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    フジヤマとATR-Trekが 字幕の自動スポッティングシステムを共同開発

    サービス
    2016年2月29日 17:30

    株式会社フジヤマ(本社所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:吉井 順子、以下 フジヤマ)と株式会社ATR-Trek(本社所在地:大阪市淀川区、代表取締役社長:深田 俊明、以下 ATR-Trek)は、音声認識技術(注1)を応用し、字幕のインタイムとアウトタイムを自動で抽出する自動スポッティングシステムを共同開発いたしました。

    自動スポッティング概要図
    本システムは、フジヤマが提供する2SDS(Secondary data Synchronous Distribution System)の管理画面より、自動スポッティング機能としてご利用頂けます。

    近年、動画コンテンツにおける多言語化及び、動画情報の言語バリアフリー化の需要は高まっており、字幕制作を効率的に行えるソリューションが求められています。これまでは字幕を作成する際、動画に字幕が表示されるタイミングの指定は、人が耳で聞いて発話箇所を指定するか、音声波形を確認して指定していました。
    本システムは、字幕フォームにしたテキストデータを用意することで、音声認識により字幕が表示されるタイミング(INのタイムコード)・字幕が消えるタイミング(OUTのタイムコード)を自動で抽出することを実現した、字幕作成支援システムです。
    本システムを、観光案内・企業紹介・セミナー・マニュアル・取扱説明の動画など、ナレーターやレポーターで構成された動画における、日本語字幕作成、日本語版から多言語字幕作成の支援システムとして活用していただくことで、作業効率を大幅に改善しコスト削減に繋げることが可能となります。

    今後、フジヤマとATR-Trekは、音声認識システムを活用した字幕制作ツールの提供を通じて、2020年に向けて拡大する多言語化ニーズに貢献してまいります。

    (注1)株式会社ATR-Trekの音声認識技術の一部は、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下 NICT)が保有する音声認識の研究成果、及びNICT民間基盤技術研究促進制度により、株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)が受託したプロジェクト「大規模コーパスベース音声対話翻訳技術の研究開発」の成果を利用して、株式会社ATR-Trekにて製品化したものです。
    *その他、記載されている社名および製品名は各社の商標または登録商標の場合があります。


    ■2SDS (Secondary data Synchronous Distribution System)
    字幕制作・字幕配信管理システムの概要図
    https://www.atpress.ne.jp/releases/92904/img_92904_1.png

    ■自動スポッティングの流れ
    https://www.atpress.ne.jp/releases/92904/img_92904_2.png

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