【星のや竹富島】幻の食材“セミエビ”を使用した新メニュー登場!冬限定のディナーコースを提供開始|期間:2021年12月10日〜2022年3月19日

    サービス
    2021年10月29日 15:00

    各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。沖縄県・竹富島にある滞在型リゾート「星のや竹富島」では、2021年12月10日から2022年3月19日まで、料理コンセプト「島テロワール」のもと、島の天・地・人(天候・土地・人の営み)が織りなす冬限定のディナーコースを提供します。竹富島の冬は、気温も暖かく日差しも穏やかで、旬を迎える食材が多くある季節です。4年目となる今冬は、幻の食材といわれる「セミエビ」を使用した新メニューが加わります。冬の星のや竹富島でしか食べることのできないディナーコースです。

    幻の食材「セミエビ」を取り入れた今冬のディナーコース

    セミエビは温暖な浅海の岩礁やサンゴ礁に生息する海老です。名前の由来でもある蝉のような形をしている大きな体の中には、ぎっしりと身が詰まり、甘みが強いと言われています。漁獲量が少ないことから市場に流通することはほとんどなく、他の海老より美味とも言われ、幻の食材として知られている海老です。春から夏までの禁漁期間を終え、海水温度が下がったことでより身が引き締まった冬のセミエビを提供します。今冬の島テロワールは、島で親しまれている冬に旬を迎える食材を取り入れ、さらにセミエビを使用した新メニューを加えた、全8皿のディナーコースです。

    心地よい風を感じる「島風(しまかじ)アペロ」

    ディナーコースの始まりは、心地よい風が吹くテラスで提供するアペリティフです。命草(ぬちぐさ)のひとつであるシーショ(赤紫蘇)に、竹富島で祭事や行事の際に口にする泡盛と、塩を組み合わせたオリジナルのカクテルを楽しみます。ヤギのチーズを添え、泡盛酒粕を練りこんだちんすこうなど、2種の料理をカクテルとともに味わいます。風で草木がそよぐ音や虫の鳴き声、夕焼けから星空に移りゆく空の色など、竹富島の自然を体感しながら、その後に続くディナーコースへの期待感が高まる時間です。

    芋の3種の調理法

    島でかつて主食として食べられていた芋を、ヴァプール、フリット、ローストの3種の調理法で存分に味わう一品です。素朴な甘みを感じるヴァプールを、島で親しまれているアンダンスー(油みそ)とスプーンに添えたサワークリームとともに味わいます。次に、ラードの塩漬けで覆ったフリットで香ばしさと食感を、最後にローストで凝縮された芋の甘みと合わせたオレンジの香りや、ほのかな苦みの組み合わせを楽しみます。

    フォアグラとクブシミのポワレ イカ墨のリゾットと共に

    八重山の冬に旬を迎えるクブシミ、コウイカを大胆にフォアグラに合わせた料理です。フレンチの王道でもあるフォワグラを、お米を発酵して作った「やいま味噌」でマリネすることで濃厚な味わいに深い味噌の香りをまとわせました。相性のよいフォアグラとイカスミのリゾットの濃厚さに、甘酸っぱいたんかんのソースがアクセントです。

    セミエビの命草蒸し コンソメ添え

    冬の身が締まったセミエビを、長命草やグアバ茶、月桃茶をブレンドした命草の茶葉と蒸し上げます。茶葉に包まれたセミエビを程よく火入れすることで、素材の甘みやハリのある弾力を強く感じる一品です。ともに、殻からとったセミエビの旨味が濃縮したスープも提供します。貴重なセミエビを余すことなく堪能できます。

    「島テロワール」のディナーコース概要

    ■期間 :2021年12月10日~2022年3月19日
    ■除外日:2022年1月16~23日
    ■料金 :14,520円(税・サービス料込)
    ■予約 :公式サイト(https://hoshinoya.com/taketomijima/)にて夕食付宿泊プランを予約
    ■場所 :集いの館 ダイニング
    ■時間 :17:30~20:00
    ■備考 :メニューや食材の産地は仕入れ状況により変更になる場合があります。

    <参考>料理コンセプト「島テロワール」

    星のや竹富島では、2018年に料理コンセプト「島テロワール」のもと、冬限定のディナーコースが誕生しました。「テロワール」とは、フランスで生まれた概念のことで、ワインやコーヒー、お茶などの農作物を育てる際に影響する天候や土壌、土地、地形、歴史、人のことを言います。これらの様々な要素が組み合わさってテロワールが存在し、生産物の品質が決まるとされています。(*)
    竹富島は、珊瑚礁が隆起してできた周囲約9kmの小さな島です。竹富島にしかないテロワールがあり、年間平均気温24度という温暖な気候で育つ島の食材は本州とは異なるサイクルで、冬に旬を迎えます。星のや竹富島では、島の特徴的なテロワールで育った食材が旬を迎える冬に、島の天・地・人が織りなす美食を提供しています。
    (*)参考:『テロワールとワインの造り手たち ヴィニュロンが語るワインへの愛』作品社

    「島テロワール」コンセプトムービー:https://youtu.be/5bt89MKIWIk 

    竹富島のテロワール

    天候

    年間平均気温が24度、夏は平均30~31度前後、冬でも平均18度前後と、1年の気温変化が小さく、年間を通して温暖な天候です。島の畑では、太陽の光をたっぷりと浴びて命草や芋が育ちます。車エビの育成には、この竹富島の気温がもたらす海水温が最適と言われており、甘みが強いものが育つ理由になっています。

    土地

    竹富島の最大の特徴は、珊瑚礁が隆起してできた島であることです。山や川がない竹富島では、貴重な土を使って農業が営まれていました。芋は主食として、命草は健康を保つ薬草として島の方々の生活を支えてきました。また、海に土砂が流れ込まないため、綺麗なエメラルドグリーンの海が広がっています。この海で採れるもずくやアーサー(あおさ)、イカなどは今でも島の食卓に並ぶ海の恵みです。

    人の営み

    竹富島には3つの集落があり、約350人が暮らしています。珊瑚の石垣に赤瓦の屋根、白砂の道など沖縄の原風景が残る島です。約600年の伝統があると言われる「種子取祭(たなどぅい)」など、独特の文化も色濃く残っています。その背景にあるのは、「みんなで協力することこそ優れていて賢い」という意味の「うつぐみの精神」や、島の伝統文化を大切にする精神が謳われた「竹富島憲章」です。島の方々には、島の伝統と自然を守る強い信念が代々根付き、その信念により竹富島のテロワールは守られています。

    ■星のや

    「夢中になるという休息」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その土地の風土、歴史、文化が滞在時間を豊かにするものとしておもてなしに織り込み、訪れた人を日々の時間の流れから解き放ち、特別な非日常へいざないます。
    URL :https://hoshinoya.com

    ■星のや竹富島

    竹富島の東に位置する琉球赤瓦の集落「星のや竹富島」。約2万坪の敷地には、島内の家々と同じように「竹富島景観形成マニュアル」に従い、伝統を尊重して建てた戸建の客室、白砂の路地、プール、見晴台などがあり、小さな集落が構成されています。
    〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富/客室数:48室
    https://hoshinoya.com/taketomijima/

    <最高水準のコロナ対策宣言>

    【1】衛生管理
    星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
    ・チェックイン時の検温実施
    ・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
    ・館内各所に除菌用アルコールを設置
    ・全客室に手指消毒用アルコールを設置
    ・レストラン入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
    ・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
    ・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置
    ・館内での接客業務の際にマスクを着用
    ・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)
    ・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)
    ・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)

    【2】3密回避
    密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
    ・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化および混雑予測サービス実施(一部)
    ・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
    ・レストランの混雑状況を管理し、入店時間の分散化
    ・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施
    ・客室でのチェックイン対応(星のや・界)
    ・パブリックスペースへのCO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備
    ・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底

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