工学院大学附属中高で双方向型授業の研究報告会を実施 ~世界の教師Top10高橋教諭をはじめ本校教員の授業に多くの見学者~
2016.02.25 10:00
工学院大学附属中学校・高等学校(校長:平方 邦行、所在地:東京都八王子市)は、2016年2月17日(水)、「PIL・PBL型授業の公開と研究報告会」を開催しました。当日は、全国から約80名の教員や教育関係者の方が参加し、工学院大学附属中高が目指す21世紀型教育の理念と、その実現に向けた教育改革や本校の取り組みについて授業公開という形で報告しました。
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工学院大学附属中高の21世紀型教育
■ 解なき世界で活躍できるイノベイティブな挑戦者を育成、その授業・試験・評価
日本の若者は諸外国と比較して「自己肯定感」が低く、「やる気」がないとされていますが、世界に目を向け、積極的に社会に関わっていける「自信」を持った生徒を育てるためには、知識を暗記することに重きを置いた、正解主義を貫く講義型授業からの脱却が必要です。
そこで本校では、探求や思考のプロセスを重視した「双方向型」授業を実施。さらに、知識の詰め込みだけでなく活用する能力まで包括的に評価できる「工学院思考コード」の開発と、それを測る試験の作成を通し、主体的に学び世界に挑戦できる人材を育成する教育を行っています。
授業・試験・評価を一体として捉え、すべての面から改革を進めています。
■ 英国数社理、すべての科目で公開授業
世界の教師Top10に選出された高橋 一也教諭(※)をはじめ、本校の教員8名がPIL・PBL型の公開授業を実施。
参加者からは「21世紀型教育へのパラダイムシフトの実感を得た」「双方向授業の利点を充分に生かした授業で参考になった」「アクティブラーニングを実行する上で評価のポイントが理解できた」という声が寄せられ、本校の教育改革の可能性を実感してもらうことができました。
※高は正しくは「ハシゴダカ」
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