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    内閣府総合科学技術・イノベーション会議(CSTI) 革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)

    脳を健康にする製品・サービスを科学的に発掘する 「Healthcare Brainチャレンジ」 実証トライアル結果を発表

     内閣府 総合科学技術・イノベーション会議(CSTI) 革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)「脳情報の可視化と制御による活力溢れる生活の実現」(プログラム・マネージャー:山川 義徳)は、「Healthcare Brainチャレンジ」において、応募アイデアの実証トライアルを行いました。  「Healthcare Brainチャレンジ」は、脳の健康促進の観点から、非医療分野の製品やサービスに関する革新的なアイデアを幅広く募集し、実際に脳の状態を計測する実証トライアルを公開し、その提案内容が脳の健康に与える影響について科学的観点から評価する活動です。活動初年度である2015年度は、一次選考として応募の中からアイデアの革新性や脳科学的可能性の観点から12件の入選アイデアを選んでいます(10月8日発表)。  今回実施した実証トライアルに向けては、入選アイデアの中で実生活での運用可能性等も踏まえ、優れた5件としてパプリカキサントフィル(江崎グリコ株式会社・一般財団法人生産開発科学研究所)やビール苦味成分(キリン株式会社)、オフィスストレッチ(コクヨ株式会社)や臨床美術(凸版印刷株式会社)、カラーレンズ(東海光学株式会社)を選定しました。実証トライアルでは、5つのアイデア全てにおいて約一カ月の実証活動に全参加者が継続して参加できたことから、それぞれ実生活での無理ない取り組みであることが示されました。また、得られた脳情報の解析を進めた結果、加齢による低下傾向を示す脳の健康指標に対して、実証トライアル前後で脳の容積の増加や神経繊維の増強の影響が示唆され、商材ごとに異なる結果が得られました(図参照)。  今後さらなる開かれた研究開発を通じて、それぞれの商材に対して適切な期間、適切な個人を最適化していくことによって、脳の健康維持・増進が期待できると考えています。 図:実証トライアルに選ばれたアイデアとその結果 https://www.atpress.ne.jp/releases/92934/img_92934_1.jpg ※ 今回の実証トライアルの詳細については以下の説明資料をご覧ください。 ・参考資料1(Healthcare Brainチャレンジ取り組みの説明資料) https://www.atpress.ne.jp/releases/92934/att_92934_1.pdf ・参考資料2(実証トライアル参加企業の紹介) https://www.atpress.ne.jp/releases/92934/att_92934_2.pdf ※ 今回の発表は、各アイデア30名の活動前後の脳情報の変化を科学的に解析し、その結果を公開したものです。それぞれの効能を本プログラムとして認証するものではありません。継続的に或いは方法を追加して、検証と解析を行うことが期待され要請されることは言うまでもありません。 ※ 今回評価の指標とした「脳の健康指標」は、脳情報の産業応用活性化に向けて、関連する科学的知見や検証を踏まえ本プログラムが研究開発を進めているものです。今後のチャレンジやプログラムの研究開発の成果を活用することで、確からしさや利便性の向上に努め、広く利用されるものとなるよう進めてまいります。 ※ 本プログラムの最新の情報は山川プログラム公式ホームページ( http://www.jst.go.jp/impact/hp_yamakawa/ )をご覧下さい。
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    脳を健康にする製品やサービスを広く発掘する 
第3回「BHQチャレンジ」アイデア募集を3月1日開始
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第3回「BHQチャレンジ」アイデア募集を3月1日開始

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    内閣府 革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)

    2017年2月23日 16:00

    脳を健康にする製品・サービスを科学的に発掘する
「BHQチャレンジ」実証トライアル結果を発表
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「BHQチャレンジ」実証トライアル結果を発表

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    内閣府 革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)

    2017年2月23日 15:00

    ロボットとの会話の難易度を定量化するための
新たな脳解析手法を提案
~対話ロボットを用いて脳の活性化を目指す~
    ロボットとの会話の難易度を定量化するための
新たな脳解析手法を提案
~対話ロボットを用いて脳の活性化を目指す~

    ロボットとの会話の難易度を定量化するための 新たな脳解析手法を提案 ~対話ロボットを用いて脳の活性化を目指す~

    株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)

    2017年2月3日 16:00

    脳の健康を促進する為の革新的なアイデアを5件採択!
「2016年度Brain Healthcareチャレンジ」入選アイデア発表
    脳の健康を促進する為の革新的なアイデアを5件採択!
「2016年度Brain Healthcareチャレンジ」入選アイデア発表

    脳の健康を促進する為の革新的なアイデアを5件採択! 「2016年度Brain Healthcareチャレンジ」入選アイデア発表

    内閣府 革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)

    2016年12月20日 15:00

    ニューロテイラーメイドの実現を目指すウエアラブル型
「視覚評価用脳波計システム」を設計開発
~プロトタイプの試作機をCEATEC JAPAN2016に展示~
    ニューロテイラーメイドの実現を目指すウエアラブル型
「視覚評価用脳波計システム」を設計開発
~プロトタイプの試作機をCEATEC JAPAN2016に展示~

    ニューロテイラーメイドの実現を目指すウエアラブル型 「視覚評価用脳波計システム」を設計開発 ~プロトタイプの試作機をCEATEC JAPAN2016に展示~

    東海光学株式会社、生理学研究所、株式会社ミユキ技研、科学技術振興機構(JST)、内閣府政策統括官(科学技術・イノベーション担当)

    2016年9月29日 11:00

    脳による操作は体による操作よりも
ロボットへの適応力が高いことを発見
~脳の活性化・健康維持に寄与への応用に期待~
    脳による操作は体による操作よりも
ロボットへの適応力が高いことを発見
~脳の活性化・健康維持に寄与への応用に期待~

    脳による操作は体による操作よりも ロボットへの適応力が高いことを発見 ~脳の活性化・健康維持に寄与への応用に期待~

    株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)、科学技術振興機構(JST)、内閣府政策統括官(科学技術・イノベーション担当)

    2016年9月23日 11:00