ジボダン社、2016年度第1四半期売上高の実績を発表~プラス...

ジボダン社、2016年度第1四半期売上高の実績を発表 ~プラス成長を達成し、幸先の良いスタートをきる~

ジボダンジャパン株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:ファブリツィオ・ラホ)は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニー、ジボダン社(スイス)グループの2016年度第1四半期の売上高が、1,152百万スイスフラン(前年度比5.6%増)になったと発表しました。為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースでは前年度比5.8%の増加となりました。 

代表取締役社長 ファブリツィオ・ラホ
代表取締役社長 ファブリツィオ・ラホ

今年度のジボダン社は、お客様からの信頼をもとに、新しいビジネスを獲得し続けることにより、勢いに乗った良いスタートをきることができました。比較的低調に推移した2015年度業績に対し、当第1四半期はプラス成長を達成しました。

ジボダン社の2020年に向けた中長期の目標は、利益と責任のある成長を通じて、さらなる価値を創出することです。2011年度から2015年度にかけて成果を上げた戦略を基にお客様と共に成長すること、卓越した商品サービスを提供すること、パートナーと成功を共に分かち合うことを、3つの戦略的な柱としています。

意欲的な財務目標はジボダン社の戦略の土台となるものです。市場の成長を上回る4-5%の売上高増と、12-17%の対売上高フリーキャッシュフローを目標に掲げています。この2つの目標値は、当社の5カ年計画(2016-2020)における平均値です。ジボダン社はまた、財務目標のひとつである配当について、現在の配当を維持してまいります。


■フレーバー部門
フレーバー部門の売上高は591百万スイスフラン(前年度比3.4%増)となりました。為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースでは3.5%の増加となりました。

アフリカや東ヨーロッパなどの高成長市場の経済は厳しい状況にありましたが、フレーバー部門は大きく成長しました。売上高は、アルゼンチン、ブラジル、インド、インドネシアなどの高成長市場における新規ビジネスの獲得と既存事業の拡大、および日本、韓国、北米といった成熟市場の堅調な業績がプラスに作用しました。飲料、スナックおよびスイーツ分野も全体的な事業の拡大に貢献しました。

地域別では、アジア太平洋地域の売上高は為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースで6.7%の増加となりました。高成長市場は、インド、インドネシア、タイにおける好調な新規ビジネスの獲得と既存事業の緩やかな成長により拡大しました。オセアニアは前年度並みでしたが、成熟市場でも、北アジアにおける新規ビジネスの獲得が業績の拡大に寄与しました。新規ビジネスの獲得と既存事業の拡大により、飲料、乳製品、スナックおよびスイーツのすべての分野で成長が見られました。

ヨーロッパ、アフリカ、中東における売上高は、これら地域の厳しい経済環境により、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースで3.0%の減少となりました。

ラテンアメリカの売上高は為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースで17.2%の増加となりました。アルゼンチン、ブラジル、コロンビア、ウルグアイは高い伸びを示したものの、メキシコにおける売上高の減少とベネズエラで続く困難な経済環境により相殺されました。

北米の売上高は為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースで3.2%の増加となりました。2015年度の好調な業績を背景に、新規ビジネスの獲得と既存事業の拡大による、乳製品分野の二桁成長とセイボリーおよびスナック分野の安定した一桁成長が業績に寄与しました。


■フレグランス部門
フレグランス部門の売上高は561百万スイスフラン(前年度比8.1%増)で、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースで8.3%の増加となりました。インデュケム社を含めた現地通貨ベースでの成長率は9.5%でした。2015年8月31日に買収したインデュケム社の売上高は、2016年度第1四半期において6.1百万スイスフランとなりました。

フレグランス系の複合製品(ファインフレグランスと家庭用品の合計)の売上高は、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースで9.5%の増加となりました。スイスフランベースの複合製品の売上高は、2015年の450スイスフランから2016年度は483スイスフラン(前年度比7.4%増)となりました。

ファインフレグランスの売上高は、新規事業ビジネスの獲得と、既存事業の縮小レベルが比較的小規模に留まったことにより、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースで10.1%の増加となりました。高成長市場における成長は主としてラテンアメリカが牽引しました。成熟市場では、北米の二桁成長が、休日の販売低迷により影響を受けた西ヨーロッパの売上高の低下をカバーしました。

家庭用品の売上高は、高成長国の二桁成長と成熟市場の堅調な拡大により、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースで9.3%の増加となりました。

フレグランス販売と化粧品原料の売上高は、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースで1.1%の増加となりました。


■ジボダン社について:ジボダン社は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーです。食品・飲料・家庭用品・香水のメーカーなどと密に連携し、世界各地のお客様に喜んでいただける味と香りを開発しています。お客様の嗜好を把握したいという情熱と、革新的製品へのあくなき探求心を基に、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーとして「engage your senses (あなたの感性を魅了する) 」フレグランスとフレーバーを創り出してきました。2015年の売上高は4,396百万スイスフランに上ります。ジボダン社はスイス本社のほかに、80を超える地域に拠点を構え、従業員も全世界で9,500名を超えます。ジボダンジャパン株式会社は1973年の設立以来、数十年にわたり日本で事業を展開しています。ジボダン社の詳細は、 https://www.givaudan.com をご覧ください。

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