再生医療における施設エンジニアリングに関する業務提携

再生医療における施設エンジニアリングに関する業務提携

レジエンス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:村山 正憲、以下「レジエンス」)および千代田化工建設株式会社グループである千代田テクノエース株式会社(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役社長:山本寛、以下「千代田テクノエース」)は、再生医療における研究施設および実験動物施設の基本計画に当たって、レジエンスが所有する再生医療等製品開発の研究開発技術やノウハウ等と、千代田テクノエースが所有する研究施設・実験動物施設エンジニアリング技術やノウハウ等を相互に有効活用することで、新たな再生医療等製品の開発に必要な施設の整備を図ると共に、再生医療研究施設・実験動物施設のエンジニアリングに必要な最先端の実験ノウハウを取得することを目的として業務提携を行ないます。

レジエンスは再生医療等製品の開発において、ブタを用いた非臨床/前臨床試験を行うことでヒトへの外挿性の高いデータを取得し、上市成功確度の高いPOC(※1)を獲得することを基本方針としています。また、ブタを用いた実証試験の場を自社の製品開発に利用するだけでなく、受託試験サービスとしての展開を事業として計画しており、医薬品工場や研究施設のEPC(※2)業務実績が豊富な千代田テクノエースと提携することによって、最適な施設構築を図って行きます。

日本国内における実験動物は主にマウス・ラットなどの小動物が多く採用されており、ブタの採用は欧米に比べ遅れているのが実情です。しかしブタは生理学的、解剖学的にみてヒトとの類似性が高く、近年小型化され扱いやすくなってきていることからも、臨床を意識した実験モデル動物として最適です。
この様な状況を踏まえ、今後日本国内においても、ヒトへの外挿性の高いブタの活用が増大して行くと予想され、これに伴う施設エンジニアリング機会が増加するものと考えられます。


※1 Proof of Conceptの略。開発製品のアイデアや概念が実現可能なものか実証すること

※2 Engineering(設計), Procurement(調達) and Construction(建設)


<レジエンス株式会社>
代表者 : 代表取締役社長CEO:村山 正憲
所在地 : 東京都港区虎ノ門1-1-12 虎ノ門ビル3階
資本金 : 11億5,280万円(資本準備金含む)
事業内容: 再生医療製品の研究・開発、製造および販売
URL   : http://regience.jp/

<千代田テクノエース株式会社>
代表者 : 代表取締役社長:山本 寛
所在地 : 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目13番地
資本金 : 3億円
事業内容: 下記施設の建設に関する
      設計、施工、監理、調査、企画、コンサルティング、
      技術管理および技術指導
      1) 安全性研究施設/医薬品開発研究施設/
       実験動物施設などの研究施設
      2) 医薬品/化学品/
       電子材料などのファインケミカル製造関連施設
      3) ハイドロカーボン/機能性食品/
       医療器具などの製造関連施設及び各種産業施設
URL   : http://www.cta.chiyoda.co.jp

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