子化を効率よく実現できます。検索テキスト付きPDFはWindowsなどの標準のエクスプローラなどの検索機能や、多くの検索ソフトで直接検索できます。
    またQRコード認識機能により、ファイル名を自動設定したり、フォルダーへの自動仕分けを行うなど自動電子化フローが実現できます。
    QRコード付きスキャンシートを生成するQRコード生成ツールも添付しています。


    「HGPscanProシリーズ 複合機用PDF/OCR変換サーバ」の特長

    ●複合機のスキャン機能により、検索可能なテキスト付きPDFに自動変換
    複合機によるスキャン動作だけで、電子化された大量の紙文書を自動的にOCR変換しても文字情報を取り出し、検索可能なテキスト付きPDFに変換できます。
    パソコンのOCR変換ソフトを利用するのと異なり、自動的に行われるので、パソコン上の操作が不要です。また、サーバ型のソフトウエアなので、複数の複合機からでも、一台の本ソフトウエアでPDF/OCR変換できるので経済的です。
    HGPscanProシリーズは、最上位機種のHGPscanServPlusと同じ、最新で高精度なOCR認識エンジン、QRコード認識エンジンを用いています。

    ●QRコードによる自動電子化フローを実現
    複合機による電子化では、意味のあるファイル名の付与、格納フォルダーの指定などがパネル操作ではたいへん繁雑でしたが、予め、ファイル名や、格納先フォルダーの情報をQRコードにしたスキャンシートをスキャンする紙文書に付与することにより、ファイル名の正確な自動設定、ファイルの自動仕分けを簡単に実現することができます。

    ●高圧縮カラーPDF変換
    通常1ページあたり、1~2Mバイト以上にもなるカラー印刷物などのスキャンデータをJPEGなどの方法にくらべ1/10程度に小さく圧縮できる高圧縮カラーPDF生成機能をもっています。

    ●ハイパーギア独自のPDFファイル配布制限機能
    パスワード保護、印刷禁止などの標準のPDF暗号化機能はもちろん、指定した年月日まで、あるいは、変換した日から一定期間のみ閲覧可能な「有効期限付PDF」や、指定した共有フォルダやURLからのみ閲覧可能で、クライアントにダウンロードしたり、メールに添付して送付したりすると見られなくなる「ダウンロード禁止PDF」などのファイル配布制限付PDFを簡単に作成することができます。これらは認証サーバなどが不要で、オフライン環境でファイルベースでの運用や情報システム部門などがない中小オフィスなどでの運用も可能です。

    ●文書管理システムへの自動登録機能(imagio/ApeosWareFlowService版)
    さらにリコー製複合機対応版である、imagio版では、QRコードから取得した情報を、CSV形式で出力可能。リコー製複合機連動ソフトである、エージェントエグゼによりRidocDocument Serverに書誌事項等の自動登録が可能になります。
    また、富士ゼロックス製複合機対応のApeosWare FlowService版では、QRコードから取り込まれた属性(キーワード)情報は、文書管理システムに連動して、ArcSuiteやDocuShareなど文書データベースへの自動登録を可能にします。

    ●PDF/OCR変換に限定した安価なBASIC版を用意
    リコー製複合機対応のimagio版、富士ゼロックス製複合機対応のApeosWare Flow Service版では、QRコード認識機能、PDF配布制限機能を削除して、税抜価格10万円以下という低価格のBASIC版サーバソフトも用意しました。

    ●動作環境
    <コントローラ>
    CPU :Pentium4 2GHz以上推奨
    RAM :512MB以上 1GB以上推奨
    DISK:300MB以上 ワークエリアとして1GB以上推奨
    USB :1ポート占有します
    O/S :WindowsXP Pro/Windows Server2003/Vista/Server2008
       (すべて32bitのみ)

    ●価格
    ・HGPscanPro5.1
     281,400円(税抜 268,000円)
     1サーバライセンス
     1QRコード生成ツールライセンスを含む
     すべての複合機ベンダーのデジタル複合機に対応します。

    ・HGPscanPro for ApeosWare Flow Service 5.1
     260,400円(税抜 248,000円)
     1サーバライセンス
     1QRコード生成ツールライセンスを含む
     富士ゼロックス社製複合機に対応します。
     富士ゼロックス社の複合機連携ソフトウエアのApeosWare Flow Serviceプラグインとして動作します。

    ・HGPscanPro for ApeosWare Flow Service 5.1 <BASIC>
     102,900円(税抜 98,000円)
     1サーバライセンス
     富士ゼロックス社製複合機に対応します。
     富士ゼロックス社の複合機連携ソフトウエアのApeosWare Flow Serviceプラグインとして動作します。
     QRコード認識機能、PDF配布制限機能はありません。

    ・HGPscanPro for imagio 5.1
     260,400円(税抜 248,000円)
     1サーバライセンス
     1QRコード生成ツールライセンスを含む
     リコー製複合機に対応します。

    ・HGPscanPro for imagio 5.1 BASIC版
     102,900円(税抜 98,000円)
     1サーバライセンス
     リコー製複合機に対応します。
     QRコード認識機能、PDF配布制限機能はありません。


    ●出荷開始時期
    2008年12月26日(金)
    (HGPscanPro for ApeosWare Flow ServiceはBASIC版とも2009年1月16日(金))

    ●販売目標
    初年度 500本(シリーズ合計)

    ●特別キャンペーン
    低価格商品群の発表に伴い、更に特別キャンペーンとして2008年3月31日納入分まで、以下の特別価格で提供させていただきます。
    ・HGPscanPro 5.1
     定価 281,400円 → 特別価格 218,400円(税込)

    ・HGPscanPro for ApeosWare Flow Service 5.1
     定価 260,400円 → 特別価格 207,900円(税込)

    ・HGPscanPro for imagio 5.1
     定価 260,400円 → 特別価格 207,900円(税込)


    ※Apeos、ApeosPort、ApeosWare Flow Service、ArcSuite、DocuShareは富士ゼロックス株式会社の商標、商品名です。
    ※imagio、エージェントエグゼ、RidocDocument Serverは株式会社リコーの商標、商品名です。


    <会社概要>
    社名  : 株式会社ハイパーギア
    所在地 : 埼玉県さいたま市大宮区櫛引町1-72-2 HANAビル
    代表  : 代表取締役 本田 克己
    資本金 : 8,350万円
    設立  : 1991年11月
    URL   : http://www.hypergear.com
    事業内容: 電子文書、デジタル複合機連携ソフトウェアの開発

                                     以上

    カテゴリ
    テクノロジー
    シェア
    FacebookTwitterLine

    配信企業へのお問い合わせ

    取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら。
    プレスリリース配信企業に直接連絡できます。

    株式会社ハイパーギア

    株式会社ハイパーギア